マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

赤松村秀

2018-06-20 14:08:08 | 戦国武将・戦国姫図鑑
赤松村秀
【諱】
村秀
【苗字】
赤松
【朝臣】

【生没】
1493年ー1540年
【父親】
赤松政則
【養父】
宇野政秀
【母親】
不明
【兄弟】
小めし(赤松義村正室)
【子息】
赤松政秀
【解説】
赤松政則の息子として生まれる。
父の死の当時、自身はまだ幼かったため一族から赤松義村を迎えて当主になったため。
家督を相続する事なく別家を立てる事になった。
家を継いだ義村の一文字をもらい赤松村秀を名乗る。
家を支えながら小寺氏や宇野氏と協力して浦上氏との抗争に貢献している。
47歳で病没している。
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第207話 宇宙軍と陸軍間の演習の始まり

2018-06-19 16:06:53 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
ラウラとメラルが会話してから翌日。
宇宙軍SVF-64アンサーズと陸軍第29飛行小隊と第30飛行小隊の演習予定日が来た。
滑走路にはアンサーズ所属のVF-1Pフレイヤバルキリーが駐機しており。
陸軍のヘリポートには2個小隊所属のVAH-1コマンチが駐機している。

ハルト「いよいよ模擬戦でありますな、桐原少佐」
新統合陸軍南米軍管区第29飛行小隊隊長.ハルト・F・早乙女.大尉

桐原少佐「君達がどのくらいの実力を持っているのか試させてもらいます。」

ハルト「ははははははは、VAHがVFに負けない程の実力を持っている事をしっかりお見せしますよ。」

桐原少佐「それは楽しみだ。」

茂人は対戦指揮官であり、全般の指揮を任されているハルト・F・早乙女大尉と会話した。
早乙女大尉もかなりの自信家であり・・・・・・
自分たちが運用しているVAHの性能についてVFに負けない程だと言う。

その言葉に茂人はこれは負けてられないと悟った。

ガブリエル「よぉオタンゴ。」
新統合陸軍南米軍管区第29飛行小隊隊員.ガブリエル・クルマーク.少尉

オタンゴ「なんだ・・・・・ガブ?」

ガブリエル「昨日からメラルの奴変わったな・・・・・」

オタンゴ「それか・・・・・・・」

オタンゴの同僚であるガブリエルがメラルが昨日から様子が違うと指摘した。
ガブリエルの問いを聞いたオタンゴはそれかと思った。

ガブリエル「なんだ反応が薄いな。」

オタンゴ「いや・・・・別に・・・・なっオードリー。」

オードリー「まぁそんなもんね。」

ガブリエル「なんだよ二人共、俺に隠し事でもしているのか?」

メラルの事に関して知っている二人の反応が冷めている。
そんな冷めている反応にガブリエルはぷんすかと二人の態度の若干怒る。

メラル「何を話題にしている!!ガブ」

ガブリエル「メラル・・・・・・」

メラル「私はいつも通りだ!!なんで私関連でオタンやオードが隠し事をしなくてはいけないのよ?」

ガブリエル「それは・・・・・・・・・」

メラル「私は至って普通いいね?」

ガブリエル「はい・・・・・」

メラルは自分の事を話題にされて大変ご立腹であった。
厳しい表情をしているメラルの表情を見たガブリエルは多少驚き後ろへ後退する。

自分を話題にされて結構立腹である。
そんなメラルの様子を見たオタンゴとオードリーは笑顔で見守る。

ラウラ「結構笑顔増えたわね。」

ロザ「確かに笑顔が増えたような感じがする、あのロザもかなり変わったわね。」

ラウラ「昨日散々と喋ったからね。」

ロザ「喋った?一体何を喋ったを喋ったの?」

ラウラ「それは秘密。」

そんなメラルの様子を見ていたラウラとロザ。
ロザは何故あんなに変わったのかと聞くとラウラはいろいろ喋ったといい。
一体何を喋ったのかロザはラウラは聞くがラウラは秘密と言う。

秘密と言われたロザは顔を膨らませ、若干怒った。
少しくらい教えてくれてもよかったじゃないかと。

吉野大樹「そろそろ出撃の時間だぞ、早く搭乗した方がいいぜ!」

ラウラ「分かっているわよ、今日の演習は凄く楽しみ♪」

ロザ「ラウラ、後で事の詳細教えてもらうからね。」

ラウラ「はいはい考えておくわ。」

ロザ「考えておくじゃない!!」

そろそろ出撃の時間になったのでラウラ達は愛機のある滑走路へ急ぐ。
それと同じようにオタンゴ達も自分達の愛機に乗り込み演習の準備をする。
愛機に乗り込むと各小隊が滑走路へ向けて移動を開始した。

これから演習が始まるラウラは胸をドキドキさせながら操縦桿を握る。

                     【管制塔】
陸軍基地の管制塔。
ここは陸軍輸送機やヘリのオペレートをする場所である。
ここで勤務しているのは第6統合運用群情報管制隊と呼ばれる部隊である。

エリシア「少佐、全機出撃準備に入りました。」
新統合陸軍南米方面軍管区第6統合運用群情報管制隊.エリシア・コーウェン中尉

アラン「そうか・・・・・・・VFは離陸後、所定ポイントを指示せよ!」
新統合陸軍南米方面軍管区第6統合運用群情報管制隊.アラン・コバール.少佐

エリシア「了解」

第6統合運用群情報管制隊指揮官アラン・コバール少佐は管制塔にいる部下に。
これから演習が始まるので各部隊に管制指示を行う。
ラウラ達は離陸の事だけではなく、戦うための指定位置の指示を行う。

ある程度の距離を取らないとフェアな勝負にならない。
両者に不利益がないようにならないようにしなくてはいけない。

お互いにルールに則らないと感情的にも良くないから。

カゴメ「私達は何のためにここにいるんでしょうね?」

劉夢華「まるで観客席にいるかのように。」

相沢美弥「ゼノビアちゃんもインメルマン中尉達もVF-1Gに乗って早期警戒機に乗っているし、これじゃあ私達いらない娘みたいじゃない。」

カゴメ達は管制部隊がいるのでまるでいらない娘みたいな扱いを受けていた。
アンサーズなどのアルタミラ組の中で3人だけ。
早期警戒部隊は皆飛び上がって行っている。

何のために呼ばれたんだか・・・・・・・・・・

カゴメ達は今の状況に不満に思ってしまう。
必要じゃなければ呼ばなくていいのにと。

「すいません、人手が足りないんですけど。」

カゴメ「えっ何?」

「少し手伝ってもらえませんですか?」

女性の警務官がカゴメ達に手伝ってもらえないかと聞いてきた。
ようは警備の仕事だろうと・・・・・・・・

相沢美弥「手伝ってもらえないか、まるで雑用係。」

劉夢華「別にいいんじゃない暇よりマシなんだからら。」

カゴメ「そうね。」

劉夢華「しっかりと頑張りますのでよろしくお願いします。」

結局雑用しかできないような感じになってしまった。
カゴメ達は何もしないよりかはマシだと思い了承する。
ベレー帽と警務官のMPの腕章を借りて、見物している兵士達の統制を行う。
カゴメと美弥を積極的にリードしていくのは元警務官の夢華。

カゴメ達もいろんな意味で大変であった。
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斎村政広

2018-06-18 14:00:23 | 戦国武将・戦国姫図鑑
斎村政広
【諱】
政広
【苗字】
斎村
【朝臣】

【生没】
1562年ー1600年
【父親】
赤松政秀
【母親】
赤松晴政の娘
【兄弟】
赤松広貞
赤松祐高
さこの方
【正室】
宇喜多直家の娘
【子息】
平位利貞室
伊藤新四郎室
済村右京
清(新免道貞室)
【解説】
赤松政秀の子として生まれる。
最初は赤松広秀であったが、一時避難する事になった際に逃れた佐江村から斎村と名乗った。
兄であった赤松広貞が死去すると家督を相続する。
本家である赤松義祐の家系よりも赤松氏の嫡流であったと言う。

織田信長の中国侵攻により羽柴秀吉に降伏。
その後羽柴秀吉配下として中国大返しで殿を務め。
賤ヶ岳の戦いや小牧・長久手の戦いなどで武功を挙げて但馬竹田城2万石の城主になる。
九州征伐や小田原征伐、朝鮮出兵に参戦。

関ヶ原の戦いでは西軍に属するが、石田三成が敗北すると東軍に寝返っている。
この時の焼き打ちが問題になり改易の末、自害させられている。
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赤松祐高

2018-06-18 13:51:12 | 戦国武将・戦国姫図鑑
赤松祐高
【諱】
祐高
【苗字】
赤松
【朝臣】

【生没】
1559年ー1615年
【父親】
赤松政秀
【母親】
不明
【兄弟】
赤松広貞
斎村政広
さこの方(足利義昭侍女/側室)
【正室】
不明
【子息】
赤松祐則
【解説】
赤松政秀の子として生まれる。
父の死後兄斎村政広と共に活動し、中国地方に侵攻した織田信長に降伏する。
半田山家鼻城1万石の大名になり、関ヶ原の戦いでは西軍に属するが東軍に寝返る。
しかし、兄が焼き討ちをした事が問題となり改易され自害。
自身は浪人した末、豊臣秀頼に仕えた。
大坂の陣に参加し、敗北後播磨に逃れるが。
池田利隆の兵に囲まれ、部下を助けるため自害した。

子息の祐則は帰農し武士を辞め、子孫は曽谷氏と称した。
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赤松政秀

2018-06-18 13:42:19 | 戦国武将・戦国姫図鑑
赤松政秀
【諱】
政秀
【苗字】
赤松
【朝臣】

【生没】
1510年ー1570年
【父親】
赤松村秀
【母親】
不明
【兄弟】
平井祐利
川島頼村
【正室】
赤松晴政の娘
【子息】
赤松広貞
斎村政広
赤松祐高
足利義昭侍女
【解説】
播磨龍野赤松一族の当主赤松村秀の子として生まれる。
本家赤松家から分かれた一族であり、浦上氏の家臣となっていた。
父の村秀は祖父で当主で赤松政則の庶子であると由緒正しき家柄である。
智勇に優れた人物であり本家赤松氏で義父である赤松晴政を保護し。
晴政の嫡男である赤松義祐を擁立している浦上政宗を討伐し。
赤松本家の復興に貢献している。

ただ嫡男であり義兄弟である義祐とは仲が悪く。
義父晴政が死去すると対立し、織田信長や足利義昭と同盟を結び争った。

浦上氏の同盟者でもあった小寺政職や浦上宗景.別所安治らとも対立。
小寺氏との青山・土器山の戦いで小寺家臣黒田孝高の策略で大敗し降伏。
翌年に浦上宗景の手の者に毒殺された。
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第206話 ラウラとメラル

2018-06-18 00:10:29 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
ラウラとメラルは女性の衛生兵のみ残され、二人きりになった。
正確に言えば病室には複数の患者と女性衛生兵が2名常駐している。
とは言えカーテンで遮られているので二人きりなのは間違いではない。

ラウラは病室の椅子に座りメラルと向き合う。
しばらく二人は沈黙を保ったまま・・・・・・・

そのまま過ぎようと思っていたが・・・・・・・・

メラル「ラウラ・・・・・お前は私を仲間だと言ったのは何故だ?何故私を庇った?」

ラウラ「同じ新統合軍の軍人だから言ったまでだよ。」

メラル「同じ新統合軍の軍人・・・・・・・」

ラウラ「それがおかしい方が異常なのよ。」

メラルから話しかけてきて。
何故自分を仲間であると言ったのかと自分を庇った理由を聞いてきた。
そのメラルからの問いにラウラはそのまま同じ新統合軍の軍人だと言う。

同じ新統合軍の軍人であるからと言うラウラの言葉にメラルは戸惑うが。
ラウラは呆れた反応をしてその言葉がおかしいのが異常だと言う。

メラル「私はお前なんかが嫌いだ!だから・・・・・・」

ラウラ「私もメラルの事が嫌い、とは言え傷つける程と言う事愚かじゃない。」

メラル「ぐっ・・・・・・・」

ラウラ「同じパイロットなのにそこで決着をつけないのは、軍人としてゼントラーディ軍軍人としての誇りを傷つけるだけ・・・・・・それ分かる?」

メラルとラウラはお互い嫌いである事を再認識する。
その再認識する際にラウラはメラルに傷つける行為を批難する。

同じパイロットでるのにそこで決着をつけずに。
軍人としてゼントラーディ軍軍人としての誇りを傷つけるだけだと。
ラウラと同じようにメラルも地球軍人としてゼントラーディ軍人として誇りを持っている。

そこを指摘され段々と弱気になっていく。

ラウラ「私はミリアが嫌いだった、でも傷つけてまで自分の名声を高める気はない。そんな事をしたら私は私でなくなってなくなってしまう。メラルはそれを感じないの?」

メラル「ぐ・・・・・・・・・・」

ラウラ「感じなかったら私は・・・・・戦士としてメラルを認めない。」

ラウラは今自分がメラルがナイフを取り出したり自分のパイロット生命を奪おうとした事に全て吐きだすかのように言う。

メラルがやった卑劣な行為を認めない。

それは今まで数々の可変戦闘機パイロットとして成長したから出来るラウラの言葉であった。
パイロットならばキチンと勝負の場で戦え。
ラウラはそう考えており、メラルのやった行為は認めたくない。

ラウラの言葉を聞いたメラルは考えを改めようと考えた。

自分がやっていた行為はゼントラーディ人の誇りを汚す行為だったと気がついた。
なんでもっと早くゼントラーディ軍時代から気がつかなかったのか・・・・
メラルはラウラにした行為を恥じた。

メラル「私は・・・・・・・・・」

ラウラ「明日の模擬戦であなた達の力を見たい、上が何のために私達宇宙軍がメラル達陸軍を教えるのか分からないけど。私を任せたいなら明日、私に全力でぶつかりなさい。」

メラル「・・・・・・・」

ラウラ「元気を見せてよ、勝ち気で嫌な感じがメラルらしくていいよ。」

メラル「ラウラ・・・・・・・・・」

ラウラ「私はまだメラルを信じているから。」

メラルはいろいろとラウラに言われて落ち込むがラウラは励ます。
ラウラはメラルの事を嫌いだと言っているが、根では嫌いではない。
同じゼントラーディ人であるし同胞であり新統合軍の軍人である。

同じ新統合軍の旗の下で戦う仲間であるのだから。

元気ではないメラルはメラルらしくない。
むしろ、元気で私に嫌みを言う程の元気を見せて欲しいとラウラは思った。

その方が自分の競争心に火がつく。

メラル「嫌な感じ・・・・・・・誰が嫌な感じだ!!」

ラウラ「そんな感じだよ、やっと元気が出たじゃない♪」

メラル「な・・・・・・・・・・・・・ん・・・・・うるさい・・・・・」

メラルはラウラに嫌な勝ち気で嫌な感じの方がらしいと言われると激怒する。
その激怒を見たラウラは笑顔になりそれがメラルらしいと言う。

ラウラの反応を見たメラルは戸惑うが恥ずかしがりながらうるさいと言う。

とは言えメラルからすればラウラの反応は悪い気はしない。
むしろそれがいいと感じてしまう。
今まで嫌な奴かと思ったけど、案外こうして話して見ると面白い奴だった。
オタンゴもそうだったが、実際に会うとモニター越しと違って印象が違う。

こうして会話したら自分が以前知っている人柄ではない・・・・
まったく違う人になる。

「衛生兵、メラル・フィロ准尉。もう退院できます。」

メラル「退院できる?」

ラウラ「よかったじゃん、私はここで失礼するよ。」

もう退院できる。
そう衛生兵から伝えられ、メラルはベッドから降りる。
ラウラはもう退院できるんだと判断し病室から出て指定された部屋に戻ろうとした。

そんなラウラの姿を見たメラルは・・・・・

メラル「私と話しないか?」

ラウラ「私はメラルの事嫌いなんだけどな。」

メラル「取りあえずでもいい、喋ろう・・・・・・ね。」

ラウラ「何よ急に・・・・・・・・エスケスタ・エスケスタ」

ラウラと一緒に喋らないかと言ってくる。
何か人が変わったかのようなメラルにラウラは戸惑う。

むしろこんなキャラクターだったのかと・・・・・・・・・
いろいろと考えた末、短めにラウラはどうするか考えた末。
一緒に喋ろうと言う事を決めた。

以前はモニター越ししか会話した事がなかったので、この機会に生身で会話しようかと考えた。

一体何を話すのかは分からないが、取りあえず話は聞くだけ聞いて見るとするか。
ラウラはそう決心しメラルと共に歩きだす。

メラル「うっ・・・・」

ラウラ「大丈夫?」

メラル「ひりひりするだけだ、問題ないぞ。」

ラウラ「そう・・・・・一応馬鹿は痛みを感じるんだね~」

メラル「馬鹿は余計だ、お前も馬鹿の一人だろうが。」

メラルはまだ痛む箇所がありひりひりする。
いくら明日の演習に支障がないとは言え、痛いものは痛い。
ゆっくり寝て、傷を治し明日の模擬戦に臨まなくてはならない。

ラウラはそんなメラルを見て笑顔であった。
案外、嫌な奴かと思ったけど可愛い所もあるんだなと思った。

オタンゴ「案外あいつも俺と同じパターンか。」

オードリー「メラルは素直な子ですからね、根は悪い子じゃないわ。」

オタンゴ「そんなもんだな。」

そんな様子をオタンゴとオードリーが見ていた。
以外に予想された事よりも微笑ましい光景であった。
オタンゴは自分とメラルが初めてであった事を思い出した。

最初は険悪であったが、最終的には仲良くなれた。
メラルは悪い娘ではない、根は素直でいい娘である。

気の軽いラウラとも悪そうに見えても以外にいいもんである。

オタンゴ「まぁいろいろと会話して、仲良くなってくれるのもベストだな。」

ラウラとメラルが今後仲良くなってもらいたいと祈るオタンゴ。
二人がこの短い間にどのくらい仲が良くなるのかは分からないが。
酒を酌み交わすような仲になってもらいたいと思った。

果たして今後どうなるかは分からないが。
いい関係になるのは間違いないだろうとオタンゴは予感した。
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第205話 新統合軍の旗の下の仲間

2018-06-16 23:55:13 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
医療室に運ばれたメラルはすぐさま診察した。

命に関わるような出血でもないく、暫くすれば退院できる。
更に言ってしまえば、明日の模擬戦には支障が無い。

とは言え・・・・・・・・・・

オタンゴ「メラルは准尉を斬ろうとしたが、乱闘で怪我をした?」

ラウラ「到底信じてもらいないけどさ」

オタンゴ「信じる、今日のメラルの様子がおかしかったからな。あんたを見てからな。」

オタンゴはラウラの話を信じてくれた。
事の詳細はメラルが気絶状態から回復してから聞く。

一体何が起きたのかを・・・・・・・・・

吉野大樹「乱闘か・・・やはり起きたな。」

ラウラ「あまりにも突然な事で・・・・・」

吉野大樹「だろうな、だが・・・・揉めても絶対正当防衛以上に手を出すな・・・・軍法会議における刑罰で済まない場合があるんだぞ。」

ラウラ「分かったわ」

今後はただでは済まない。
乱闘が起きたとしても正当防衛以上の事をしてしまったら軍法会議では済まされない。
これは大樹がラウラを脅しているのではなく実際の事を言っている。

下手をしたら殺害に及んでしまう可能性と障害を負わせる危険性があるのが理由。
この騒ぎが多いフォークランド周辺地域とラウラの性格からその危険性を高める。

とは言え同じゼントラーディ人でも事前に情報を確認していれば問題はない。
それを一体どう受け止めるかが大きな鍵である。

大樹からの言葉を聞いたラウラはそれを理解し今後気をつけようと思った。

しばらくして・・・・・

メラルが気絶状態から回復したので話を聞くため。
ラウラはオタンゴと共に医療室から運ばれた病室に向かう。
一体何故ナイフを取り出したのかと・・・・

メラル「ラウラ・ベルタリア・・・・オタンゴ・・・・・・」

オタンゴ「目が覚めたんだな、怪我の具合はどうだ?」

メラル「別に何ともないわ。」

病室に入るとメラルと女性の衛生兵がいた。
メラルはラウラの姿を見て驚くが、オタンゴの前なのかあの時のように殺気を放っておらず

至って普通の状態である。
それを確認したオタンゴはメラルに近づく。

オタンゴ「メラル・・・・」

メラル「何オタンゴ?」

オタンゴ「ラウラ・ベルタリア准尉と共に乱闘に巻き込まれた際にナイフを取り出したのは本当か?」

メラル「!?」

メラルに近づいたオタンゴはナイフを取り出したかどうかを確認した。
オタンゴの言葉を聞いたメラルは驚き、ラウラはその様子を腕を組みながら見守る。

気難しい顔をするメラル・・・・・・

メラル「・・・・・・・事実よ。」

ラウラ「メラル・・・・」

彼女は根はしっかりしており、事の詳細は事実だと述べた。
それを聞いたオタンゴの表情は更に難しくなる。

オタンゴ「何故こう言う事をしたんだ?一歩間違っていればベルタリア准尉を殺す所だったんだぞ。」

メラル「・・・・・・・・・・」

オタンゴはラウラを襲った事実を肯定したメラルに・・・・
何故ラウラを襲ったのかを理由について追及した。

だが

メラルはラウラをナイフで襲おうとした理由を話さない。
オタンゴはずっと黙りこんでいるメラルにいらいらする。
いらいらしたのはメラルと最初に出会った頃以来であった。

オタンゴ「いい加減に答えてくれないかな?」

メラル「・・・・・・」

オタンゴ「こいつ・・・・・・・・・」

ずっと黙っているので、オタンゴはメラルに近づいた。
一体何をするのだろうか、ラウラ達はオタンゴをずっと注目する。

メラル「ぶっ!!」

オタンゴ「この野郎!!」

「ちょっと何をしているんですか?あなた?彼女は怪我人なんですよ!!」

メラルの頬をビンタした。
あまりにも突然の出来事は周りを驚かせ、近くにいた女性衛生兵がオタンゴを注意する。
オタンゴに殴られたメラル自身も衝撃であったようでかなり動揺している。

一体何故殴られたのか・・・・・・・

オタンゴ「黙っているだけか!!何でベルタリア准尉に向けてナイフを向けたのは何故なんだ!!」

メラル「・・・・・それは・・・・」

オタンゴ「何故喋らない・・・・・・俺たちは仲間じゃないのか?」

メラル「仲間だよ・・・・・・でもこれは私とラウラの関係で・・・・」

オタンゴ「関係だと、ナイフを持ってなんの関係だ?まさか・・・・障害を負わせる気ではなかっただろうな?」

オタンゴは怒りを震わせながらメラルに対し激怒している。
あまりの恐さにメラルは泣いてはいないが体を震わす。

流石に理不尽だと感じたラウラは・・・・・・・

ラウラ「メラルが私に向けてナイフを向けたのは過去のゼントラーディ軍時代に関してです、怒るなら私にもしてください。」

オタンゴ「准尉。」

メラル「ラウラ・・・・」

ラウラはメラルを庇う。
自分とメラルとの関係であれば関係なくない。

叱られるならメラルだけでも・・・・・・
そんなラウラの姿を見たオタンゴは・・・・

オタンゴ「じゃあ聞くが、メラルは仲間なのか?」

ラウラ「メラルは私と同じ新統合軍に所属する仲間です、それ以上もそれ以下もありません。」

メラル「・・・・・・・」

仲間・・・・・・・

ラウラはメラルに対しいい感情は持っていない。

ただ・・・・同じ新統合軍の旗の下にいる以上仲間である。

ラウラ「どうか・・・・・・」

オタンゴ「それだったらしょうがない、メラルも俺の仲間だ・・・・・分かった。これ以上叱らないよ。」

ラウラ「あっ!!」

オタンゴ「暫く二人で一対一で話す事が必要だと言う事を認識するなら。する?」

ラウラ「します。」

オタンゴはこれ以上叱らないと言う。
ラウラの覚悟は十分に伝わっているから。

その条件としてメラルと一対一で話すのが条件だと言う。
できなかったらメラルは警務隊に突き出してしまうのだろう。
ラウラはメラルの事はそこまで好きではないが、こうするしかないと認識しており。
オタンゴの提案を飲んだ。

このままメラルの事を放置するわけにはいかないのだから。
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第204話 乱闘騒ぎ

2018-06-15 00:01:57 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
イギリス系の兵士とアイルランド系の兵士の喧嘩に巻き込まれるラウラ達。
その混乱の中、過去の因縁から仲の悪いメラルがラウラに攻撃を仕掛けてくる。

ラウラ「なんでこんな事をするのよ!」

メラル「分かるでしょ、あんたがいらつくのよ。ゼントラーディ軍時代からさ、だから大けがを負ってくれないかな!!殺すのは出来ないからさ!」

ラウラ「私がそう言って引き下がると思う?」

メラルは混乱に乗じてラウラに怪我を負わせようとした。
ニ度とパイロットになれないようにパイロット生命を断たせるようとしていた。
そうならないようにラウラも果敢に抵抗する。

メラルはラウラの顔にぶつけようとして、それを両手で防いだり。
体を使って回避したりする。

劉夢華「ラウラ辞めなさい!!軍法会議にかけられるわよ!!」

「このアマ!!」

劉夢華「!!」

「やるなくそが!!」

劉夢華「あのね・・・・・・・・私が喋っているんだから黙ってろ!!」

夢華はラウラを止めようとするが乱闘に巻き込まれてしまう。
流石にこの乱闘騒ぎにいらついたのか夢華は殴ってきたイギリス系の兵士を殴り飛ばす

まずいと思ったが、正当防衛でしょうがないと思い防衛体制を取る。
ロザやゼノビアも自分自身を守るために応戦する。

メラル「くっ実力に追いつけない、むしろ押されている?」

ラウラ「腕がなまったんじゃないの?いやそもそもの実力か!!」

ラウラと戦っているメラルは押されていた。
今まで数々の戦いを生き抜いている、可変戦闘機パイロットだけではなく生身でも。
陸軍で反統合同盟勢力と小規模の戦闘しかしてないので実力に差が出来てしまう。

メラルはその事実を認められなかった。

メラル「だが、これで・・・・」

ラウラ「それはやめろ!!」

メラル「こうでもしなければ!!」

メラルは差が広がってしまった事を認められずナイフを取り出す。

そこまでしてラウラに勝ちたい。
流石にまずさを感じたラウラはメラルを止めようとするが。
メラルは突撃を開始ラウラを襲う。

ラウラも迎撃態勢を取る。

が・・・・・・・

メラル「ぎぃぃぃぃぃ」

ラウラ「メラル。」

乱闘の騒ぎに巻き込まれ、倒れてしまい。
自身が持っていたナイフを誤って運悪く自身の腕を斬りつけてしまう。
一歩間違っていたら腕に突き刺さってしまい最悪な結果になってしまう。

あまりにも激痛でメラルは苦しみ出す。

かなり深くかなりの血が出ている。

ラウラ「くっ・・・・・・」

ラウラはメラルを取りあえず安全地帯まで運び出す。
安全地帯まで到達すると常に持っておけと言われた応急処置の道具を取り出す。
止血するべく、消毒し斬りつけてしまった箇所に包帯を巻く。

かなり深かったため出血はまだ出ている。

ラウラ「ぐっ・・・・・・」

メラル「お前なんかに・・・・・・・・助け・・・・・」

止血している最中のラウラの首をメラルが掴む。
あまり突然の事であったので、ラウラは回避する事なく掴まれる。
そして力を振り絞り、ラウラを押し倒し首から肩に掴む。

ラウラ「殺す気はないようね。」

メラル「同じ新統合軍軍人としての情けよ・・・・」

ラウラ「泣き言しか・・・・・・・今は自分の怪我を・・・・・」

メラルに押され抵抗するラウラ。
ここで一気に動かず反撃の時を待つ・・・・・・出来れば大けがさせない程度に。

「こいつどけよ!!」

ラウラ「危ない!!」

メラル「何!!」

ラウラ「あっ」

ラウラが何かに気が付きメラルを避けるように体を前に出すが。
その直後殴られてしまう。

メラル「ラウラ・・・・・・・・・」

「くそやりそこなったぜ!」

殴ったのはアルゼンチン系とイギリス系の兵士の喧嘩に便乗した兵士であった。
ラウラは殴られ口から血を吐きだす。
だけど、その程度の怪我はラウラからすれば兵器であり。
口から出た血を覆い、戦闘態勢に入る。

メラル「こざ・・・・・かしい・・・真似を・・・・・」

メラルは自分を助けたラウラを見ながら倒れる。
血が足りなく危ない状態である。
ラウラは殴った相手を倒し、ミラルを抑えようとするが。

ラウラ「おい!!」

貧血で倒れたミラルを確認した。

ラウラは貧血で倒れたメラルを抱え介抱し止血を続ける。
なんとしても早く医療機関に運ばなければと思った。

その時・・・・

劉夢華「ここを離れるよ。」

ロザ「警務隊が来ている、ここにいたら捕まってしまうよ。」

ラウラ「二人ともメラルを頼むよ。」

劉夢華「了解」

夢華とロザ.ゼノビアがいた、この場から離れると言っている。
ラウラは倒れたミラルを夢華とゼノビアに任せてこの場から退避。
ロザはそれを援護しこの場から全力で離れる。

それと同時にややこしくなるので、ナイフをラウラは回収する。

しばらくして・・・・・

「貴様ら何をしている!!」

「一斉に検挙しろ!!」

警務隊がやって来た。
暴れている面々の制圧に入り、逐次鎮圧をする。
いつも通りの事であり、大人数が乱闘するのは珍しくない。

鎮圧行動に出た警務官達は慣れた手つきで兵士達を連行していく。

吉野大樹「ラウラじゃないか、どうしたんだよ傷だらけで。」

ラウラ「乱闘騒ぎに巻き込まれてね、ここの医療機関何処?」

吉野大樹「それは俺にも分からない。」

ラウラ「くっ・・・・・・・」

メラルを医療機関に運ぼうとするが・・・・
まだこの基地に来たての大樹が知っているはずもない、一緒にいた。
神楽やエラも当然のように知らない。

どうしたらいいのかと悩んでいると・・・・

オタンゴ「やっと追いついた、ってメラル!!」

ラウラ「乱闘に巻き込まれて負傷したんです、それとこれ・・・・何処か医療機関は何処ですか?」

オタンゴ「・・・分かった。俺が知っているついてこい!!」

ミランの同僚であるオタンゴとオードリーが来る。
ラウラは二人に医療機関の場所を聞いた。
それとミランのナイフも・・・・・・事の詳細は後で医療機関で話す前提で。

オタンゴはそれを見て間を開けるが分かったといい、ついてくるように言った。
ラウラ達はそれに従い医療機関に向かった。
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第203話 激突するラウラとメラル

2018-06-14 00:05:32 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
ラウラが女性陣と散歩しているとゼントラーディ軍時代に。
お互い嫌悪するかのようなやり取りをしていたメラルと偶然再会する。

一方のメラルは・・・・・

明日予定されているアンサーズとの慣れ合いの模擬戦に勝とうと意気込んでいた。
そんな矢先にラウラと出会い頭で出会ってしまった。
こんな形で再会した二人、お互いに表情を険しくして睨みあう。

ロザ「あのどちら様ですか・・・・・・・って・・・・・・」

ロザもメラルから呼ばれたので誰なのか聞く

が・・・・・・・・

既にラウラとメラルの二人だけの世界になっており周りが何も言えない状況になっていた。
ゼントラーディ人であるロザは二人がお互い殺気を相手に向けて出していると感じた。
これはただ事ではないと。

止めようとしたらただ事では済まない可能性があると思った。

ラウラ「久しぶりねメラル、何年ぶりかしら?」

メラル「かなり昔だと思います、私がまだ製造されて間もない頃です。」

ラウラ「そう、あの頃ね。」

お互い笑顔で会話しているが、周りはそんな二人を不安そうな目で見る。
何処かでけん制しており、いつぶつかるか分からない程に。

特に元警務官である夢華はこのまま二人がブツかって喧嘩しないか心配する。
明かにどう見ても二人がぶつからないか心配してしまう。

ラウラ「それにしてもよくもゼントラーディ軍時代邪魔してくれたわね。」

メラル「あらぁなんの事だろうね?しっら~ない~」

ラウラ「こいつ・・・・・」

段々と悪い雰囲気はエスカレートしてしまう。
ラウラとメラルはどんどん言葉を相手を挑発しどんどん殺気を倍増していく。
メラルと一緒にいたオードリーなんかは気分が悪くなってメラルの後ろに下がる。

ゼノビア「あの二人ヤバい感じになってない?」

劉夢華「このまま殴り合いに発展して警務隊出動の騒ぎにならなければいいんだけど。」

どんどんエスカレートしていきこのまま殴り合いに発展しないか心配する。
二人はゼントラーディ人であり、戦闘種族である。
殴り合いになる可能性があるし、最悪な場合どちらかが殺してしまう可能性がある。

元警務官である夢華はそんな最悪な事態にならないように全力で止めるしかないと思う。
親友だと思っているラウラが死んでしまうのが悲しいだけじゃない。
捕まって不名誉除隊になったりとそんな事にはなってもらいたくない・

メラル「キヨラ隊の問題児が今では宇宙軍でありルナリアンとはね。」

ラウラ「そう言うあんたこそ地球の重力に隠れるモグラね。」

メラル「なんだと・・・・・・」

お互いの言葉は痛い。
もうそろそろお互いの怒りが爆発し戦闘開始になる雰囲気になってしまう。
夢華はラウラかメラルを制圧すべく構えを取る。

敵わない可能性があるが、やれるだけの事をやるしかない。
無論それを一人でやるわけではない。

ゼノビア「えっ・・・・」

ロザ「私達?」

劉夢華「そうよ、もし暴れ出したら突入して軍人でしょ。」

ゼノビア「そう言われましても・・・・・・」

ロザとゼノビアは必須。
戦力になる人間は一人や二人いればいいと・・・・・

とは言え、二人はあんまり強気な人じゃない。
特にロザなんかはゼントラーディ人の中で穏やかな部類だし。
ゼノビアはまるで少女漫画に出てくる女の子のような感じである。

それでも使うしかないと。
夢華はそう思い来るべき時を待つ。

一方のオードリーは・・・・・・・・

オタンゴ「何?メラルが?」

オードリー「そうなのよ早く来て!!」

その場から離れ基地オフィスに来ていた。
あまりにも殺伐とした雰囲気なので二人を止めるべくオタンゴに来てもらいたいと思った

オタンゴに伝えるだけならいいのだが。

吉野大樹「何ラウラが!!」

オタンゴ「うわっ!!何処から湧いた?」

吉野大樹「神楽、リこんな事をしている場合じゃないぞラウラを止めに行くぞ!」

エラ「えっマジですか?」

神楽少尉「ラウラか・・・・・・・・」

吉野大樹「行くぞ!!」

オタンゴ「・・・・・・待て!!」

偶然話を聞いていた大樹が近くにいたアンサーズの面々を招集してラウラ達の元へ向かう
大げさにしたくなかったが、聞かれてしまったらどんどん広がるかもしれない。
そうならないように自分たちも一刻も早く向かうしかない。

オタンゴはそう察してオードリーを連れてラウラとメラルの元に向かう。

その頃

「もういっぺん言って見ろ!糞イギリス野郎!!」

「あぁ言ってやるさ、お前らアルゼンチンは礼儀のない糞野郎とな!!」

「な・・・なんだと!!糞不味い飯しか食えん奴が!!」

イギリス系の兵士とアルゼンチン系の兵士が争っていた。
これはフォークランド地域やアルゼンチンでよく見られる光景である。
統合戦争の時にはそれが酷く、第1次星間大戦が終わって10年が経ってもこんな状態である。

この兵士達の喧嘩の発端はお互いぶつかった事になる。
ラウラとメラルと同じく口げんかになるが、段々と怒りが溜まり。
お互いぶん殴ってやりたいと言う気持ちが高まってきた

そして・・・・・・

「ぶっこいつやりやがったな!!」

「あぁ何度でもやっているさイギリスの糞飯喰らいを殴れるならな!!」

「なんだと糞が!!」

等々殴り合いが始まる。
その殴り合いは団体戦であるので、かなり騒がしくなる。

しかも

殴り合いをしている場所はラウラとメラルが睨みあっている場所である。
どんどん殴り合いをしているイギリス系とアルゼンチン系の兵士の喧嘩の戦線が拡大する

劉夢華「何この声?」

メラル「くっ・・・・・・またか・・この調子だと・・・・ここに巻き込まれるなぁ」

ラウラ「なっ・・・・」

ゼノビア「えぇぇぇぇぇぇぇ」

無論、喧嘩の声はラウラ達の所に聞こえてくる。
段々と聞こえてきて、等々、アルゼンチン系とイギリス系の兵士の喧嘩が見えてくる。
男だけかと思ったら女性の兵士まで混じってくる。

その結果・・・・・・・周辺を包囲されラウラ達も喧嘩に巻き込まれる。
その混乱に乗じて・・・・・・・

メラル「丁度いい機会だなぁ・・・・・ラウラ・ベルタリア」

ラウラ「何!?この状況を・・・・・・・」

メラル「巻き込まれたと言う事で戦おう?・・・あの時の決着・・・・・ね・・・」

メラルがこの場でラウラを叩きのめそうと考えた。
この喧嘩を利用して。
喧嘩を売られたラウラであるが、望んでいたのか笑顔になり。

メラルからの喧嘩を買った。
ここで決着をつけてやると・・・・・
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第202話 第29飛行小隊

2018-06-13 02:14:45 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
ラウラ達は目的地であるマウント・プレザント基地に到着した。
機体から降りて持ってきた制服を指定された更衣室で着替え。
基地司令官との挨拶に臨む。

基地司令官と挨拶が完了したら陸軍司令官と共に陸軍基地に向かった。

ラウラ「陸軍基地か・・・・・なんか久しぶりのような。」

相沢美弥「M・F・ジーナス中尉と共に参加した作戦の事?」

ラウラ「そうだよ、ミリア・・・・・忌々しい記憶だったけど。」

今回初めてラウラは正式に陸軍基地に入り込む。
以前はミリアと共に諜報戦に参加し、陸軍の女性兵士として潜りこんだ。
言ってしまえば、正式な立場で陸軍基地に入った事がない。

そうした事もありラウラは陸軍基地に入るのは以前と違った緊張に襲われる。
宇宙軍の兵士である自分が陸軍の基地で勤務をしていいのかと。

ラウラ達はジープに乗って陸軍基地に到着している。

桐原少佐「さて指定された兵舎まで向かうぞ。」

基地についたら隣接してある基地兵舎に向かう。
ラウラ達はそこまで徒歩で歩いてくるが。
その光景を何者かが見ている。

オタンゴ「あれが俺達を指導するブリタイのおっさんのお膝元の宇宙軍か。一体どんな連中なんだろうな。」
新統合陸軍南米軍管区第29飛行小隊オタンゴ・ドルゴーラ.少尉

オードリー「ルナリアンかルナロイドと言われる集団よ、見てゼントラーディ人結構いるわ。」
新統合陸軍南米軍管区第29飛行小隊オードリー・ナプター准尉

オタンゴ「そりゃ宇宙軍の御膝元だからゼントラーディいるだろ、それにうちの部隊にはメラルがいるだろ。」

アンサーズの面々を遠くから見守る若い兵士達。
彼らはこの陸軍基地に所属する飛行隊の隊員達である。
どの部隊にもゼントラーディ人が多く、ゼントラーディ人に否定的な考えを持つ人は少ない

ただ・・・・・・・

メラル「あの青い髪の奴を知っているよ。」
新統合陸軍南米軍管区第29飛行小隊メラル・フィロ.准尉

オタンゴ「知っているのか?」

メラル「知っているも何もラプラミズ艦隊のキヨラ隊の有名な兵士さ、ゼントラーディ人で知らない奴がいるさ・・・・・・・・あはっ・・・あいつ、まだ海兵隊をやっていると思ったけど等々マイクローン化したんだな。笑える。」

一部のゼントラーディ人達はラウラやロザなどを馬鹿にする。
特にメラルはマエローラ直衛艦隊に所属していた空士のクァドラン乗りであり。
ラウラより製造年数若いとは言え、ラウラの所属するキヨラ隊と共に戦っており。
かなりの戦果をあげる程の実力を無視できないエースである。

が・・・・・・・

メラルは他の部隊員と共にラウラの所属するラプラミズ艦隊を毛嫌いしていた。
基本メラルは性格が良く、社交的で明るい性格だが。
今でもラプラミズ艦隊を所属している面々を嫌っている。

無論、ゼントラーディ軍時代のラウラも知っており。
かなり激しい口論をした事がある。

当然、ロザも一応ラプラミズ艦隊所属であり。
更にアドクラス艦隊に所属していたガブラも毛嫌いしている。
オタンゴも似たような存在であったため、同じ部隊になった当初は大変だった。
今はそれほどでもないが。

オタンゴ「いいのかよ、同じメルトランだぜ!仲良くした方がいいんじゃないのか?」

メラル「私達メルトランの事情も知らないでそう言える?相手も同じだと思うよ。」

オタンゴ「何故言えるんだ?」

メラル「何度もやりあっているからさ。」

オタンゴは今のメラルの態度を諌めるが、メラルは落ち着かない。
ゼントラーディ人と地球人は価値観が違う。

まぁ自然的に任せればいいかとオタンゴはメラルには何も言わなくなる。
むしろ一体何を言えばいいのかと・・・・・・・

このメラルの態度の気配は・・・・・・

ラウラ「むっ」

ロザ「どうしたの?」

ラウラ「いや・・・・・・・」

ラウラも感じてしまう。
何かを感じた事によりこれから嫌な予感が多少起きてしまう。
むしろ、喧嘩的衝突が起きるのかもと・・・・

更に言ってしまえば、今何も分かっていないロザも巻き込んでしまうかもしれない危機がある。

一体誰だか知らないけど、同じラプラミズ艦隊の兵士か・・・・
それとも別の直衛艦隊の兵士がここにて、馬鹿にするなどの攻撃な態度を取ると。

メラルの気配を感じ取ったラウラは警戒感を強める。

劉夢華「やっとついた。」

ゼノビア「また男性と女性と分かれているんですね。」

ラウラ「そのよう見たいね、まぁ当然の事なんですけどね。」

歩いてからしばらくしてラウラ達は指定された兵舎に辿り着いた。
通気性を重視にしたり、むさくるしい兵舎とはかけ離れており。
かなりオシャレな造りになっていた。

今回もエクアドルのマンタ基地同様に男性と女性の区画は分かれている。
無論これは当然のことであるが。

そして兵舎で仕事し、業務終了まで進める。
業務終了し夕方になると。

ラウラ「さぁてロザ、少し散歩でもしようか?」

ロザ「私?」

ラウラ「で暇な人は・・・・・」

劉夢華「私も行くわ、美弥とカゴメは忙しいし。」

ゼノビア「私も!」

ラウラ達は一部の女性メンバーと共に基地の場所を把握すべく散歩に出かける。
少しでも基地の事を把握し、迷わないように把握しないと。

兵舎から出て基地の滑走路を経由してPXに向かう事にした。

メラル「明日からアンサーズと訓練ね。」

オードリー「楽しそうね。」

メラル「ラウラ・ベルタリアをボコボコに出来ると思えるだけで楽しみでね。」

メラルとオードリーも散歩していた。
メラルの話題はラウラを倒すことばかり、それほどまでラウラの事は嫌いである。

ラウラと同じ遺伝子構造を持つゼントラーディ人の戦友はいるが、ラウラは認めたくない。
だってあいつはムカつくラプラミズ艦隊の兵士だから。

ラウラの事を認めたくないが、メラルはラウラがどんな強さなのか気になる。
嫌な奴だけど、そこだけは気になる。
果たしてどんな強さなのか。

だから、明日潰してやると。

ラウラ「ラック!?お前は!!」

メラル「ラウラ・ベルタリア!それにロザ!」

と思ってたら二人は偶然出会ってしまう。
ラウラは進む道の一歩先の通路からメラルとオードリーが出てきて腰が抜けそうになる。
二人は。お互い見合わせると睨み合う。

二人はお互いに大嫌い。
だんだんと怒りの顔になっていき、二人は怒りを通り越し変な笑顔を浮かべるようになった。
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第201話 フォークランド基地のVAH−1

2018-06-12 00:02:16 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
南米エクアドルのマンタ基地の朝は早かった。
整備班がアンサーズと管制官クルーをフォークランドに向かわせるための機体の整備を万全にしていた。
基地所属部隊の機体の整備という元々の仕事があるが、きっちりと両方の機体を整備をするので。
見学に来ていた管制官クルーは勿論、基地に所属していた新統合軍兵士達も驚いた。

機体の整備が完了が午前10時頃に終わる。

その頃には全機がいつでも離陸ができるような体制が出来ていた。

桐原少佐「全機搭乗!!」

アンサーズは各機搭乗、管制官達はVC−27タニーに搭乗する。
各員搭乗した彼らはそのまま管制塔の指示に従い滑走路に向かい。
2機のアンサーズ所属機が離陸、すべてが離陸し終えると管制クルー達を乗せたタニーは飛び立つ。

ゼノビア「中尉殿、酷くお疲れですね。」

カール「あぁそう言うゼノビアこそ疲れているじゃないか。」

ゼノビア「それもそうですね。」

昨日、早期警戒機に関する話題で夜遅くまでミーティングをしたカールとゼノビアは酷く寝不足であった。
他の面々も二人ほど疲れていないが、目にクマが出来ているなどなんとも言えないような表情をしている。
それを見ていた管制官組の美弥がバックから何かを取出し。

取り出したそれは二つあり、それを持ってカールとゼノビアの元へ向かう。

相沢美弥「よかったら飲んでください。」

カール「これは栄養ドリンクか。」

相沢美弥「昨日買いすぎて余ったんですどうですか?」

カール「それはありがたい。」

二人に持ってきたものは昨日買いすぎてしまった栄養ドリンクである。
1週間分と基地内のPXで箱買いしたらしいが飲みきれない量が入っており。
これでは余ると判断、出来るだけ多くの人に配るようにした。

当然、栄養ドリンクを配り自分が必要と数る分だけを確保し。
それでも残った二つを二人に渡した。
かなり疲れていたようなので、渡されるとカールとゼノビアは喜んだ。

逆に他の早期警戒部隊の面々から羨ましがられるが。

そして

しばらく飛行してどんどん編隊は南下していき目的地であるフォークランド島マウント・プレザント基地に向かう。

吉野大樹「いよいよ目的地だな。大丈夫かなぁ・・・・あいつらは・・・気が荒いと言うし・・・」

ラウラ「何よ、今さら心配して?」

吉野大樹「いやぁあの基地は結構手荒い歓迎する噂があってな、ここの副隊長をする以前に聞いた話なんだけど。」

ラウラ「手荒い歓迎?」

神楽少尉「どんな?」

吉野大樹「さぁな、これはあくまでも噂の範囲内での話だから詳細は知らないよ。」

大樹が突然、目的地に関して何やら悪いような感じの事を言った。
理由は基地からとても信じられないような手荒い歓迎をするというと。

ラウラと神楽は一体どう言う事なのかを聞くが。
これはあくまでの噂の範囲内と言われ、大樹は詳しい事は知っていないようである。
その反応を見たラウラと神楽はどうせ大した事のないような歓迎だと判断した。

どうせ大樹の事なんだからと・・・・・・・・・・

だけど・・・・・・・・

この判断を上回る気の荒い出迎えをされてもの凄い緊張感に包まれる事を・・・・
ラウラを含めた一部の面々は知らない。

            【新統合軍マウント・プレザント空軍基地】

フォークランド島、新統合軍マウント・プレザント基地。
ラウラ達が向かう予定の新統合空軍の基地である。
空軍基地とあるが、島全体が新統合軍の施設になっており各軍の施設がある。

「司令、防空圏内に輸送機1.可変戦闘機16の編隊を確認。」

「基地司令部に緊急連絡。」

アリスマウンテン・レーダー基地ではラウラ達の編隊を確認した。
基地の職員はラウラ達が友軍部隊であるので平常心を保っているが何処か様子が違う。

まるで戦闘配備をするかのように。
アリスマウンテン基地から報告を受けたマウント・プレザント空軍基地は・・・・・・

「アリスマウンテン・レーダー基地より報告、大型輸送機1.可変戦闘機16と言った1個飛行隊が我が軍の防空エリアに侵入」

「お客さんの到着だな、コルセア隊とコマンチ部隊などの陸軍部隊に出撃要請!!」

「了解」

基地所属の飛行隊であり、以前ラウラと大樹が出向先で見た事あるVF−5コルセアが基地司令部からの命令で。
2個小隊が緊急出撃をした。
それだけではない、陸軍基地にも命令し対空迎撃砲や陸軍兵器デストロイドやコマンチ部隊にも出撃を要請した。

その出撃をした結果。

「おいおいマウント・プレザント基地の連中例のあれをやっているぜ!」

「俺たちは何度も訪れているからなんともないが、乗っているお客さんと周りのお客さんは慌てるだろうな。」

「だな。」

既にレーダーで彼らの行動を探知する。
タニーの乗員達は何度も訪れているのでなんともなく。
この行動を夢華ら管制班とカールら早期警戒部隊はまだ知らない。

一方のアンサーズは・・・・・・・

桐原少佐「なんだこの反応は?」

吉野大樹「例の噂と言う奴か、実際にやられると・・・・・・・・・・・怖」

マウント・プレザント基地の反応に驚いていた。
まさか、出迎えが緊急出撃であるとは・・・・・・・・

緊急出撃されてしまえば、どう反応すれば・・・
どんどん基地から出撃したVF−5コルセアの編隊がどんどん近づいてくる。

そして・・・・・・・・

「そこの部隊に告ぐ、我々は新統合軍南米方面軍管区軍所属フォークランド駐留軍である。アンサーズ諸君、ようこそ。」

「君たちは我々の後に続いてくれ!!繰り返す、我々の後に続いてくれ」

桐原少佐「案外出迎えは真面目なんだな。」

コルセアとコンタクトを取ったアンサーズを待っていたのは案外真面目な出迎え。
さっきまで微妙な空気だったのにいきなり真面目に出迎えてもらうとなんか拍子抜けしてしまう。

そのままラウラ達はコルセアに誘導されながら指定された基地の滑走路に着陸する。
その最中には・・・・・・

ラウラ「あれはVAH-1コマンチだ・・・・」

吉野大樹「ここは陸軍の基地もあるからな、今回鍛えるのはあいつららしい。」

ラウラ「えっ陸軍?宇宙軍や空軍などのバルキリー部隊を鍛えるんじゃないの?」

VAH-1コマンチの姿を見かける。
あれが今回鍛える目標である。

しかし

ラウラ達が所属しているのは宇宙軍である。
それに可変戦闘機部隊。

可変戦闘機を所有している軍は分かるが。
所有してない陸軍を鍛えるのはおかしい。
そんな訳の分からない事に不機嫌な目で見る。

とは言えこれも仕事のうちである。
そのままアンサーズは基地の滑走路へ着陸、機体から降り基地司令官に挨拶するため。
一斉に整列を開始した。
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第200話 南米の恋のリーフレッシュ 後編

2018-06-11 23:40:30 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
ラウラ達が地球に降下した2021年6月

第4次超長距離移民船団メガロード04が次元断層に飲み込まれる事件が発生した。
幸い地球の新統合軍総司令部とは交信可能であるが、帰還は不可能。
次元断層から脱出できるのは6年後とされた。

新統合軍総司令部は積極的にメガロード04と交信。
お互いの最新情報を共有する。

いつ通信が途絶するか分からない

新統合軍総司令部の兵士達と船団兵士はお互い緊張感を持って交信した。
どんな事が起きてもいいように。

このメガロード04船団は無事にある惑星にたどり着くのだが。
後の歴史に重大な意味合いのある種族が住んでいた。

その種族との話はまたの機会

            【新統合軍マンタ基地外、飲食街】

ラウラは大機と会話しながら基地の外にある小規模の軍人用の飲食街に出た。
統合政府が全国家が統合し出来たものであるのか、世界各地の伝統文化の食事を楽しめる事ができる。
と言ってもここは南米でありエクアドルの料理が多い。

世界各国の料理と言ってに結局は現地の食材に合わせた○○風でしかない。
とは言え、現地の兵士の話によれば結構美味との事。

ラウラ「あの木になっている黄色い物は何?」

吉野大樹「あれはバナナ、果物の一種さ。月面でも流通しているが食べた事はないのか?」

ラウラ「食べた事ないわね、基地の食堂やアルタミラの食堂でも出された事ないし。」

吉野大樹「出された事がないね・・・・・・・・・今のうちに食べておけ、戦前からの復興した種であるがバナナは美味い。今のうちに食べておけ!!」

バナナに関心を持つラウラにバナナの事を教える大樹。
ついさっきまでの憂鬱感もなくなり、以前のような関係に戻る。
先ほどの夢華達の言葉が効いたのか、ラウラも誤解を気にするような事はしなくなった。

むしろ、気にしすぎるから悪い。
気にしなければなんともないと、よくよく考えたらもう後戻り出来ないような感じになっているのだから。

カゴメ「やはり、あの二人は飲食街に出て行ったわね。」

劉夢華「予定通りって事かしらね?」

ロザ「本当にいいんですか?こそこそついって行って?」

カゴメ「別にいいのよ、それに男女の恋を気にするのは普通だし。」

相沢美弥「ベッドコースに向かったら面白いけど。」

ロザ「普通を越えていると思うんですけどね。」

アルタミラの女性陣はやはりラウラと大樹の関係が気になっているのか、後ろからついてきた。
ロザはゼントラーディ人が故か真面目な対応をするが、3人はどうも真面目じゃない。

そもそもアルタミラに所属する女性兵士は恋愛に関する話が大好きである。
ロザもその話は好きだが、常識から外れた事はしたくはないと思っている。

だけど

止める事ができない・・・・・・・・

だって、アルタミラの女性兵士は個性的な性格の人が多い。
特に夢華は元警務隊の出身という異色な経歴の持ち主であるし。
ロザはゼントラーディ軍の誇り高きエースであるも。

彼女らに止めるような力を持ち合わせていない。
ロザに追いつけない程、夢華達はどんどん話のペースをどんどん進める

これが文化なのか・・・・・・・・とロザは無念がるも興味あるので夢華に黙って従う。

吉野大樹「よし食べる店はここにするか。」

ラウラ「食べる店ってここは・・・・・・・・」

吉野大樹「現地に来たからには現地で食べるぞ!」

ラウラ達が来たのは現地の飲食店であった。
店の中から凄く美味しそうな匂いがする。

ここの店ならば何か美味しい物にありつけるのだろうと。
二人は店の中に入って行く。
店はそれなりの広いので、空いている席はかなりあった。

ラウラ「一体何を食べさせてもらえるのかしらね?」

吉野大樹「言っておくが、今回は割り勘な。」

ラウラ「わ・・・・割り勘!!大尉殿なんだからさ、奢ってくれんじゃないの?」

吉野大樹「上官=割り勘ってわけじゃないぞ。」

食べる物は何をするのか・・・・・・

それはまだ決めていない。
現地料理がどんな料理があるのか分からない。
口に合うものであるかもすら分からない。

吉野大樹「取りあえず店の席に座ろうか。」

ラウラ「そうね。」

二人はとりあえずこの店の席に座って店の中に入った。
早く料理を食べて帰ろうと・・・・・・・

劉夢華「しまった、見失った。」

夢華達は人ごみの影響でラウラ達の姿を見失ってしまう。
料理屋に既にいるとは知らず。
しばらくラウラと大樹を探すが見つからない。

見つからないので諦めたのか・・・・・

相沢美弥「とりあえず、栄養ドリンクを買おうか。箱買いで。」

劉夢華「箱買いって・・・・」

カゴメ「それは買いすぎだと思うわね。」

相沢美弥「別にいいじゃない。健康は女の命よ。」

劉夢華「それはそうだけどねぇ。」

一同は栄養ドリンクを買って帰っていく。
今回見失ってもまた二人の関係を見ればいい、3人はそう思った。
買って帰るのもそうだが、3人は中華料理屋に入ってからである。

やはり飲食街に来たので食べてから戻らないと勿体ないと判断したためである。

ラウラ「結構美味しい、これが南米の料理。」

吉野大樹「俺も初めて食べるが中々いけるな。」

ラウラと大樹は南米料理を食べていた。
結構初めて食べる味であるが、口に合わないわけではないので美味しい。

ゆっくり雑談しながら・・・・二人はトストーネス(バナナ).セビッチェ(海鮮料理)カングレホ(蟹料理)などを堪能した。
料理を食べているラウラは常に笑顔である。

かつては残忍なゼントラーディ軍のエースだとは思えないほどに。
そんな笑顔をじっくり見ていた大樹は・・・・

吉野大樹「お前って笑うと可愛いな。」

ラウラ「ひゃっ・・・・・今なんて・・・・・・・?」

吉野大樹「いや可愛いって言ったんだよ・・・何か?」

ラウラ「か・・・かかかか・・・可愛いって私が・・・・?」

ラウラは可愛いと言われ戸惑う。
まさか可愛いだなんて言われるとは思わなかった。

あまりにも突然の言葉に動揺して持っていたフォークを落としてしまいそうになる。
なんでいきなり可愛いなんか。

突然の可愛い発言にラウラは顔を下を向きながら料理を食べる。

その後、基地に帰るまで顔を大樹の腕の後ろに隠れながら基地のゲートまで戻って来た。
あまりにも顔が赤く、ラウラは大樹と分かれる際ダッシュした。
大樹はなんか変な事を言ったのかと思いながらラウラの後ろ姿を見守る。

そして翌日

一睡したら大樹も思わずんとなる程綺麗さっぱり忘れていた。
流石の大樹も何か怒りたい気分に一瞬なる程残念がった。

恥ずかしがっているラウラも可愛かったのにと・・・・・・・
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アスナ・バックロード

2018-06-09 23:46:21 | 地球人系図鑑
アスナ・バックロード
【所属】
新統合軍
【生年】
2024年
【性別】
女性
【種族】
地球人
【階級】
少尉
【解説】
第2次シェルバン紛争に参加したウラガ級ドールマンオペレーター。
明るくいい性格をしている。
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サアーライド・フォルム

2018-06-09 22:44:26 | 地球人系図鑑
サアーライド・フォルム
【所属】
新統合軍
【性別】
男性
【種族】
地球人
【階級】
少尉
【生年】
2021年
【解説】
新統合軍のパイロット
シェルバン紛争に参加、その後スピカ3事件に参加している。
若いながらも歴戦の猛者である。
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第199話 南米の恋のリーフレッシュ 前編

2018-06-08 23:55:04 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
           【西暦2021年 地球 衛星軌道上】
アルタミラは護衛艦隊と地球周辺を警戒する第3軌道艦隊の護衛の元。
アンサーズと管制クルー3名と早期警戒クルーを南米に向けて降下させようとしていた。
降下地点は太平洋か大西洋付近。

中継地点は南米マンタ基地。

そこに向けて降下する。

ラウラ「う~」

神楽少尉「ラウラちゃん不機嫌だね。」

ラウラ「私は不機嫌じゃないわ、神楽少尉殿!!」

神楽少尉「いきなり大声出すな!!」

ラウラは今だに先ほどの事を気にしており唸り声をあげる程気にしている。
近くにいた神楽が関心を持つが、ラウラは大きな声をあげて怒鳴る。

その声に神楽や周りの人間が驚いた。

桐原少佐「ラウラ、何を気にしているのか分からんが2度目の大気圏突入するんだぞ静かにしないか?」

ラウラ「申し訳ございません。」

大声を出した結果、ラウラは茂人から叱られてしまう。
ラウラとしては申し訳ないと思うが、なんとも言えないの二つの感状を持つ。
もっともであるがラウラがそうなった原因である・・・・

吉野大樹「・・・・・・」

ラウラ「あの・・・・」

吉野大樹「なんだよ、思っている事を言ったらどうなんだよ・・・」

ラウラ「あっ言え・・・・」

大樹はラウラに何か思っている事を言えばと言う。
ラウラは大樹にそう言われると、何も言えなくなる。

さっきの大声をあげた時よりも低い声になってしまう。

そんな反応を見た大樹は不思議がる。
ラウラは一体何をしたいのかと。

こうした状況のままアンサーズと管制官と早期警戒クルーを乗せたシャトルは
南米に向けて大気圏降下を開始した。
ラウラはどう大樹と向き合えばいいのか分からない。

原因は大樹と言いたいけど、結局自分・・・・
どうしたらいいのか・・・・・・・・

と思いながら降下の中ひたすら大樹とどう向き合うのか考えた。

          【西暦2021年6月 新統合軍マンタ基地】
大気圏降下してからしばらくして大西洋上に出て。
降下予定ポイントでフォークランド基地への中継地点、新統合軍マンタ基地を目指した。

新統合軍マンタ基地は
第1次星間大戦時、壊滅状態に陥った南米エクアドルの空軍基地である。
今は2個中隊と救難ヘリと陸軍歩兵大隊など340名が駐屯する基地となっており。

アンサーズが駐屯するだけでもギリギリであった。

桐原少佐「アンサーズ中隊飛行隊長.桐原茂人少佐であります。」

「話は白川提督や新統合軍総司令部から聞いているよ、まぁ短い間であるがゆっくりしていてくれ。」

桐原少佐「ありがとうございます。」

ラウラ達は一列に並び基地司令官と挨拶した。
ある程度挨拶すると、一同はその場で解散し指定された兵舎に向かう。
兵舎は男性と女性一つの部屋らしい。

兵舎の部屋に到着し、荷物を置くと。
制服を脱ぎハーフパンツとタンクトップと言った自室でいるようなスタイルになる。
アンサーズの女性兵士の面々はエミリーとエラが何処かへ行き。
アリサは疲れているためか就寝。

残ったのはラウラと夢華.美弥.カゴメ.ロザの5人。

相沢美弥「でどうなのよ、吉野大尉との関係。」

カゴメ「気になるのよ。」

ラウラ「それはその・・・・・・・・・それは・・・・」

やはり話題はラウラと大樹。
その事情に関してラウラを除く4人は知らず、この後の展開が気になっていた。

ラウラは当然、4人がこの後の展開を気になっているのは知っている。

この後、自分が言う結果によっては失意を覚えるような事になる。
とは言え、このまま真実を言わずにそのまま放置し。
あまり、いい結果ではない事を知ったらがっかりされてしまう。

それに報告・連絡・相談と言うのがある。
ここは正直に話してみよう。

実行してみた結果。

ロザ「それはないよ、誤解されるのが嫌って!!」

カゴメ「恋する乙女は誤解され、困惑するのがいいのに。」

全力で、あの時した事を否定される。
分かっていたけど、ここまで否定されるとは思っていなかった。

劉夢華「ラウラはロザと同じゼントラーディ人だけど、まだロザの方が恋に関しては上手よ。」

ラウラ「ロザ、彼氏いないじゃん。」

ロザ「うっ・・・・・・アンサーズ入る前に別れたわよ、浮気でね。」

ラウラ「えっ・・・・・・」

劉夢華「今彼氏がいないんじゃない、経験があるかよ。ロザはあってもラウラにはない・・それが故に、ラウラは状況をまだまだ理解してない。」

夢華からいろいろと言われる。
同じゼントラーディ人で過去に恋愛経験のあるロザとは大きな違いがありすぎる。
更に夢華の話が続き。

ロザも当初はそんな事があって失敗し、一時期心に傷を負う事になる。
普通は言われて傷つくが、自傷かのようにロザも夢華の知らない事をラウラに言う。

ここまで言われてラウラは涙目になってしまう。

そこまで言わなくていいと・・・・
そんな状態になっているラウラを見たカゴメが立ち上がる。
一体何をする気なのか・・・・・・

ラウラはカゴメの行動を見る。

実際にとった行動とは・・・・・・・・

カゴメ「ラウラ、もう一度。やろうか。」

ラウラ「うん・・・・・・」

カゴメがもう一度、大樹との関係をやり直そうと言う。
当の大樹は今は茂人と共に会議に出席しているので、ここにはいない。
当分待つ必要がある。

吉野大樹「うん?」

ラウラ「よっ」

吉野大樹「ラウラか、待っていたのか?」

ラウラ「まぁね・・・・・これから話をしたくて待っていたんだよ。」

吉野大樹「話?」

ラウラ「あの時の話をさ」

ラウラは会議に参加していた大樹を待っていた。
この時に着ていたのは、軍の制服である。
流石にタンクトップでハーフパンツはまずいと思ったからである。

ようやく会議が終わったので、大樹に会うや笑顔を浮かべるが・・・・

大樹は以外にも驚いていない。
何故、驚いていないのかと言うとラウラの方からいつか来るのではないかと。
この大樹の反応もラウラからすれば想定外であるが。
別に驚き返す必要はない。

そのまま帰ればいいのだから。

吉野大樹「誤解されるのは嫌じゃないのか?」

ラウラ「それはどうでもよくなった。」

吉野大樹「なんでだよ?」

ラウラ「だって、他の面々に全力で否定されたからね。」

大樹から誤解されるのが嫌とかに関する話をするが。
ラウラは否定されたからどうでもよくなったと言う。

ラウラの言葉に大樹はほほうと聞く。
かなり求人的に成長したなと感じた。

二人は会話をしつつ、そのまま兵舎とは違う方向へ向かう。
一体何処へ向かうのか・・・・
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