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現場では外構(庭園)工事の
第二期が始まっているところ。
(仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家
雑誌の掲載も決まり、
取材日程の事もあり
少し現場サイドは慌ただしくなっていますが
慎重に丁寧に正確に、
そして単純に配置(レイアウト)だけでは無い
暮らしの価値空間を建物の数寄屋の
佇まいに相応しく繊細に・・・・・。
この日は南側の正面、
建物のファサードとなる部分の坪庭と
玄関を入って北側
目線の先にスクリーンのように存在する
場所の性格を別にする坪庭へのアプローチ。
室内側、LDK空間からの見え方も
玄関内部からの見え方も様々な角度からの
視界の一部として・・・・・。
和庭の添景沕として先ずは
灯籠をレイアウト。
今回、前庭には織部灯籠、
後庭には春日灯籠という風に
場所の意味に空間に考え方をfitさせて
石灯籠における
サイズも吟味して「空間の抜け」も
デザインの要素に・・・・・・。
門屋からの距離感も添えながら・・・・・。
灯籠を実際に据えてサイズ感からの
その周辺に意識を集中させるように
デザインの昇華をリアルサイズで
住まい手さんを交えて
レクチャーさせていただきながら
「理」・・・エシカルをレイアウトするように。
そのレイアウトから感じる「空気」が
暮らす事の時間と質として
住まい手さんや
その家に訪れる「客人」の意識に
働き掛けるように・・・・・・。
庭の存在は建物や
暮らしにとって大切な空間。
日本の伝統に
現代的なセンスを取り入れた「粋」。
南側建物正面の佇まいの一部になる
坪庭空間には、
特徴的に蹲踞(つくばい)を
配置して空間の意識をそちら側に・・・・・。
蹲踞とは、茶庭において手水鉢を使うために
手水鉢を取り囲む石組みや海と呼ばれる
排水空間と植栽をからめた装置全体のこと。
通常、蹲踞は手燭石(てしょくいし)、湯桶石(ゆおけいし)
前石(まえいし)、水掛石(みずかけいし)などで構成され
これらの役割を持つ石を
役石ともいいます・・・・・・。
手水鉢の種類は多く、
自然石、見立物、創作型など色々と。
自然石手水鉢は
自然の意識と「かたち」を生かしたもの
見立物手水鉢は古い石塔の廃物や
石造品を活用したもの、
創作形手水鉢は当初から
手水鉢として利用する目的で
デザインされたものですよ。
今回は自然石でその特徴を
活用する様に・・・・・。
せせらぎを感じ、
水の流れがある庭となるように
様々な粋がそこに・・・・・。
光の陰影や水の流れる音に癒され
夜は灯籠の優しい灯りと
小空間だから織り成す
意識を贅沢に内側からも外側からも
絶妙の空間となるように
コントロールの途中ですよ・・・・・。
変遷の縮図を
出迎える和庭として
そして和みの時間を生み出す仕掛けとして。
そして庭周辺と家全体のファサード、
佇まいを調整する門屋と塀の役目も
庭が完成に近づく事で
その役目が具体的に鮮明になっていきますよ。
設計とデザインの価値で
暮らしの時間を丁寧に感じてみませんか?
住む場所、暮らす時間で変化する
気持ちよさの違いを実感するように。
Produce Your Dream>>>>>
建て主目線+αの提案・・・・・。
明日の暮らしを設計する
建築と住まいとその暮らしを豊かに
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