奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

家事時間とグランドデザインを程よく過ごし方のイメージとして間取りに落とし込むように、設計デザインの感度と勘所で日常が程よい空間密度となるように、暮らしのリアルをデザイン。

2021年11月29日 | 家 住まい 間取り プラン

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

 

※ペニンシュラ型レイアウトのキッチンだがアイランド型の回遊性を持たせた過去設計事例

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる。

 

インナーガレージから続く、

人の移動デザインと間取りの連続性。

 

※プラン時の間取り鳥瞰図(ペニンシュラ型レイアウトでのキッチンから連続回遊動線を設計した事例)

 

※プラン時の間取り鳥瞰図(ペニンシュラ型レイアウトでのキッチンから連続回遊動線を設計した事例)

 

間取り計画と過ごし方の自由度と密度

そして家事時間について・・・・・。

家事は家で行う重要な時間の一つ。

 

効率化だけが全てではありませんが、

スムーズに家事を行う事が出来る

家となれば、

家での時間の使い方や過ごし方は

随分変わります・・・・・。

 

無論、過ごし方と気分も。

 

そんな意味で良い気分で

過ごす時間が増えれば

家事以外の時間も

有意義に使う事が出来て

生活がより豊かに感じる事に。

 

そういう意味で、

家事がスムーズに進められる

家の計画性について・・・・・。

 

家事がしやすい間取りは

どのように考えるべきか?。

 

理想だけを考えると

ご自身の家事時間での

癖・・・得意不得意の問題を

置き去りにしがち。

 

考える時に非常に大切なのは、

現実を含めた「動線」を考える事です。

 

この動線(人がどんな風に動くのか予想して)、

を現在の暮らしでどうなのか?

というところを見直しながら

計画して間取りを考えていくと

暮らしやすい家に近づく事が出来ます。

 

そして回遊動線について・・・・・。

 

家事をするキッチンや、

洗面所といった場所の

間取りを考える際には

回遊動線を考えることが重要です。

 

回遊動線を意識して間取りを考えると、

家事をする上で生じやすい

無駄な動きを

出来る限り減らすことが出来やすくなります。

 

特に家事を行う場所同士は

移動中の無駄を削減するのが大切なので、

各間の距離を短くしたり

単純化したり

段差を無くしたり

するというのは鉄則。

 

しかし、さらに最もいいのは

各部屋の距離が

近いだけでなくて

つながっているという間取りです。

 

これが大事・・・・・。

 

例えば、洗面所とキッチンをつなげて

洗面所や隣接させたユーティリティー等で

洗濯をして、

そのまま奥に移動したら

洗濯を干せるスペースや

ウッドデッキがある、

といったように流れるように

動線計画を組めたら作業の際、

動きが単純化されて

移動も簡単になりますから・・・・・。

 

例えば、一例として

日常をその中に組み込むと

キッチン奥にパントリー(食品庫)を設置して、

そのまた奥に洗面所兼洗濯をする場所を

計画する事も。

 

そして・・・洗面所の出入り口を

2か所にしておくと、

廊下とキッチン両方から

洗面所に入れるので

移動の仕方を強制しないので

立ち位置によって変化する

回遊動線が確保される事になります。

 

家事で頻繁に使う場所が

つながっていると

スムーズに移動が可能になります。

 

そしてそこにプラスするポイントは

ウォークインクローゼット。

 

ウォークインクローゼットは

そのままでも、

非常に便利な役目を持った部屋ですが

一工夫するとさらに使いやすくなります。

 

それは、廊下からも

寝室からも入れるように

回遊動線を確保した

ウォークインクローゼット(ウォークスルー)に

することです・・・・・。

 

朝起きて、

寝室から入ってクローゼット内で服を選べますし、

家事の途中にわざわざ部屋に入らなくても

廊下側から洗濯物を片づけに来る事も出来ます。

 

移動時間を省けるだけではなくて

移動の仕方も単純化出来ますから。

 

収納スペースを出来る限り単純化して

連続した空間構成を意識するように。

 

収納ゾーンを単純化させておくと、

何よりも収納ロスが

減らせるというメリットがあります。

 

実際、玄関の靴箱と洗面台、

キッチンパントリーを並べて

一番奥にキッチンが

レイアウトされるような

間取りとなると

帰宅時に片づける物を

順番に収納できて、

買い物後にはパントリーとキッチンに

そのまま食品を入れるといった

スムーズな動線が生まれます。

 

勿論それには駐車スペース(ガレージ)や

中継地点のアプローチ等

関連要素も多く含まれたデザインが大切。

 

単純そうに見えて実は単純では無い

情報整理と計画性の付加価値と

感度が家の中側と外側を

どのように立案するのか?

によって・・・暮らしの質的改善は

異なってきますから。

 

計画性の範囲と

住まいにもグランドデザインの有効性を

意識するように。

 

暮らしを上質にコーディネートするプラン。

 

暮らしと意識の共有、

全ては繋がっていく

行動と選択の蓄積ですから。

 

ご相談、面談のご希望は

ホームページ「お問い合わせ」から。

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

https://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office


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