奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

暮らしの時間と過ごし方に収納スペースとの関係性、居心地の整理整頓には見え方や視界の広さだけではなくてその場所で過ごす際に使う物や移動の際のモノの出し入れも関連付けが設計デザインの感度に大事な部分。

2020年05月25日 | 暮らしの事イロイロ
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注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

※LDK・リビングアクセス階段下部への収納スペース(見せる収納)

 

既存の住まいで

暮らしやすい住まいを検討する場合、

器となる住まいの「容量」を

変えることは

かなり難しい状況ですよね。

 

家のサイズ、部屋がそこには既に

存在しているのですから・・・・・。

 

新築やリフォームであれば「新規計画」として

「収納とのバランス」を視野に設計はできますが、

収納のためだけに

家を新築するわけではないし、

リフォームも同様ですよね・・・・・。

 

既存の状態を把握しながら

掃除、片付けもしやすく、

「物が溢れにくくなる工夫」を

考えていく事もたまに「お問い合わせ」「ご相談」を

いただきますからね「ホームページ」から。

 

家具のレイアウトや模様替え、

引っ越しの時期には

特にお問い合わせが多いですが・・・・・。

 

話しを戻して

まず、「暮らしそのもの」を考える必要があります。

 

人は住まいの中で「物を使う時」には

どのようにしているでしょうか?。

 

物を収納してある所から

出して使うところで使い、

その後またあったところへ

物を収納するといったことが

多いかと思います・・・・・。

 

例えば、季節毎に使う物を「手元」に

収納を考えるのは難しいですが、

日用品や掃除道具、ストック品などは、

使うところに近いところへ

物の居場所としての「収納」を

用意した方が良いと考えます。

 

これは、物を使った後も

ついついそこに置いたままに

なってしまいがちですから・・・・・。

 

例えば、テーブルの上などに

物が置いてしまい、

さらに別の物を使った際も

そこへ同様に置いてしまう。

 

それが繰り返されて

結局は「置いたまま」で「片付かない」

という事になってしまいます。

 

それを防ぐために、

物の居場所としての「収納」が

必要になるという事です。

 

収納する物を分ける際に、

その「癖」がよくわかります。

 

例えば種類で分ける人、大きさで分ける人

使う頻度で分ける人など、

その癖の種類にも様々あります。

 

そこを認識したうえで、

収納ケースの振り分けを

計画するように・・・・・。

 

ホームセンターなどでも売っている

カラーボックスやファイルボックス等を利用して

普段使われていない

高さ方向を空きスペースを

有効に使い収納物の種類を

「色」や「文字」で振り分けたりするなど、

自分達が覚えやすい

振り分け方を何度かシュミレーションし、

分別の方法について

判断する事をお勧めします。

 

シュミレーションを行うことで、

どこに何が置かれているのかが

把握しやすくなり、

探す苦労も少なくなりますからね。

 

ちょっとした工夫が

時間も余計なイライラもなくすことにつながり、

結果、心地よい時間が増えることに繋がります。

 

使うものは使う場所の近くに

収納する事が基本となり、

収納場所の位置関係は

見栄えだけの心地よさではなく

過ごし方を整える意味では

ある意味では居心地に直結するので

それは・・・大切です。

 

そして収納の「癖」を

持っている事なども「理解」して考慮してください。

 

それくらいであれば、

大規模なリフォーム・リノベーションを行う必要もなく、

ましてや新築することもありません。

 

部屋の模様替えに少し工夫を取り入れて

暮らしを見直すだけで

片付けや暮らしのイライラ解消にもつながる上、

今迄は気付かなかった

新しい発見も生まれ、

そこから部屋での過ごし方も

見える範囲の心地よさも

住むための新しいコミュニケーションが

生まれることも期待できますから。

 

普段の当たり前を少し見直して

暮らしの空間を整理整頓して

良い意味での暮らしに影響がある

そんな場所にデザインと設計のノウハウを

活用しての提案で「居心地」を

整える事もご依頼、お問い合わせがあるので

仕事の一部です。

 

勿論、新築やリノベーションで

ご相談をいただいている皆さんにも

付加価値としてIDCSRへのご案内、

トーヨーキッチンスタイルSRへの

特別なご案内同様に「家具レイアウト」と連動した

暮らしの心地を提案させていただいていますよ。

 

暮らしの環境を紐解きながら

住まい手さんに見えていない

現実と理想のギャップを詰めながら

暮らしの「質的向上」をいつも提案中ですよ。

 

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office

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