今夜は大阪からの帰り道に、
お仕事関係者さんと会食・・・・・。
建築の技術は進歩しています。
しかし「現場」で行われる作業の殆どは手作業です。
もちろん工場で組み立ててくる様な
既製のカタチもありますが、
設計事務所・建築家がつくる建築は
殆どがオーダーメイドだったりもします。
どこにもないが故に
工場で大量に出来る製品の様な
無機質な奇麗さには到底届かないかもしれませんが、
繊細な建築には必ず職人の技術を必要とします。
絵に描いた餅ではないように
設計と現場と力量のバランスも大事・・・・・・。
それが時として現場に手の後が残る事もあるかもしれませんが、
その様な現場での職人さんの仕事によって
僕たちの図面から出来上がる建築は
支えられていると言っても
過言ではないと考えていますよ。
現場での質が色々モノを変えてしまうという事。
繊細が繊細に伝わるようにするには
その繊細の「意味」が通じる必要があるという事です。
虫眼鏡で見る様な建築の美しさではなく、
大きな視点で美しい建築を
日々目指しています、
というようなお話しをさせていただきながら・・・・・。
オーナーシェフとも
同じようなお話しで・・・盛り上がる夜でした。
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