日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

タバコが止められた!!

2006-11-16 23:09:42 | Weblog
息子(21歳になった)の喫煙で、ずっと悩んで来た。息子は、私立の高校に通い、その時、寮生活をしていて、周りの影響でか、喫煙をする様になった。
 息子曰く、「お父さん、これでも、何度も止めようと今まで試みたけど、どうしても駄目で、しばらく止めても、又、吸ってしまっていた。で、もう、半分諦めていた・・・。カゼ引いて喉がひどく痛くて、それで、タバコ吸ったら、もっとひどくなって、・・・で、そんな時、タバコを吸う人の煙を吸って、それですごく気分が悪くなって、何でこんなものを吸ってきたのかって感じになって、で、まあ、軽い気持ちで、又、続かんだろうなあと思って止めてみていたら、不思議に、いつの間にか止められた。意気込んで止めていたら、感動すると思うけど、それでなかったから、余り感動ない。しかし、もう今度は、ほんとに大丈夫。途中で吸いたくなったことあったけど、ペパーミントガムを噛んだら、その時、気が紛れて飲まなくてすんだ。不思議に、コーヒーを飲むと、タバコが吸いたくてしょうがなくなる。タバコを吸うと、不思議に、コーヒーも飲みたくなる。何故か分からない。お菓子を食べると抹茶が飲みたくなる様なものかなあ。今は、コーヒーが飲みたいと思わなくなった・・・」と。
 1年振りに(息子の誕生祝で)会った息子は、1年前よりも、確実に、進歩していた。


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ミイラ

2006-11-16 22:02:56 | Weblog
 今日は、家族四人で、国立科学博物館に行って、「ミイラと古代エジプト展」を見、その後、国立西洋美術館に行って、「ベルギー王立美術展」を見た。
 ミイラを直に見、現代のCTスキャンでの解析で、手をまったく付けずに、中がどうなっているのかの解説が3次元であり、感動した。
 ミイラでは、脳は余り大切でない様で、耳鼻科的に鼻の正面から取り出し、内臓も、下腹部のある所から取り出しているが、見た目は、体に余り傷が付いていない感じにしている。心臓だけは、魂がそこにあるとのことで、取り出さずに、そのままにしている。取り出した内臓は、肺、肝臓、胃、腸と、4つの入れ物に分類されていた。
 何故、ミイラを古代人が作ったかと言えば、死後にあの世で復活する時に(この世は、仮の宿で、あの世が本物)、魂の居場所が必要となり、その場所がミイラであった為。
 思うに、黄河周辺とインダス川周辺とメソポタミア地域とナイル川周辺が、ほぼ同じ時代に文明が栄えていた事だけでも不思議なことなのに、古代のエジプト人の考えも、死後の世界を、東洋思想と同じ感じ様に考えていることなど、興味深く感じた(共に心臓に魂が宿ると考えていた)。

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