日本の心・さいき

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少年の非行

2006-11-30 07:41:10 | Weblog
 少年の非行は、「三離四走」と言われています。「三離」とは、親離れ、学校離れ、地域離れです。「親離れ」とは、親に対する反発です。「学校離れ」とは、尊敬できない先生に付いていけない、学校行かなくも、働けると言うものです。そして、地域では小さい時から自分を周囲の人が知っているので監視が鋭いなどの理由での気ままな生活をする為に地域から離れて行く「地域離れ」です。
 そう言う状況が何かのきっかけで、まず、「車」、そして暴走族、「薬」、そしてシンナーや麻薬、そして、「セックス」、そして、お金や寂しさを埋め合わせる為の援助交際、そして最後に、「盗み」、万引きとなるのです。
 「衣食足って礼節を知る」が、衣食足って非行に走っているのです。何が足りなかったかと言えば、それは、心を育てる教育が足りなかったのです。
 教育と言うと、親や学校や先生をイメージしてしまいますが、先に生まれた全ての人である「先生」の先生、つまり、大人である我々は、皆子ども達にとって良き先生であるべきです。
 大人各人が、「今の親は・・・」とか、「今の先生は・・・」とか言いますが、大人各人が、自分は教育者でないからと言わずに、自信を持てる生き方をしていることが大切なのです。
 子どもと言うのは、「たいたい族」です。見たい、聞きたい、してみたいなどです。大人は、「とことこ族」です。やめとこ、せんとこ、行かんとこなどです。
 その「たいたい族」と「とことこ族」のコミュニケーションがうまく行っていないのです。大人が子どもから学ぶことも、沢山あります。 
 子どもを非行から守るには、大人が子どものことを理解することから始まり、次に、大人が子どもに手本を示すことです。
 何故なら、子どもは、大人の縮図だからです。

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