日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

為になるかも知れない本(その49の続き)

2007-04-02 09:26:52 | Weblog
○専門2年、5月14日(月)晴。
 長井さんが来た(今日で会うのは、3回目)。カギを渡した。恥ずかしながらもよく話した。彼女は聞き上手。100点を突破しそう。あの娘は僕の価値観と同じだと思う。横断歩道を渡る時、ちょっぴり手が触れた。夢で彼女とコタツに入っているのを見た(学生時代、自分は、毛布を足に巻いて勉強していた)。ただ二人一つの部屋で。彼女は僕のお嫁さんになるのだろうか。これこそ神のみぞ知るだなあ。
○専門2年、5月15日(火)雨。
 細菌学の実習で、細菌を取る時(何せ赤痢菌やチフス菌を扱うものだから)手が震える。俺って駄目なんだなあ。慣れれば何ってことなく人一倍上手に出来るのに、劣等感で悩むなあ。
○専門2年、5月16日(水)雨。
 第一内科の川明助教授が、「基礎医学が大事だ、語学が大事だ、それに自動車免許が」との三点を力説した。腎臓の絵を描く様に言われて、何とか書いた。前に座っていたAと俺が絞られた。しっかり勉強しなけらばいけないなあとつくづく思った。こんな先生が沢山いると本当にいいなあと思った。
○専門2年、5月21日(月)晴。
 医師国家試験の発表があって、九大が100人中10人、熊大が120人中8人、鹿大が90人中15人、久留米大が85人中25人、長大が100人中5人落ちていた。東大も落ちている。鹿大だった頑張ればいいのだ。
○専門2年、5月28日(月)雨。
 誕生日だったが、薬理学の実習で夕方6時半までかかった。食用ガエル3匹とウサギを使ってしたが、どうしてもうまくいかなかった。教官が全くついていないのは、問題ではないのか?大学生だから、仕方ないのかなあ。
○専門2年、5月30日(水)晴。
 彼女が来た。今日は別に楽しい話はしなかった。純情の僕は、ドキドキしながらちょっぴり触れた。彼女は、逃げなかった。嬉しかった。僕の女性遍歴を話した。もう、その話をするのはやめよう。だって、過去は過去だから。寒かった。次は、6月10日に会うことにした。その次は、7月31日かな。幸せ一杯。


 「雑草」なる文集をクラスでしばしば作成していた。私はいつも、「合いのシリ一ズ」を書いていたが、その第3弾として、大数学者ガウスが未来の妻ヨハンナに送った恋文を載せ、それを彼女に見せた。

 愛のシリ一ズ第だ3弾

未来の妻ヨハンナに送ったガウスの恋文
・・・こんな重大な事を手紙で言うとは・・・とお叱りを受けるかも知れませんが、こうするより他に手だてがなかったのです。私の心は貴方のしとやかな天女のような清らかさに魅せられてしまい、ろうたけたお姿が眼底に焼き付けられてしまったのです。しかし、貴方はご自身の打ちがわからないのではないかと思われるほどに謙虚です。貴方は天が与えてくれたものを自覚しておられませんが、私には貴方の良さがよくわかっているのです。とても落ち着いてはいられないのです。長らく思い続けてきたのですが、この心をおくみとり下さるでしょうか。私が幸せになるのも不幸せになるのもひとえに貴方からのお返事にかかっております。私にはお金もなければ栄光もありません。しかし、貴方への愛に溢れている真心があります。この真心が本物かどうか、受け入れて頂く値打ちがあるかどうか、死ぬまで手に手をとって旅を続けてもよい男であるかどうかを試して頂きたいのです。心の願いを偽ることなく言葉も飾らないで申し上げました。言葉を飾ろうと思えば飾れたのです。貴方がどんなに魅力的であるかを描こうと思えばいともたやすくできるのですが、本当の事を申し上げてもお世辞を言っていると思われはしまいかと気遅れがするのです。真っ赤な色で私の慕情を描くこともできますが、私の願いを聞き届けて頂けるのだるか、だめなのだろうかと気をもんでいる間は何にも手がつきません。私の愛情は身勝手なものではありません。純粋なものです。これだけは信じて下さい。この問題は貴方の一生に関わりのあることです。これを愛以外のことを考慮に入れて判断するということをなさらないで下さい。それだからといって、ご身の幸福をいけにえにするようなことのないようによくお考え下さい。お幸せはご自身でおつかみ下さい。貴方を心から愛していることは言うまでもありませんが、私もまた愛されてこそ一緒になって幸せになれるのです。これで心に秘めていた思いをすっかり打ち明けました。今はご返事を首を長くして待っているだけです・・・。
コメント (1)
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4月雑感

2007-04-02 08:27:19 | Weblog
 30日、事務長さんと課長さんの送別会(定年退職)が、約80人で行われた。事務長さんは、31年間、課長さんは25年間も勤められていた。機能評価のこともあり(3月28日~3月30日までサーベイヤーが来て病院をチェック)、忙しくされていて、送別会が、何か、機能評価終了の打ち上げを兼ねての催しみたいな感じにも思え、多くの人がアルコ一ル漬けって感じになっていた。
 この数日間、交感神経ばかりが刺激されていて、皆の顔も引きつっていて、緊張の連続であったが、宴会場では、全く反対で、皆終始ニコニコしていて、副交感神経ばかりが刺激されている感じになっていた。
 篠笛で、(テ一プに入ったピアノと篠笛の演奏に合わせて篠笛の二重奏って感じで)「荒城の月」と「さくら」を打ち、和太鼓を10分足らず打った。まあまあだったかな。
 19時前から始まって22時過ぎまでもあり、自分は参加しなかったが、二次会で1時30分までも騒いでいたとか(その日は、私はその後、23時から二人患者さんを診察して、結構忙しかった)。
 昨年は、看護部長さんと医療秘書の人の送別会が同じ感じであった。共通するのは、皆に惜しまれて、定年で辞めていることだ。セーブする感じで、もう少し仕事をして欲しいのになあと言うのが、参加者の大半の意見であった。
 体の仕組みから、60歳(還暦)になれば、もう、あまり無理して働かない方がいいのかなあ。しかし、多くの人は、まだ社会に貢献できるはずなので、出来る範囲で無理をしない程度に細々と続け、それも、ボランティアの感じで楽しく仕事が出来ればいいなあと思う。
 自分の場合、60歳から具体的にしたいこと、沢山ある。その為の準備を今着実にしているつもりである。
 NHKの語学の新しいテキストが来た。ドイツ語、スペイン語、中国語、ロシア語、イタリア語、フランス語、ハングル語、英語(コロンビア大学での中級講座)、何故か、皆、同じ表紙の色。それに、アジア語楽紀行のマレ一シア語のテキスト(アラビア語は、昨年と同じ内容)。
 多国語好きの性格は、もう、重症だ。太鼓と同じで、まる10年間も続いている。語学の上達の方法は、どんないい教材、どんないい番組を見ても、現地での勉強には、劣る。周りに日本人がいなくて、そこの現地の言葉しか通じない状況に自分を強いておいてしまえば、誰でも、それなりに上手になれるし、それが一番確実にものになる方法と思っている。困らないと上達しない。恥をかくことをそれなりに楽しめれば、確実に自分のものになる。ちょとずつでも上達している自分を発見しながら現地で毎日過ごす楽しさは、それを経験した人しか理解できないことだろう。プライドの高い人は、無理かも知れないかな?短期間で上手になる為には、やはり、日本で、それなりに基礎的なことを勉強して行く必要がある。日本での方法で、お金があまり要らなくて確実に勉強できる方法、それは、NHK教育テレビの語学番組を利用することだろう。一番大切なこと、それは、やはり願望の持続、意欲の持続、つまり、継続力だと思う。
 昔、ヨ一ガを一生懸命にしていましたが、今は、していませんね・・・。

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