小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

娘の担任から電話がありました

2019-01-25 16:39:54 | 保護者への攻略法
小学1年生の娘がかぜで学校を休んだ日の夕方,自宅に担任の先生から電話がありました。
偶然その電話を私が受けました。

「花子さんの具合はいかがですか?」
「お友だちが持っていったプリントはちゃんと届いていますか?」
「今日は生活科で大根を収穫したんですよ。」
「明日は来れるといいですね。お友だちが会いたがっています。」

私も学校では担任です。
クラスにお休みの子がいたら電話して伝えるお決まりのセリフ。
それを,初めて「親」という立場で受けました。

受けてみると,先生の一言一言が,こんなにも大切で,温かく感じるとは,知りませんでした。
かぜをひいている我が子のことが心配なので,それを気遣ってくれる先生の思いは,親として本当にありがたいものでした。
親として先生と一対一で話ができる機会というもの自体がそう多くあるものではないので,この特別な電話が貴重にも思えました。

幸い,子どものかぜはたいしたことなく,次の日には登校できました。
我が子は,うれしそうに
「担任の先生に手紙書いたんだ!」
と言いながら。

私も,担任として欠席の家庭へ電話をするときは,もっと心をこめようと思いました。
「お決まりのセリフ」ではあっても,その一言一言が相手にとっては大切なものであることを忘れずに。

娘の担任から電話がありました

2019-01-25 16:31:53 | 保護者への攻略法
小学1年生の娘がかぜで学校を休んだ日の夕方,自宅に担任の先生から電話がありました。
偶然その電話を私が受けました。

「花子さんの具合はいかがですか?」
「お友だちが持っていったプリントはちゃんと届いていますか?」
「今日は生活科で大根を収穫したんですよ。」
「明日は来れるといいですね。お友だちが会いたがっています。」

私も学校では担任です。
クラスにお休みの子がいたら電話して伝えるお決まりのセリフ。
それを,初めて「親」という立場で受けました。

受けてみると,先生の一言一言が,こんなにも大切で,温かく感じるとは,知りませんでした。
かぜをひいている我が子のことが心配なので,それを気遣ってくれる先生の思いは,親として本当にありがたいものでした。
親として先生と一対一で話ができる機会というもの自体がそう多くあるものではないので,この特別な電話が貴重にも思えました。

幸い,子どものかぜはたいしたことなく,次の日には登校できました。
我が子は,うれしそうに
「担任の先生に手紙書いたんだ!」
と言いながら。

私も,担任として欠席の家庭へ電話をするときは,もっと心をこめようと思いました。
「お決まりのセリフ」ではあっても,その一言一言が相手にとっては大切なものであることを忘れずに。

家庭訪問で今まで以上に保護者が温かく迎えてくれる理由

2018-05-09 07:16:54 | 保護者への攻略法
今年始めの学級PTAがありました。
「40人超学級」ですので集まる保護者も数が多く、教室の机に並ぶと子どもよりボリュームも大きくて、今まで以上に緊張しました。笑
さて、ほとんどの保護者にとって私は「はじめまして」な存在なので、簡単な自己紹介から始めることにしました。
できればここで少しでも保護者の心をつかんで、1年間協力し合える関係の第一歩としたいところです。

じゃあなんとあいさつしようか…

といってもあんまり気の利いたことも浮かばないので。笑
珍しく「我が子」の話をすることにしました。
というのは、今年うちの長女も小学校入学で、それにちなんだ話は今年しかできないと思ったので、
「そのことでも話すか」
と。
「みなさん、はじめまして。この度…」
から始まり
「…実は、私の長女が今年小学校入学で、私も初めて、皆さんと同じく、小学生の保護者になりました。」
と話すと、下を向いていた多くの保護者の顔が上がり、パッと明るい表情になったのが分かりました。
(おっ)
そこから
「ときには「行きたくな~い」なんてグズる日もあって…」
なんてエピソードを話すと、お母さんたちがとてもにこやかな顔で聞いてくれました。
今までに感じたことのない「手応え」を感じたような気がしました。

そして、その翌日から家庭訪問が始まりました。
言うまでもなく、私にとっては「超家庭訪問」です。笑
初日だけで七件ほどの家を回りましたが、そのうちのほとんどの家で
「先生が昨日おっしゃられていたみたいに、うちの子もこないだまでグズってたんですよ~」
「お子さん、早く学校に慣れるといいですね」
みたいな声をかけてもらいました。

昨日のエピソードのおかげで、
「先生と保護者」
という関係だけでなく
「保護者と保護者」
という関係としても築くことができたようで、今まで以上に保護者からの親近感を感じることができました。

そこまでねらってした話ではなかったのですが、結果的によかったです。
ときには身の内をさらけだすような共感を与える話もしてみるものですね。
娘に感謝です。笑

小学校に入学する娘の算数セットに名前シールを貼ってみました

2018-04-03 07:35:44 | 保護者への攻略法
新年度のスタートですね。
私も勤務校二年目に入ります。

私の仕事のことはさておき、実はうちの長女が今年小学校入学なんです。
私も初めて小学生の保護者になるわけですが…
こないだ、子どもたちを寝かしつけて夜遅くに、妻が何やら机に向かっていました。
やたらと細々とした作業をしているところを横からのぞいてみると、
「うわ~それか!」
思わず声が漏れてしまいました。
それは
「算数セットの名前シール貼り」
でした。
1年生を担任したときに、子どもたちの使っているそれを見て
(大変そうだな~ 恐ろしっ)
と思っていましたが、ついにうちにもそのときが来たのです。笑

おはじき 数え棒 暗算カード おもちゃのお金 ブロック…

山ほどあるその道具一つ一つに、やっぱり丁寧に貼る妻に、私は職業柄を利用して偉そうに
「全部に貼ることはないんじゃないか~」
「授業で毎回使うわけじゃないのにね~」
「少々なくなっても構わないよね~」
みたいに口出しするのですが、笑いながら妻はやっぱり丁寧に貼り続けていました。
えらいです。
それを横目に私だけテレビを見るわけにはいかないので、私も手伝いました。
初めてやってみると、そのあまりに細かい作業にうんざりしました。
そして、結構な時間をかけて、なんとか全部に貼り終えました。

翌朝、置きっぱなしになっていたその算数セットのふたを開けた長女。
どんなリアクションかと少々気になって見ていると…

「わあ~すご~い!ぜんぶになまえがある~!」
それはそれは思った以上の喜びようでした。
「こんなちっちゃいのぜんぶはってくれたの??ありがとう~」
その言葉に昨日の苦労は全部吹き飛びました。
「これはどうやってつかうの!?
これは!?
これは!?」
私にとっては、いつも身近にありふれている大したものではない存在だった算数セットでしたが、娘にとってはキラキラと輝くものだったようです。
これからの小学校生活に膨らませる期待と同じように、算数セットにもワクワクがいっぱいつまっているようでした。

私も小学生の保護者1年生。
色々と勉強させられそうです。

PTAバザーっていうのも考えものだ~教師目線で~

2017-12-08 21:04:30 | 保護者への攻略法
土曜日に、PTAバザーがありました。
私にとっては、このバザーも初めて経験するもので、「この学校のバザーはどんなものかな」と思って参加しました。

私も数校回ってきて、その数だけPTAバザーをみてきていますが、これにどれくらい学校の職員が関わるかは、その学校によって違いがあります。

関わり度 大
→前日までの準備も先生がかなりの回数手伝いに回る。
当日も先生は会場に終始張り付いて動き回る。子どもの管理も基本的に先生任せ。

関わり度 中
→前日までの準備に一回ぐらいは先生が手伝いに回る。
当日は、先生も他の一保護者と同じくらいの立場で運営にあたる。
子どもの管理まではしない。

関わり度 小
→前日までの準備にはほぼ出ることはない。
当日の参加もその職員ごとの自由で、お客さん状態。

こんな感じですね。
まあ、多くの学校は「中」な感じでしょう。
今回の私の学校もそんな程度でした。
バランスのとれた、一番理想的な形と言えるかもしれません。
でも中には「大」や「小」の学校があり、そこには何かしらの問題や不満が潜んでいるものです。
「大」は大変ですね。
何でも先生に任せっきり という風潮ができてしまってる学校は、どこかでそれを断ち切る努力が必要です。
よかれと思って「OKですよ」を連発してきた蓄積が、きっとつけとなって今に引き継がれていく事になりますから。
断ち切ろうとしたとき、誰かが保護者にとっては悪役にならなきゃいけないときがくるでしょうが、今と将来のために、やる価値はあります。

逆で「小」は、職員にとって楽かもしれませんが、これはこれで寂しさを感じます。
保護者の中に、先生には期待しない、期待してはいけないような風潮が広まっているのかもしれません。
楽だと思っている職員の裏で、保護者には不満がたまっているかもしれません。
こんな状態は学校にとっては望ましくないですね。

それともう一つ、特殊な形として
「一部の職員集中型」
というのがあります。
これは、ある先生だけがバザーに強く関わって、他の多くの先生はほぼ知らんぷりという状態です。
その「ある先生」というのは、教頭先生だったり、PTA担当の先生だったり。
時には「若手」というくくりでその役をさせられたり。
これもよくないですね。
校長先生のリーダーシップで早急に改善が必要な学校です。
そんな悪しき風潮は、バザーに限らず学校のいろんなとこで顕在化していくものてすから。