朝、学校に向かう車の中で、今日一日の仕事をイメージします。
その中で、1時間目の算数の授業が始まるまでにできる仕事もイメージします。
そして学校に到着。
すると、私が職員室に入るやいなやある先生に呼び止められました。
「先生、この計画についてなんだけど…」
「あぁ、それですか」
こないだの会議で検討課題が残っていたことについての相談でした。
まだスッキリしないしないままでしたが、結構な時間話をして、この件についてはとりあえず終了。
(おっと、もうこんな時間になってしまった)
予定していた自分の仕事に取りかかろうとすると、今度は教頭先生。
「先生、ちょっといいかな。この公文に…」
仕事の依頼でした。
本来私がする仕事ではないものでしが、私がしたほうがスムーズにいきそうだということで、お願いされました。
「OKです」
(また仕事が1つ増えたな)
引き受けながらも、ちょっと不満あり。
…と、自分の仕事、仕事。
少し慌て出したところに、今度は職員室に子どもが走り込んできました。
「先生!来てください!」
何事かと思って言ってみると、朝から気分が悪くてもどしてしまった子がいたようです。
担任の先生がまだ来ていないので、このクラスの子たちは真っ先に私を呼びに来ました。
子どもたちも、どうやら私の役目を分かっているようです。笑
「教えてくれてありがとう。先生が引き受けるから、みんなは騒がないで、先生が来るまで待っててね」
私は具合の悪そうなその子を介抱し、嘔吐物の処理を。
そうしていると担任の先生が現れて
「先生、すみませ~ん!」
「いえいえ、まだ気分が悪そうだし、おうちに連絡したほうがいいと思います」
「そうします」
担任の先生はその子の家に連絡をしに行き、私はそのままその学級に入ることに。
なかなか連絡がつかないようで、始業後も私がしばらくその学級に入る形に。
そして一時間目が始まるギリギリのときに、ようやく担任の先生が戻ってきました。
私はそのまま自分の一時間目の算数の授業へ。
このとき、正直、この一時間目の授業を晴々とした気持ちでスタートすることができませんでした。
なんというか、リズムを崩されたままな感じです。
予定していた自分の仕事はすべてキャンセルされることになり、イメージしていた朝の流れとは到底違うものになりました。
しかも、それが原因となったことの中身が、どれも喜ばしいものではなくて、私はそういう「困った事案」に対処する役目をしていたわけですから。
気分も落ち込みます。
ため息でスタートした授業は、終始テンションが上がらないものでした。
きっと、授業を受けた子たちも、この授業のなんか変な空気を感じていたはずです。
こんなことは珍しいことではありません。
私は計画的に仕事を進めるように努めていますが、そうさせてくれないいろんなものが飛び込んでくるのが、この教務主任という立場です。
そのことは、この仕事も二年目になり重々承知しているし、そんな自分の役目の重要性を理解しているつもりです。
そして実際、こんなふうに他の誰かをフォローするような仕事をしているとき、その誰かが助かっているという実感を、自分の何よりの喜びとして感じるようになりました。
それは、自分がこの立場で感じられる大きな自己存在感です。
しかし、他の誰かのために時間を使って、そのあとに自分の仕事に戻ってきたときに、ふと、自分の仕事がおろそかになっていることに気付きます。
そのときに、さっきにまでは感じなかった、嫌な疲れのようなものを感じるわけです。
ここがまだ私の未熟さ。
自分の立場を理解しているとはいいながらも、本当にその立場で仕事を遂行していくための準備や心構えはまだまだ足りないんだということでしょう。
朝の自分の動きをイメージして、もしそれがそのとおりにならなかったら仕事は計画的に進まない、そんなレベルではダメだということです。
自分の仕事には常に余裕を持たせている。
だからどんな事態にもフットワーク軽く対応できる。
対応したとしても、またすぐつに自分の仕事に通常通り戻ってこれる。
それが理想です。
同時にメンタル面ももっと強くならなくては。
「リズムを狂わされる」
「仕事をキャンセルされる」
そんな受動的な言い方の裏には、まだまだ弱いメンタルがありそうな気がします。
うん、書きながらなんとなく思い浮かんだフレーズが
「強い教務主任」
です。
今年はぜひこれを目標にしたいと思います。
うん、このフレーズ、気に入りました。
その中で、1時間目の算数の授業が始まるまでにできる仕事もイメージします。
そして学校に到着。
すると、私が職員室に入るやいなやある先生に呼び止められました。
「先生、この計画についてなんだけど…」
「あぁ、それですか」
こないだの会議で検討課題が残っていたことについての相談でした。
まだスッキリしないしないままでしたが、結構な時間話をして、この件についてはとりあえず終了。
(おっと、もうこんな時間になってしまった)
予定していた自分の仕事に取りかかろうとすると、今度は教頭先生。
「先生、ちょっといいかな。この公文に…」
仕事の依頼でした。
本来私がする仕事ではないものでしが、私がしたほうがスムーズにいきそうだということで、お願いされました。
「OKです」
(また仕事が1つ増えたな)
引き受けながらも、ちょっと不満あり。
…と、自分の仕事、仕事。
少し慌て出したところに、今度は職員室に子どもが走り込んできました。
「先生!来てください!」
何事かと思って言ってみると、朝から気分が悪くてもどしてしまった子がいたようです。
担任の先生がまだ来ていないので、このクラスの子たちは真っ先に私を呼びに来ました。
子どもたちも、どうやら私の役目を分かっているようです。笑
「教えてくれてありがとう。先生が引き受けるから、みんなは騒がないで、先生が来るまで待っててね」
私は具合の悪そうなその子を介抱し、嘔吐物の処理を。
そうしていると担任の先生が現れて
「先生、すみませ~ん!」
「いえいえ、まだ気分が悪そうだし、おうちに連絡したほうがいいと思います」
「そうします」
担任の先生はその子の家に連絡をしに行き、私はそのままその学級に入ることに。
なかなか連絡がつかないようで、始業後も私がしばらくその学級に入る形に。
そして一時間目が始まるギリギリのときに、ようやく担任の先生が戻ってきました。
私はそのまま自分の一時間目の算数の授業へ。
このとき、正直、この一時間目の授業を晴々とした気持ちでスタートすることができませんでした。
なんというか、リズムを崩されたままな感じです。
予定していた自分の仕事はすべてキャンセルされることになり、イメージしていた朝の流れとは到底違うものになりました。
しかも、それが原因となったことの中身が、どれも喜ばしいものではなくて、私はそういう「困った事案」に対処する役目をしていたわけですから。
気分も落ち込みます。
ため息でスタートした授業は、終始テンションが上がらないものでした。
きっと、授業を受けた子たちも、この授業のなんか変な空気を感じていたはずです。
こんなことは珍しいことではありません。
私は計画的に仕事を進めるように努めていますが、そうさせてくれないいろんなものが飛び込んでくるのが、この教務主任という立場です。
そのことは、この仕事も二年目になり重々承知しているし、そんな自分の役目の重要性を理解しているつもりです。
そして実際、こんなふうに他の誰かをフォローするような仕事をしているとき、その誰かが助かっているという実感を、自分の何よりの喜びとして感じるようになりました。
それは、自分がこの立場で感じられる大きな自己存在感です。
しかし、他の誰かのために時間を使って、そのあとに自分の仕事に戻ってきたときに、ふと、自分の仕事がおろそかになっていることに気付きます。
そのときに、さっきにまでは感じなかった、嫌な疲れのようなものを感じるわけです。
ここがまだ私の未熟さ。
自分の立場を理解しているとはいいながらも、本当にその立場で仕事を遂行していくための準備や心構えはまだまだ足りないんだということでしょう。
朝の自分の動きをイメージして、もしそれがそのとおりにならなかったら仕事は計画的に進まない、そんなレベルではダメだということです。
自分の仕事には常に余裕を持たせている。
だからどんな事態にもフットワーク軽く対応できる。
対応したとしても、またすぐつに自分の仕事に通常通り戻ってこれる。
それが理想です。
同時にメンタル面ももっと強くならなくては。
「リズムを狂わされる」
「仕事をキャンセルされる」
そんな受動的な言い方の裏には、まだまだ弱いメンタルがありそうな気がします。
うん、書きながらなんとなく思い浮かんだフレーズが
「強い教務主任」
です。
今年はぜひこれを目標にしたいと思います。
うん、このフレーズ、気に入りました。