授業をしていると,子どもの反応が気になります。
教師が説明したり,子どもが発表しありしたあとに,
「あぁ~」
とか
「おぉ~」
とか
「なるほど~」
とか,そういう声が聞こえると,
(お,分かってもらえたな)
と安心できます。
こちらとしては授業の手応えを得られる貴重な瞬間です。
この手応えが得られたら,安心して授業を次のステップに進められます。
今日の授業でもこういう場面がありました。
練習問題の解説をしたら,
「そっか~!」
という男の子の声が聞こえました。
それを聞いて
(よし,この問題はOKだな。)
と,次の問題に進みました。
そして授業が終わると,数人の女子が私のところにやってきました。
「先生,この問題が分からなかったんですけど」
すると,周りの子たちも
「あ,私もそこそこ!」
と。
私としては
「あれ!?」
という感じです。
だって,授業のときは,みんな
「そっか~!」
って言っていたのに?
いや,待てよ。
…みんな?
みんなではなかったな。
男子の声だったな。
男子の何人が言ったのかな。
…ほんの数人だったような。
ここに落とし穴がありました。
私が聞いた
「そっか~」
の声は,ほんの一部の子の反応であり,決してクラス全員の反応ではなかったのです。
私はそれを勘違いしていたのです。
そんなふうに積極的に声を出す子の声っていうのは大きいもので,よく耳に届きます。
そしてそれにかき消されるように,逆に分かっていない子たちの消極的なつぶやきは耳に届かないんでしょう。
その不安そうな表情まで見落としてしまいました。
やはり教師側としても,無意識のうちに
「そっか~」
の方を期待しているので,都合よくそればかりを拾おう拾おうとしている部分があるのかもしれません。
そしてそれが拾えたら,それは一部の声だとしても,勝手に「大部分の声」と解釈してしまう。
未熟な教師のよい例ですね。
今度からは
「そっか~」
の声が聞こえたときこそ(本当か!?)と強く疑って,隈無く全員様子を伺うようにしたいと思います。
教師が説明したり,子どもが発表しありしたあとに,
「あぁ~」
とか
「おぉ~」
とか
「なるほど~」
とか,そういう声が聞こえると,
(お,分かってもらえたな)
と安心できます。
こちらとしては授業の手応えを得られる貴重な瞬間です。
この手応えが得られたら,安心して授業を次のステップに進められます。
今日の授業でもこういう場面がありました。
練習問題の解説をしたら,
「そっか~!」
という男の子の声が聞こえました。
それを聞いて
(よし,この問題はOKだな。)
と,次の問題に進みました。
そして授業が終わると,数人の女子が私のところにやってきました。
「先生,この問題が分からなかったんですけど」
すると,周りの子たちも
「あ,私もそこそこ!」
と。
私としては
「あれ!?」
という感じです。
だって,授業のときは,みんな
「そっか~!」
って言っていたのに?
いや,待てよ。
…みんな?
みんなではなかったな。
男子の声だったな。
男子の何人が言ったのかな。
…ほんの数人だったような。
ここに落とし穴がありました。
私が聞いた
「そっか~」
の声は,ほんの一部の子の反応であり,決してクラス全員の反応ではなかったのです。
私はそれを勘違いしていたのです。
そんなふうに積極的に声を出す子の声っていうのは大きいもので,よく耳に届きます。
そしてそれにかき消されるように,逆に分かっていない子たちの消極的なつぶやきは耳に届かないんでしょう。
その不安そうな表情まで見落としてしまいました。
やはり教師側としても,無意識のうちに
「そっか~」
の方を期待しているので,都合よくそればかりを拾おう拾おうとしている部分があるのかもしれません。
そしてそれが拾えたら,それは一部の声だとしても,勝手に「大部分の声」と解釈してしまう。
未熟な教師のよい例ですね。
今度からは
「そっか~」
の声が聞こえたときこそ(本当か!?)と強く疑って,隈無く全員様子を伺うようにしたいと思います。