ゴールデンウィークですね。
今回の連休の形は,学校関係者にとってはうれしいと感じる人の方が多いのでしょうか。
それとも残念と感じる人の方が多いのでしょうか。
一般的には,2日(月)も休みをとって,長い連休にして,大型の旅行に出るような人もいるんでしょうね。
私のクラスにも「2日(月)はお休みさせてください。」という家庭もありました。
(いいなぁ)と思いながら「どうぞ,お気をつけて」
どちらにしろ,連休を明けると祝日なしのハードな日々が待っているわけですから,今を楽しみたいですね。
この時期はいつも思うことです。
さて
この連休を明けて学校へ出てきた子たちを見ると,みんなフニャフニャしています。
頭も体もまだスイッチが入りきれてないままです。(笑)
これは子どもたちにとってはある程度当然なことなのでしょうが,もちろんそれは子どもだけのことではないのですね。
私たち教師,大人もそうです。
そのフニャフニャ感はきっと,表情や声のトーンになって表れて,子どもたちにも伝わっているのかもしれません。
連休明けだから,やらなきゃいけないことはたくさんあるのに…!
気持ちばかりが焦ります。
ここは一発,自分に厳しく喝を入れることも必要かもしれませんが,スイッチが入り切らない自分も認めてあげながら,仕事の仕方に工夫をしてもいいのかもしれません。
連休明けは,チェック物を少なくする!
これだけでも,ずいぶん楽になります。
授業に関しては,やはり教師の裁量で量や質を加減するわけにはいきません。
(いくのかもしれませんが,そこは妥協したくない)
だから,別のところで仕事量を調整してみるといいでしょう。
そこで,単純作業で時間と労力を要する「チェック物」が挙げられます。
・日記のチェック
・プリント類のチェック
・音読カードのチェック
・各授業のノートのチェック
・係活動や一人一役のチェック
・テストの丸つけ
・連休中に出した特別な宿題のチェック
こういったものは,先生が課題として出す,その出し方によって多くもなるし少なくもなります。
たくさんすることで,子どもたちの学習を活性化したい気持ちは,もちろんいつでもそうですが,連休明けは,少しこれらの量を減らすよう心掛けてはどうでしょうか。
最初から子どもたちに課す量を減らしてもいいし,チェックの仕方を「子ども自身にさせる」「子どもどうしでさせる」など工夫してもいいし。
このチェックの作業に追われなくなると,もちろん他の仕事が進みますし,一番肝心な「授業」に身が入ります。
そして,数日がたって,仕事のリズムも戻ってきたら,いつもどおりの課題を課すようにするといいでしょう。
連休明け,気持ちをリフレッシュしてこれからのために勢いをつけたい自分のために,ちょっと仕事の仕方を工夫してあげましょう。