最近気になるのが、同学年の先生が、なんか元気ない様子なんです。
相変わらず学校は忙しくて、学力テストやら中学校の入学説明会やら学習発表会やらが続きます。
それにちょっとまいってるのかな?
いや、でも先生は6年生の経験もある先生で、これくらいの状況ではダウンしない人だと思うんだけど…
プライベートでストレスがあるのかな?
う~ん
いずれにせよ、学年主任という立場からして、何とかしかたいところです。
もし、元気を無くさせる原因があるのなら、取り除くために、できることは協力してあげたいところです。
そんな思いで、先生の様子をもう少しじっくりみてみることにしました。
すると、先生は最近、やたらと職員室でデスクワークをしていることに気付きました。
ばれないように、何をしているのか覗きこんでみると…
報告書を書いていました。
担当している仕事の今年の実績です。
かなり細かく記載しなくてはいけないようでした。
しかも全学年分。
それに何日も取りかかっている様子でした。
さらっと書けるものではなく、各学年にヒアリングして回る必要もあるものです。
この時期、この仕事は大変です。
きっとこれが原因で疲れきっていたのでしょう。
話を聞いてみると、
「そうなのよ…!」
やっぱりそうでした。
「しかもね…」
聞くと、この報告書と同時に、来年の計画書やそれに関わる人材への連絡、さらにまったく別の仕事もちょうど重なっているということが分かりました。
うーん、気の毒なほど忙しそう。
これはこのままにしておくと、学級や学年の仕事も回らなくなってくる恐れがあると思いました。
やはり
同学年など、一緒に仕事をする仲間のキャパをいつも把握しておく!!
ことが必要だと思いました。
私はこの先生の現状を知らないままだと、学年主任としていつもどおりの仕事を割り振り、お願いしていたことでしょう。
同僚がなんの仕事を担当しているかは知っているのですが、それだけでなく、その仕事はいつどんな忙しさがあるというのを、分かっててあげるべきですね。
この先生に比べれば、今身軽なのは私ですから、学年部の仕事を私が多く引き受けることにしました。