小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

研究授業 大失敗!!

2014-09-12 21:35:54 | 教師力UPの攻略法
研究授業をしました。
これで今年二回目です。
今年は個人的な悉皆研修の年で、この研究授業もその一環でした。

結果、大失敗でした~
いやいや、まいったまいった です。
自分が予想していたほど子どもの活動が進まず、そうなると私の口数が増え、それはさらに子どもの活動を停滞させ、そして私の口数は一層増して…

大失敗でした。
一般的に「」やってはいけない 授業になってしまい、私としても自分が一番嫌いな授業の形になってしまいました。
大反省です。
子どもたちには、明日からの授業でまたリカバリーしていくことで、挽回したいと思います。
研究授業も、もう相当な数をしているのですが、まぁ、したから数えて何番目と言えるほどの、ダメダメな授業でした。
こんな授業をしてしまったあとって、スポーツの試合で悔しい負け方をしたあとのような感覚がもろに襲ってきますね。
二度と味わいたくないものですが。

…と、なぜこんなに失敗してしまったか。
実は、この授業に対して、自信があったんです。
その自信がどこからきたか。
まずは指導案作りの段階。
指導案を作るなかで、子どもたちの実態を調べるためにアンケートを実施するのですが、その結果がとてもうれしいものだったんです。
「算数の授業が好きですか」
の問いには、大半の子が
「好き」
と。
「授業はよく分かりますか」
には、なんと全員の子が
「よく分かる」「だいたい分かる」
と。
そして、うれしいのが、その理由として
「先生の話が楽しい」
「分かりやすく教えてくれる」
「丁寧に教えてくれる」
自由記述でそんな言葉がたくさん書かれていたんです。
あ、私は教務で担任をしていないので、あるクラスを借りてしたわけですが、こんな風に私の授業を前向きにとらえてくれていることが分かり、すっごくうれしかったです。

自信があった理由その2は、前時までの授業です。
とても調子がよかったんです。
今回の研究でやりたかったことがスムーズに子どもたちに浸透していたし、私と子どもたちの波長も合っていて、心地よい授業ができていました。

だから
「今回の研究授業は大丈夫だ」
と自信があったんです。

結果、この自信が失敗の原因となったのかなと、今では反省しています…

この自信は、いわゆる「慢心」へと繋がったように感じます。
今回の授業へ向けた本気の研究を怠っていたんだと、気付かされました。
知らず知らずのうちに、自分の中にうぬぼれができあっていたんだと。
そうして伸びた鼻を、本番で思いきりへし曲げられた気分です。

もう痛いのなんの。笑

やっぱり自分はまだまだです。
自信を持つには十年早い。
小手先で授業ができるようになるには百年早い。
初心に帰り、背筋を伸ばすいい機会となりました。

前、担任をしていた時代に子どもにえらそうに教えた言葉を思い出しました。
「人生には失敗が必要だ。それがなければ、人生を失敗する。」

今回も必要な失敗だったと、前向きにとらえることにします!!












































1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (のんの)
2015-11-14 15:24:32
こんにちは。教師三年目の者です。だいぶ前の記事ですがコメントさせていただき
私も昨日研究授業を失敗し、落ち込んでいたところこの記事にたどり着きました。同じような失敗でとても共感しました。自分はなんてダメなのかと落ち込んでいたので励ましになりました。失敗を元に、これからも頑張っていこうと思います。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。