小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

授業参観時に、私は授業参観参観

2014-09-15 22:20:58 | 学級生活の攻略法
2学期始めの授業参観がありました。
授業参観と言えば、担任の先生たちは腕の見せどころです。
いろんな授業を計画して、見てくれる保護者へアピールできる機会です。
授業参観で実施する授業は年間を通してバランスをとりたいものです。
まずはガッチリと真剣勝負の授業。
先生と子どもたちがつくる、知的で創造性のある授業ですね。
これは何も授業参観用の特別な授業ではなく、普段から学級で展開されている授業だととらえてほしいものです。
こんな授業を見たとき、保護者の人たちは
「あ、うちの子は毎日こんな授業を受けているんだ」
「この先生の授業は楽しそうね」
「このクラスなら安心だわ」
そう思ってもらえたら、授業参観のねらい達成ですね。
授業参観でやりたいもう一つのスタイルは、いわゆる「保護者参加型のイベント授業」です。
これは普段のクラスにはない特別授業ですね。
体育的なものでもいいし、道徳、図工、算数でもなんでも、せっかく来てもらった保護者の人たちもいっしょになって楽しんでもらう、そんな授業参観です。
企画する担任としては準備が大変にはなりますが、親子の思いで作りのために一汗かきたいものです。
この場合、学年合同で実施するパターンも多いですね。

これら二つのスタイルの授業参観を、年間数回ある機会にバランスよく実施したいものです。
どちらか片方に偏ってしまうと、見る側の保護者としては飽きが来る可能性があるし、担任の先生にバイタリティーを感じなくなってしまう可能性があります。

私も担任時代には年間を見通して計画的にするようにしていました。

…と、今年は私は担任をしておらず、先日行われた授業参観では何をしていたかというと…

出番なし。

(あ~ 授業参観だというのに、おれはそのときに授業をしなくなったんだな~)
なんて虚しさを感じながら、授業参観の時間に職員室で教頭と二人で事務仕事を黙々としていました。
(今ごろ担任の先生たちは汗をかきながらいろんな授業をしてるんだろうな~)
授業参観のかやの外にいる自分がなんとも惨めで、思わず職員室を出ました。笑
そして各クラスを回ってみました。
授業参観の参観です。
管理職でもないのに、えらそうに。笑
どのクラスも活気ある授業をしていました。
さすが本校の先生たちです。
こんなにがんばっている担任の先生たちに負けないがんばりを、自分はここではできない代わりに、「どこかで!!」やろうと思うのが精一杯でした。

そして、次回の授業参観では、担当学年に算数の授業をお願いしてみようと思いました。笑