養護教諭の先生と話をしていました。
「各学級からの提出物がなかなかそろわなくて…」
この時期、保健関係では、各問診票や記録簿など、学級担任がとりまとめて養護教諭に提出しなくていけないものがたくさんあります。
全部揃わないと次の作業に進めないので、提出が遅い学級があると養護教諭は困るわけです。
この気持ちよく分かります。
私も教務主任としてたくさんの提出物を依頼している側です。
遅い学級ってあるんですよね。
どうしても。
養護教諭の先生は、提出した学級を一覧にしてチェックしていました。
それを見せてもらうと、一目瞭然でした。
どの提出物についても、早い学級と遅い学級は共通していました。
そして、この一覧を見ると、興味深いことがありました。
「あれ?A先生はいつもこんな提出は早いのに、今回はまだなんですね。どれも出してないですね」
「そうなんですよ。どうしちゃったのかな~ って、私も思ったんですけど… 私が思うには」
思うには?
「お隣のクラスのB先生を待ってるんじゃないかなって」
なるほど~
B先生は今年転入したばかりの先生で、まだ本校のノウハウは分からない立場の先生です。
学年主任も努めているA先生は、このB先生と一緒に提出しようとしているんじゃないかと。
きっとその通りだと思いました。
B先生のお世話を丁寧にするとともに、こういった面でも学年の足並みを揃えることを重視しているということだと思います。
「いい先生ですね」
「優しいですよね」
「待ちすぎて〆切を過ぎることだけはないようにしてほしいですね。ははは」
こういう見方で見てみると、逆の学年もあることが分かります。
「この学年は、主任の先生だけ提出していて、他の学年はまだですね」
「そうなんですよ。ここには初任者もいるから、この学年こそ足並みを揃えてほしいんですけどね。初任の子、大丈夫かしら」
学年のまとまりや、運営のスタイルっていうのは、仕事をする中の色々な場面で伺えるものですが、提出物にもそれが見えるんですね。
私も提出物を集める側の立場ですが、そこまで考えたことはありませんでした。
となると、単に遅い先生を一概に
「早くっ」
て、せかすわけにもいかないような気がしてきました。
「各学級からの提出物がなかなかそろわなくて…」
この時期、保健関係では、各問診票や記録簿など、学級担任がとりまとめて養護教諭に提出しなくていけないものがたくさんあります。
全部揃わないと次の作業に進めないので、提出が遅い学級があると養護教諭は困るわけです。
この気持ちよく分かります。
私も教務主任としてたくさんの提出物を依頼している側です。
遅い学級ってあるんですよね。
どうしても。
養護教諭の先生は、提出した学級を一覧にしてチェックしていました。
それを見せてもらうと、一目瞭然でした。
どの提出物についても、早い学級と遅い学級は共通していました。
そして、この一覧を見ると、興味深いことがありました。
「あれ?A先生はいつもこんな提出は早いのに、今回はまだなんですね。どれも出してないですね」
「そうなんですよ。どうしちゃったのかな~ って、私も思ったんですけど… 私が思うには」
思うには?
「お隣のクラスのB先生を待ってるんじゃないかなって」
なるほど~
B先生は今年転入したばかりの先生で、まだ本校のノウハウは分からない立場の先生です。
学年主任も努めているA先生は、このB先生と一緒に提出しようとしているんじゃないかと。
きっとその通りだと思いました。
B先生のお世話を丁寧にするとともに、こういった面でも学年の足並みを揃えることを重視しているということだと思います。
「いい先生ですね」
「優しいですよね」
「待ちすぎて〆切を過ぎることだけはないようにしてほしいですね。ははは」
こういう見方で見てみると、逆の学年もあることが分かります。
「この学年は、主任の先生だけ提出していて、他の学年はまだですね」
「そうなんですよ。ここには初任者もいるから、この学年こそ足並みを揃えてほしいんですけどね。初任の子、大丈夫かしら」
学年のまとまりや、運営のスタイルっていうのは、仕事をする中の色々な場面で伺えるものですが、提出物にもそれが見えるんですね。
私も提出物を集める側の立場ですが、そこまで考えたことはありませんでした。
となると、単に遅い先生を一概に
「早くっ」
て、せかすわけにもいかないような気がしてきました。