小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

黒板にカードを貼らない私のこだわり

2018-07-10 07:14:16 | 授業中の攻略法
教室の黒板にはよく先生が授業で使うカードが張られています。
例えば、
「めあて」とか
「まとめ」とか
「問題」とか
「ポイント」とか。
それに、めあてやまとめを書くために、赤枠等で囲まれた小黒板もあったりします。
これらは、普段の授業で頻繁に書いたり使ったりするものだから、カードとして準備することで書く手間を省き、効率化を図ろうとするものです。
気の利く先生、準備のいい先生ほど持っているような気がします。

私も以前はこういうのを作って日常的に使っていたことがあります。
でも、今は一切使っていません。
全部その場その場の手書きです。
理由は、
「作るのが面倒くさい」
わけではなく、
「子どもと同じにしたい」
と思うようになったからです。
先生が黒板に書く「めあて」とか「まとめ」とか言う文字は、子どもたちもノートに書くわけです。
もちろん子どもたちはそのシールを持っているわけはなく、毎回毎回手書きです。
1日に何度もそれを書くことだってあります。
大事なことを定規を使って赤線で囲む作業も。
だったら、先生だって書かないと。
先生だって同じ手間をとらないと。
そう思うんです。

同時に、同じ作業を同じ時間にすること、それを何度も何度も、何日も何日も繰り返すかとで、両者にとって最適なリズムが生まれます。
そのクラス独自の先生と子どもたちとのリズムです。
これも私が手書きにこだわる大きな理由です。