小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

子どもに荷物を持ち帰らせようとすると…

2010-12-21 20:12:27 | 学級生活の攻略法

2学期もあとわずかとなりました。

年末大掃除。

鍵盤ハーモニカや絵の具セットなど,子どものそれぞれの学習用具はもちろん持ち帰るように言います。

それに加えて,教室の棚の荷物も引っ張り出して,子どもの荷物が残っていないかチェックして,それらも持ち帰らせようとします。

すると,

「・・・あらら,あったね,こんなもの」

結構,いろいろと出てきちゃうものです。

学級PTAのために展示していた図工の作品。

続きを書かせようと思っていた植物の観察カード。

評価のためにとっておいた国語のワークシート。

クリップやファイルに挟まれて,いろいろと出てきました。

もう学校に置いておく必要はなくなったので,持ち帰らせようとしますが,なにか気が引けます。

子どもにとっては「わっ,古っ!」

家で見た保護者にとっては「なんなの今ごろ!?」

という印象を与えてしまうのではないでしょうか…(笑)

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反省するのは,

プリントや作品は,できるだけ即時に持ち帰らせる!

ことを心がけようということです。

「展示のために」

「あとから見るかもしれないから」

ということで学級に残しておこうとするものもありますが,極力,何でもその場で処理するべきですね。

残しておいても,学習はどんどんと進む中で,それを後から活用することは本当に少ないものです。

もし評価の材料にしたいのであれば,その評価自体を即時にするようにしましょう。

「後から評価」となると,見る目の意識も低くなります。

それに,子どものおうちの方も,取り組んだプリントや作品は,できたてのものを持ち帰って見たいものでしょう。

時間が経つと,一気にそれらの印象は薄れるものです。

「教室にとっておく」という癖がついてしまっているクラスは,一気にプリントや作品で棚がいっぱいになってしまいます。

学期末になって,それらを山のように持ち帰らせるはめになってしまうのは,やはり恥ずかしいことでしょうね。