2学期もあとわずかとなりました。
年末大掃除。
鍵盤ハーモニカや絵の具セットなど,子どものそれぞれの学習用具はもちろん持ち帰るように言います。
それに加えて,教室の棚の荷物も引っ張り出して,子どもの荷物が残っていないかチェックして,それらも持ち帰らせようとします。
すると,
「・・・あらら,あったね,こんなもの」
結構,いろいろと出てきちゃうものです。
学級PTAのために展示していた図工の作品。
続きを書かせようと思っていた植物の観察カード。
評価のためにとっておいた国語のワークシート。
クリップやファイルに挟まれて,いろいろと出てきました。
もう学校に置いておく必要はなくなったので,持ち帰らせようとしますが,なにか気が引けます。
子どもにとっては「わっ,古っ!」
家で見た保護者にとっては「なんなの今ごろ!?」
という印象を与えてしまうのではないでしょうか…(笑)
反省するのは,
プリントや作品は,できるだけ即時に持ち帰らせる!
ことを心がけようということです。
「展示のために」
「あとから見るかもしれないから」
ということで学級に残しておこうとするものもありますが,極力,何でもその場で処理するべきですね。
残しておいても,学習はどんどんと進む中で,それを後から活用することは本当に少ないものです。
もし評価の材料にしたいのであれば,その評価自体を即時にするようにしましょう。
「後から評価」となると,見る目の意識も低くなります。
それに,子どものおうちの方も,取り組んだプリントや作品は,できたてのものを持ち帰って見たいものでしょう。
時間が経つと,一気にそれらの印象は薄れるものです。
「教室にとっておく」という癖がついてしまっているクラスは,一気にプリントや作品で棚がいっぱいになってしまいます。
学期末になって,それらを山のように持ち帰らせるはめになってしまうのは,やはり恥ずかしいことでしょうね。