算数の授業をしていると,練習問題として子どもたちにプリントを取り組ませることはよくあることです。
単元末には多く見られる授業風景です。
私も今日,そんな授業をしました。
プリントをさせたら,その「丸つけ」も必要で,そのやり方も何パターンかあります。
ちょっと考えてみました。
丸つけパターン1「授業の終わりに先生が回収して,授業後に先生が丸つけ」
メリット:先生はじっくり丸つけができる
デメリット:子どもたちはその場で正誤が分からない
授業の途中でチェックをしない分,子どもたちの進呈やつまずきが把握できない
授業中に丸つけしないってことは,子どもは授業中はひたすら解くだけ
丸つけパターン2「できたら先生のところに持って行って,先生がその場で丸つけ」
メリット:できたらすぐ正誤の判定を知れる
子どもは自分のタイミングで進められる
解く→丸つけ のメリハリが生まれる
デメリット:先生は一カ所にとどまっておく必要があるので,机間巡視ができない
先生の丸つけに時間がかかると,子どもの行列ができてしまい非効率的
丸付けパターン3「先生が子どもの机を回って丸つけ」
メリット:先生は机間巡視をしながら丸つけができる
子どもは動かなくても自動的に丸がつけてもらえて楽ちん
デメリット:先生のタイミングでしか丸つけできない
全員分を丸つけるのには相当な時間がかかり,つけられない分も出てくる
丸つけパターン4「授業の最後に先生が言う解答を聞きながら一斉に丸つけ」
メリット:一度に一斉にできる分かなり効率的
デメリット:一人一人に応じた解説などはできない
先生がその場では子どものできを把握することができない
解答の時間を待たずに終わってしまった子は,それまで待たされることになる
丸付けパターン5「子どもが解答を見ながら自分で丸つけ」
メリット:各自でする分かなり効率的
子どもは自分のペースで進められる
丸つけを子どもに任せる分,先生は机間指導などに徹底できる
デメリット:先生がその場では子どものできを把握することができない
子どもに任せる分,丸つけ自体がいい加減になる恐れもある
いかがでしょうか。
先生によっては,また違うパターンを知っている人もいるでしょう。
私は主に上の5パターンのどれかでやっています。
書いたとおり,どのやり方にもメリットとデメリットがあります。
丁寧さを重視すると非効率的になったり,効率性を重視すると丁寧さに欠けたり。
どんなときでもこれがベスト!というのは決まらないように思います。
だから,ケースバイケースで使い分ける腕が必要です。
子どもの理解度や学級の人数,プリントの難易度や子どもの意欲など,いろんな状況を勘案してパターンを選ぶことでしょう。
私もそうしています。
ときに選び方を間違えて,
「うわっこれじゃなかった!」
なんてときもあります。笑
そのときは
「ちょっと待って!丸付けの仕方変える!」
と軌道修正します。
ときに,丸つけが1パターンの先生もいます。
いっつもパターン1「回収型」の先生
いっつもパターン5「子どもにさせる型」の先生
これはよくないですね。
デメリットが蓄積されていくことになります。
単元末には多く見られる授業風景です。
私も今日,そんな授業をしました。
プリントをさせたら,その「丸つけ」も必要で,そのやり方も何パターンかあります。
ちょっと考えてみました。
丸つけパターン1「授業の終わりに先生が回収して,授業後に先生が丸つけ」
メリット:先生はじっくり丸つけができる
デメリット:子どもたちはその場で正誤が分からない
授業の途中でチェックをしない分,子どもたちの進呈やつまずきが把握できない
授業中に丸つけしないってことは,子どもは授業中はひたすら解くだけ
丸つけパターン2「できたら先生のところに持って行って,先生がその場で丸つけ」
メリット:できたらすぐ正誤の判定を知れる
子どもは自分のタイミングで進められる
解く→丸つけ のメリハリが生まれる
デメリット:先生は一カ所にとどまっておく必要があるので,机間巡視ができない
先生の丸つけに時間がかかると,子どもの行列ができてしまい非効率的
丸付けパターン3「先生が子どもの机を回って丸つけ」
メリット:先生は机間巡視をしながら丸つけができる
子どもは動かなくても自動的に丸がつけてもらえて楽ちん
デメリット:先生のタイミングでしか丸つけできない
全員分を丸つけるのには相当な時間がかかり,つけられない分も出てくる
丸つけパターン4「授業の最後に先生が言う解答を聞きながら一斉に丸つけ」
メリット:一度に一斉にできる分かなり効率的
デメリット:一人一人に応じた解説などはできない
先生がその場では子どものできを把握することができない
解答の時間を待たずに終わってしまった子は,それまで待たされることになる
丸付けパターン5「子どもが解答を見ながら自分で丸つけ」
メリット:各自でする分かなり効率的
子どもは自分のペースで進められる
丸つけを子どもに任せる分,先生は机間指導などに徹底できる
デメリット:先生がその場では子どものできを把握することができない
子どもに任せる分,丸つけ自体がいい加減になる恐れもある
いかがでしょうか。
先生によっては,また違うパターンを知っている人もいるでしょう。
私は主に上の5パターンのどれかでやっています。
書いたとおり,どのやり方にもメリットとデメリットがあります。
丁寧さを重視すると非効率的になったり,効率性を重視すると丁寧さに欠けたり。
どんなときでもこれがベスト!というのは決まらないように思います。
だから,ケースバイケースで使い分ける腕が必要です。
子どもの理解度や学級の人数,プリントの難易度や子どもの意欲など,いろんな状況を勘案してパターンを選ぶことでしょう。
私もそうしています。
ときに選び方を間違えて,
「うわっこれじゃなかった!」
なんてときもあります。笑
そのときは
「ちょっと待って!丸付けの仕方変える!」
と軌道修正します。
ときに,丸つけが1パターンの先生もいます。
いっつもパターン1「回収型」の先生
いっつもパターン5「子どもにさせる型」の先生
これはよくないですね。
デメリットが蓄積されていくことになります。