闘え チャンピオンA

体調不良なのにくそ忙しい、のか、くそ忙しいのに体調不良なのか、どう表現すればいいのか分からないが、兎も角 体調不良 かつ くそ忙しい。
年末からの多忙と憂鬱は、右腕と信頼していた後輩の移動にあると思っていたのだが、それだけでないことに、グーグルさんが気づかせてくれた。

ぐるぐる回って飛んで、なめたらアカン　ワンコ

二ヶ月間も、まともに本を読んでいないのは、もしかすると未だかつてない記録的なことかもしれない。昨年後半はかなり まいっていたが、そこを少し乗り越えた後の現在の怒涛の忙しさ。そん......

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グーグルさんから届いた一年前の文を読み、たった一年前一緒に ♪立ち上がれもう一度その足で♪（「チャンピオン」（アリス　作詞作曲・谷村新司）と歌ったＡ氏が、昨年初秋 職場を去ったことを思いだした。

七月末、私の部屋を訪れたＡ氏が「自分には現場の方があっているような気がする」とぽつりと呟いたことを、今更のように思う。
思いがけない移動で現場に立つことになった戸惑いと苛立ちを拭いきれずにいた あの頃の私は、「ハンコ一つで威張っている方がいいではないか」と答えたのだが、そうではなかった。
一年経ち、現場も悪くない、と思い自分の部屋を見回した時、そこかしこにＡ氏の配慮を感じる。
私が拘った 遣り方が通せるよう、形式化と画一化を求める上に掛けあい盾になってくれたのが、Ａ氏だったと、今では思う。
そのＡ氏が初秋に去ったことが、今の私の疲労と憂鬱の一番大きな原因なのかもしれない。

Ａ氏が去った後、頭の上に直接降り注いでくるお題目に辟易としていたのだが、今日は久しぶりに会った先輩と話したおかげで、救われた。
多くの人の支えあっての自分だと感謝し、そろそろ次を育てることができる自分にならねばと、思う。

今もＡ氏は「立ち上がれ」と自分を鼓舞しているのだろうか。

この一年、♪憧れ描いた夢は ちょっと違うけれど、この場所で戦うよ 倒れたって何度でも立ち上がれ♪（「明日の☆SHOW」歌・作詞作曲・福山雅治）と口ずさんできた私だが、今日はＡ氏の健闘を祈り、「チャンピオン」（アリス　作詞作曲・谷村新司）を歌いたい。