もともと我が家にとって神様のような存在だったワンコが本物の神様になって、7か月。
今年の夏は、ワンコの名前の由来となったお山に登る予定だったのに、そのてっぺんにある嶺宮に(ワンコ実家母さんが誕生させてくれた)編みぐるみワンコを立たせてあげる予定だったのに、叶わなかった。
初めて奥穂に登った日。
あの日は、ワンコも知っているように、奥穂に登る予定ではなかったんだよ。
何年も涸沢止まりだったことを打ち破り、その前年に北穂に登っていたから、密かに山pは奥穂に登る計画を立てていたようなんだけど、私は知らされてはいなかったんだよ。
その日も、「来年のためにザイテングラードまで下見に行こう」と誘われたのだけど、提出していた登山計画書と異なることに躊躇いがあり、私は不承不承着いて行っただけなのに、歩き始めると思いの外、身体が軽い。
吉行淳之介氏の「ああ、この身は私じゃない」の逆バージョンとでもいうべきなのか、本当に体も足取りも軽く、気が付くと奥穂のてっぺんに立っていたんだよ。
でも、その理由は、てんぺんにあるケルンの社殿でお約束の写真を撮ったあと、ふと足元にある小さな祠と社標を見て分かったんだよ ワンコ
祠と社標の上に、ぽっかりと浮かんだワンコの顔。
穂高見神がお山のてっぺんに降臨し、アルプスの山々と安曇の地を治められたことから奥穂高と命名されたのだから、そこにワンコが遊びに出かけても不思議なことではないのだけれど、あれほどハッキリと祠のうえにワンコの笑顔が浮かんでいると、不思議な気持ちを通り越して、むしろ当然の理のようにも思えたんだよ ワンコ
奥穂初登頂を、背中を押して助けてくれた ワンコ!
あの嶺宮の社殿と祠に今年は絶対に御挨拶したかったのだけど、叶わなかったよ ワンコ
この夏は、山pが激しい運動が禁じられたから奥穂は無理だったけれど、奥穂が一番きれいに見える山に登ろうということになって、蝶が岳に登って来たんだよ ワンコ
ワンコは日本アルプスの総鎮守さまだから蝶が岳からの眺望も知っているかもしれいけれど、下手な写真を撮ってきたから、見ておくれよ ワンコ
皇太子御一家をお見送りした後、10キロほど歩いたところにあるのが、横尾。 (参照、「四方山祭・四方山話その壱」、「四方山祭・四方山話その弐」)
横尾大橋を渡ると穂高・涸沢へ、橋を渡らず奥へ進むと槍ヶ岳への道へ、横尾山荘の脇から東に向けて登ると蝶が岳へ。それにつけても横尾山荘のお風呂の良かったこと、いつも通過点にしていたことが惜しまれたよ ワンコ
地図によると、槍見台へは40分かかることになっているけど30分で着いたので、しばし小休止。
でもね、ここから更にしばらく登ったところに、以前はなかった「なんちゃって槍見台」というのができていたんだよ ワンコ
しかも、本家本元の「槍見台」より「なんちゃって」からの眺望の方が心なしかカッコイイんだよ ワンコ
お山でまで、二番煎じ・紛い物のほうが幅を利かせているのには考え込んじまったよ ワンコ
前回蝶が岳に登った時にはコースタイム通り槍見台から二時間半で頂上に着いたのだけど、今回は山pの体調を気遣ったからか、体力が落ちたせいか、二時間もオーバーしてしまったよ ワンコ
でも、鈍行で歩いたおかげか筋肉痛もなく、足もとの草花を楽しむこともできて良かったよ。
そして、森林限界を超すなり現れた大眺望!!!
そして、左に目を転じて見はるかすと、そびえたつ穂高の峰々!
ワンコはよく知っていると思うけど、一番右がランチが充実していた(もとい)「氷壁」(井上靖)で有名な北穂なんだよ。
カメラの腕がナンチャッテな私のせいで分かりにくいけれど、その左にあるのが涸沢岳で、少し窪んだところにあるのが、穂高岳山荘。ここから幾つかハシゴ登ったりすること40分で辿り着く奥穂のてっぺん。
この時、奥穂のてっぺんからワンコがニコニコ顔でこちらを見ているのを感じたよ ワンコ
でも、この後、蝶が岳ヒュッテで仮眠をとっていると、いつものようにお腹の上に寝そべるワンコも感じたんだよ ワンコ
奥穂のてっぺんに立たせてあげることはできなかったけど、ワンコはあちらとこちらを自由に行き来しながら、いつも私達を見守ってくれてるんだと感じたよ ワンコ (参照、「星の宝物 ワンコ」)
この日のワンコはニコニコ顔だったけど、翌朝モルゲンロートに染まる穂高の峰々に立つワンコは神々しかったよ ワンコ
それについては、次にね ワンコ
今年の夏は、ワンコの名前の由来となったお山に登る予定だったのに、そのてっぺんにある嶺宮に(ワンコ実家母さんが誕生させてくれた)編みぐるみワンコを立たせてあげる予定だったのに、叶わなかった。
初めて奥穂に登った日。
あの日は、ワンコも知っているように、奥穂に登る予定ではなかったんだよ。
何年も涸沢止まりだったことを打ち破り、その前年に北穂に登っていたから、密かに山pは奥穂に登る計画を立てていたようなんだけど、私は知らされてはいなかったんだよ。
その日も、「来年のためにザイテングラードまで下見に行こう」と誘われたのだけど、提出していた登山計画書と異なることに躊躇いがあり、私は不承不承着いて行っただけなのに、歩き始めると思いの外、身体が軽い。
吉行淳之介氏の「ああ、この身は私じゃない」の逆バージョンとでもいうべきなのか、本当に体も足取りも軽く、気が付くと奥穂のてっぺんに立っていたんだよ。
でも、その理由は、てんぺんにあるケルンの社殿でお約束の写真を撮ったあと、ふと足元にある小さな祠と社標を見て分かったんだよ ワンコ
祠と社標の上に、ぽっかりと浮かんだワンコの顔。
穂高見神がお山のてっぺんに降臨し、アルプスの山々と安曇の地を治められたことから奥穂高と命名されたのだから、そこにワンコが遊びに出かけても不思議なことではないのだけれど、あれほどハッキリと祠のうえにワンコの笑顔が浮かんでいると、不思議な気持ちを通り越して、むしろ当然の理のようにも思えたんだよ ワンコ
奥穂初登頂を、背中を押して助けてくれた ワンコ!
あの嶺宮の社殿と祠に今年は絶対に御挨拶したかったのだけど、叶わなかったよ ワンコ
この夏は、山pが激しい運動が禁じられたから奥穂は無理だったけれど、奥穂が一番きれいに見える山に登ろうということになって、蝶が岳に登って来たんだよ ワンコ
ワンコは日本アルプスの総鎮守さまだから蝶が岳からの眺望も知っているかもしれいけれど、下手な写真を撮ってきたから、見ておくれよ ワンコ
皇太子御一家をお見送りした後、10キロほど歩いたところにあるのが、横尾。 (参照、「四方山祭・四方山話その壱」、「四方山祭・四方山話その弐」)
横尾大橋を渡ると穂高・涸沢へ、橋を渡らず奥へ進むと槍ヶ岳への道へ、横尾山荘の脇から東に向けて登ると蝶が岳へ。それにつけても横尾山荘のお風呂の良かったこと、いつも通過点にしていたことが惜しまれたよ ワンコ
地図によると、槍見台へは40分かかることになっているけど30分で着いたので、しばし小休止。
でもね、ここから更にしばらく登ったところに、以前はなかった「なんちゃって槍見台」というのができていたんだよ ワンコ
しかも、本家本元の「槍見台」より「なんちゃって」からの眺望の方が心なしかカッコイイんだよ ワンコ
お山でまで、二番煎じ・紛い物のほうが幅を利かせているのには考え込んじまったよ ワンコ
前回蝶が岳に登った時にはコースタイム通り槍見台から二時間半で頂上に着いたのだけど、今回は山pの体調を気遣ったからか、体力が落ちたせいか、二時間もオーバーしてしまったよ ワンコ
でも、鈍行で歩いたおかげか筋肉痛もなく、足もとの草花を楽しむこともできて良かったよ。
そして、森林限界を超すなり現れた大眺望!!!
そして、左に目を転じて見はるかすと、そびえたつ穂高の峰々!
ワンコはよく知っていると思うけど、一番右がランチが充実していた(もとい)「氷壁」(井上靖)で有名な北穂なんだよ。
カメラの腕がナンチャッテな私のせいで分かりにくいけれど、その左にあるのが涸沢岳で、少し窪んだところにあるのが、穂高岳山荘。ここから幾つかハシゴ登ったりすること40分で辿り着く奥穂のてっぺん。
この時、奥穂のてっぺんからワンコがニコニコ顔でこちらを見ているのを感じたよ ワンコ
でも、この後、蝶が岳ヒュッテで仮眠をとっていると、いつものようにお腹の上に寝そべるワンコも感じたんだよ ワンコ
奥穂のてっぺんに立たせてあげることはできなかったけど、ワンコはあちらとこちらを自由に行き来しながら、いつも私達を見守ってくれてるんだと感じたよ ワンコ (参照、「星の宝物 ワンコ」)
この日のワンコはニコニコ顔だったけど、翌朝モルゲンロートに染まる穂高の峰々に立つワンコは神々しかったよ ワンコ
それについては、次にね ワンコ