私の最後の一人の叔母が亡くなりました。
92歳の長寿を全うして。 私の母の妹です。
通夜と告別式に藤沢まで行ってきました。
通夜が始まる前の静かな祭壇です。
3月の末、102歳の長寿だった伯母(母の一番上の姉)の7回忌の帰りに、臥せっていたこの叔母を見舞った時は、
皆のことが分かり、会話をしたそうです。
(私はまだLAにいたので、この法事と叔母の見舞いには行けませんでしたが)
それから約10日後に自宅で亡くなったのですから、幸せな人生だったと喪主のいとこが語っていました。
藤沢市では1日2回の訪問介護があり、いとこは介護をしながらも仕事を続けられたとのこと。
自治体によって介護の実態が違うようですね。
いとこはありがたかったと感謝していました。
両親を見送ってしまうと、次は自分たちの番だなと考えさせられます。
通夜と翌日は10時からの告別式が続くので、現地に泊めていただきました。
泊まったのは兄夫婦と私たち夫婦の4人。
久しぶりに会ったので、夜は積もった話で夜更けまで~
朝食後は付近を散歩。
清々しい陽気、静かな広々とした公苑、芝生のグランドでは高校生がランニングをしていました。
そうそうこの兄嫁、九死に一生を得た強運の持ち主です。
昨年の5月、滝登りをしていて濡れていた岩場から滑落し、ヘリコプターで大学病院へ運ばれたあの彼女です。
「滑落からの生還」で紹介した彼女、辛いリハビリを乗り越えて、こんなに元気な姿になりました。
首の頸椎を守る輪っかのようなものは、昨年の12月にはずれました。
大げさでなく奇跡だなと本当に思いました。
でも本人のやる気と努力の賜物でしょう。
彼女とも久々の再会でした。
ハナミズキが見頃でしたが、藤も咲き出していました。
もうちょっとすると、藤棚から下の方まで垂れ下がって咲いてくるのでしょうね。
綺麗だったけど少し早かったな!
叔母の小さくなったお骨を拾って、骨壺に納めて寂しくなりました。
延命措置をせずに、自宅で最期をみとられて幸せだったと思います。
一人娘のいとこ、お役目ご苦労様でした。
寂しいでしょうけど、しばらくはのんびりしましょう。
お疲れ様でした。