先日の日曜,天気予報での曇り(雨は降らないだろう)を確信し,とりあえず十〇山へ向けて出発。今日の主な目的はDTのセッティングの成果確認です♪
ガレが始まる中盤までは3速オンリーの走行を徹底できました。半クラも少なく2速に落とす必要も感じず,リズム感よく走り抜けました。これまでの様なモタモタする速度(感覚)的な落ち込みが無かったですね。(飛ばす勢いでは無いがスルスルっと走って行く)ところで↑↓この写真撮影現場で珍事がありました。
停車時に廻りへ存在(何かを警戒)をアピールするため,十回程度アクセリング(回転高め)してエンジン停止。一人なんで心細さを感じつつ進行方向を向いていた次の瞬間,右側の笹の葉の中からガサガサと動く物体が出現。(ヒェーッ,遂に出たー!) しかし,我に帰って顔を向け直視すると人間でした。\(◎o◎)/!していると「(m´・ω・`)m ゴメン…,驚かすつもりじゃ無かった」とか言って去っていきました。(↑遠方に歩く影が・・・)
やれやれと心を落ち着かせ,中盤以降のガレに突入。ここでは難所で使える素直な反応の2速走行を体感。石に向け直進し,アクセルちょい開けでフロントアップ気味に進行方向を確保し,理想のラインをトレース。これを気分良く多くのシーンで繰り返すことが出来た気がします。 これまでは速度キープに精一杯でアクセルの反応鈍く,石の衝撃を都度フロントに受けてラインもヨレヨレしながら,早い段階でマシンのコントロールを失い転倒寸前・・・。(ハンドルを握り絞めているんで上半身もプルプルと疲労困憊)疲れて体の反応も悪くなり,ますますライン取りがデタラメになる負の連鎖・・・。
さてさて,予想以上の手応えと心地よい疲労感を後に次の林道へ。↑大穴は開いていますが,横をゆっくり通れば大丈夫・・・。ここでは3速でマシンコントロールの乗りの良さを感じました。よって4速に入る機会も多くなってくる。今日は何だか勝手に安定してコーナーを抜けてスムーズに立ち上がって行く・・・。
↑ここは雨上がりみたいに滑りやすくなっており,そんな路面ではダンロップD603のフロントタイヤは突然グリップを失うため,ヒヤヒヤしながらの直立走行を徹底。(マシンを寝かせたら危ないぞ!)
↑ここの出口付近になると快走区間が現れ,4速走行も調子がいい・・・。(ブレーキングの遅れに注意すべし)
↑ここの前半では本当の珍事が発生! 林道入口付近直ぐに鹿と遭遇。(ちょっとだけ,睨み合いがあり・・・) こちらも左右のどちらかへ避けて欲しいため,エンジン音高めに追いたてる様に追走。しかし,そのまま道の上をずーとピョンピョンと走り続け,森や谷に逃げる様子はありません。どうなってんじゃと思っていると突然,燃料がリザーブへ。(170km地点)急いで燃料コックを切替ながら前方を見ると鹿が立ち止まって顔だけをこちらに向けてジィーと見ているではありませんか。(こちらを待っているかの様に) 再スタートするとまたもやピョンピョンと走り始めました。もしかして,これは鹿に遊ばれているのではないか・・・。そんなランデブー走行(まったく望んでいないが!)の終わりはT字の分岐で終わりました。そう,鹿は真っすぐ直進。(うぷぷ) 俺は右に曲がるもんねー。
↑エゲでは十方と同様にメリハリのあるDTを再認識。そのエンジン特性の向上からトラクションコントロール的な反応も再発見。右へ左へと難所をリズム感よろしくポンポンと前へ前へと進んでいく手応えはこれまでのDTには無い感覚。前半のやや登り区間でも神経を使う長い半クラを当てる必要もなく,これまでの不安定な推進力から来るライン取りに苦労するシーンはどこかへ行ってしましいました。(ひ弱な2st125は,もう居ません)←おいおい,断言して大丈夫かぁ?
最後はマドです。ここも水分をタップリ含んで大変滑りやすくソロリソロリと走行。(深い溝も増えているし) まあ,ブレーキと避ける練習にはなったかも・・・。 色々あって楽しめた1日でしたー。