四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

『ブックカフェのある街』 前野久美子 編・著

2020-11-26 10:41:40 | 
『ブックカフェのある街』
“本が似合う街 仙台で深呼吸をしよう。”



「book cafe 火星の庭」の店主・前野久美子さんが語る
ブックカフェの魅力、本でつながった人々との愉しい日々。
そして “本が似合う街 仙台” などが書かれている。

この本を買ったのは2~3年前。
名古屋・円頓寺で開催された「古本市」で見つけて、
こういう類の本は、このチャンスを逃したら二度とお目にかからないだろう。
そう思って即、買ってしまった。
今回、久しぶりに再読してみた。

仙台は行ったことがない。
だから地名などピンとこないのだが、なんとなく仙台の空気が伝わってくる。
ブックカフェ、古本屋、そして古本市。
読んでいて著者・前野久美子さんの「本」に対する文化が感じる。
こういう人ってなんだか憬れてしまう。

前野久美子さん
1969年福島県生まれ。
調理師、出版社・書店勤務等を経て、2000年に夫と
古書店と喫茶が融合した「booku cafe 火星の庭」を開店。
自身がヨーロッパの都市で出会ったブックカフェという存在を仙台に根付かせた。
店内でライブや美術作品の展示を行うなど街の交差点な役割も果たしている。

読んでいて一つ驚いたことがある。
彼女、フォークシンガーの友部正人さんの大ファン。
18歳の時にはじめて友部正人さんの歌を聴いてファンになり
ライブなどの追っかけもやっていたという。
彼の歌(詩)から、生きる上で大切なものは何なのかを教えてもらったと記されている。

友部正人さんの詩が好きな僕は、彼女に共感をもってしまった。
「はじめぼくはひとりだった」
前野久美子さんが18歳の時に聴いた歌の1曲です。
この歌は僕も好きな1曲です。

11 友部正人 MASATO TOMOBE - はじめぼくはひとりだった
コメント
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