四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

高田渡 『コーヒーブルース』

2021-10-01 15:31:23 | 音楽
今日10月1日はコーヒーの日。
一年365日。ほぼ毎日なんとかと言う記念日がある。
朝のラジオはスタバがどうのこうのとか、コーヒー豆はどこどこがいいとか
そんなコーヒーの話題をパーソナリティがしゃべっていた。

スタバ。全国チェーンのコーヒー店。
どこの街にもある手ごろなカフェ。
しかし・・・。
私の住む刈谷市には無い。
スタバのコーヒーを飲みたいなら隣の安城市か東浦町に行くことになる。
刈谷駅南口前にはコメダ珈琲が2店もあるというのに。
だから僕はスタバにはあまり行ったことがないのである。

20代前半の頃、高田渡さんの『コーヒーブルース』を聴いて京都に行ったことがある。
一人新幹線に乗って京都の老舗コーヒー店「イノダ」へ。

♪三条へいかなくちゃ 
三条堺町のイノダっていう 
コーヒー屋へね 
あの娘に逢いに 
なに 好きなコーヒーを 少しばかり
おはよう可愛い娘ちゃん 
ご機嫌いかが? 
一緒にどう 
少しばかりってのを 
俺の好きなコーヒーを少しばかり 
いい娘だな 
ねえ、熱いのお願い 
そう、熱いのお願い 
そう、最後の一滴が勝負さ 
俺の好きなコーヒーを少しばかり

正直言うと自分が描いていた喫茶店と違っていた。
もっと暗いイメージの喫茶店かなと思っていた。
だって高田渡さんの歌でしょ。
地下の薄暗い喫茶店の方が似合うのではないかな。

河原町通りに「六曜社」という喫茶店がある。
3年ぐらい前に京都へ行ったとき「六曜社」に行った。
階段を下りて地下の店内へ。
薄暗い店内で淹れたてのコーヒーとドーナツ。

ここの喫茶店、高田渡さんや彼の周りの人たち。
そして文化人なども通っていたと何かの本で読んだことがある。
コーヒーを飲みながら思った。
京都の喫茶店文化を感じてしまった。

愛知県の喫茶店文化はモーニングサービス。
京都は水が美味しいというからコーヒーの味が喫茶店文化かもしれない。
緊急事態も解除されたから、久々に京都に行きたくなったなぁ。

高田渡:珈琲不演唱(コーヒーブルース)
コメント
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