♪枯葉散る夕暮れは
来る日の寒さをものがたり
雨の壊れたベンチには
愛をささやく歌もない
恋人よ そばにいて
こごえる私のそばにいてよ
そしてひとこと この別れがばなしが
冗談だよと 笑ってほしい
秋の日の情景が伝わる昭和の名曲。
五輪真弓さんの『恋人よ』
あの頃の歌は詩が素晴らしいと思う。
歌は3分のドラマともいう。
歌詞の中から主人公のストーリーが伝わり心に沁みてくる。
五輪真弓さんの詩の世界。
ユーミンや中島みゆきさんとは違って、私情が前面にでてきて胸に突き刺さるものがる。
こういう詩の世界。好きだなぁ。
今、この令和の時代。
こういう詩(歌)ってあるのだろうか・・・。
五輪真弓「恋人よ」/Mayumi Itsuwa「MY ONLY LOVE」