心の病を患っていたころは家の中に引きこもっていた。
外に出るのが怖かった。
昨日、心の病を患っている同世代の女性の方とお話をした。
自分の経験談。
仕事もしない。外にもでない。
まるで鳥かごに入った鳥の状態。
「私は飛べない小鳥」だったかもしれない。
引きこもっていたけど、内心は大空を鳥のように飛びまわりたかった。
無気力だった自分。
毎日朝から晩まで好きな音楽を聴いていた。
いつか大空を駆けまわる小鳥になれることを思っていた。
♪いつもいつも あなたの家のまわりを
知られず飛んでる 私は小鳥なのです
昼も夜も あなたの白いお部屋に
飛び込みたいのに 窓はかたく閉じたまま
きれいに咲いた夢の花を
このくちばしで届けよう
そうよあなたは 忘れてしまっているの
花ともお話ができることを
涙を流せることを
心の病を脱出して何年経つだろう。
いつのまにか自分の体験談で他人にアドバイスしていた。
あべ静江さんの『私は小鳥』
チューリップの財津和夫さんの作詞、作曲。
もちろん、財津さんも歌っている。
僕の好きな1曲です。
あべ静江-私は小鳥