『今だから』
松任谷由実さん、小田和正さん、財津和夫さんで1985年6月1日にリリースされた楽曲。
発売と同年の6月15日に国立競技場で行なわれた、国際青年年イベント「国際青年年記念 ALL TOGETHER NOW」にて、
レコーディングのメンバーに加藤和彦さんを加えた「Sadistic Yumi Band」をバックに演奏された。
オリコンチャート1位。
昭和40年代からシングルレコードが発売されたチャート1位の中で唯一CD化されていない。
日本のニューミュージックを牽引してきた人たちでレコーディング。
作詞・作曲を松任谷由実さん、小田和正さん、財津和夫さんの3人で手掛け、編曲とキーボードは坂本龍一さんが担当。
参加ミュージシャンはドラム高橋幸宏さん、ベース後藤次利さん、ギター高中正義さんと、元サディスティック・ミカ・バンドの豪華メンバー。
♪今だから わかる
あの夏の海の眩しさ せつないくらい
灼きついたのは あなたの横で見ていたせい
今だから 見える
あの愛の後ろ姿 気づかい合って
語りつくして 抱き寄せても空しくて
投げつけた 淋しさを 受けとめられずに
そのまま そこから 離れていったね
でも私 あのときの二人のことが好き
涙も季節も 二人を包んだすべてが たまらなく好き
今 許す すべて 限りある愛の行方 輝いたから
戻れないから それぞれの明日へむかおう
投げつけた 淋しさを 受けとめられずに
そのまま そこから 離れていったね
でも私 あのときの二人のことが好き
涙も季節も 二人を包んだすべてが
たまらなく好き 投げつけた 淋しさを 受けとめられずに
そのまま そこから 離れていったね
でも私 あのときの二人のことが好き
涙も季節も 二人を包んだすべてが たまら なく好き
昭和の名曲である。
いや、永遠の名曲。
次世代へと引き継いでほしい1曲。
レコード会社やプロダクションの関係でCD化するのは難しいことは分かる。
でもCD化してより多くの人たちにこの歌を再認識してほしい。
そんなことを思っている、フォーク・ニューミュージックファンの一人である。
今だから - 松任谷由実、小田和正、財津和夫