四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

大滝詠一 『空飛ぶくじら』

2021-12-12 11:18:17 | 音楽
前回は “ちゃんちゃこ” の『空飛ぶ鯨』
今回は大瀧詠一さんの『空飛ぶくじら』

♪街角に ぼくは ひとり
 ぽつんと 佇み
 ビルとビルの隙間の
 空を見てたら
 空飛ぶくじらが ぼくを見ながら
 灰色の街の空を 横切っていくんです
 
 そこで ぼくは ふと
 きみのことを思い出して
 急ぎ足の通りを
 渡るところ
 空飛ぶくじらが ぼくを見ながら
 灰色の街の空を 横切っていくんです

大瀧詠一さんの歌を聴き始めたのはあの名盤「A  LONG V・A・C・A・T・I・O・N」から。
はっぴえぃえんどやソロになってからの曲はこの頃から聴きはじめた。
ちょうどこの頃にレンタルレコード店が世に出てきた。

これはうれしかった。
レコードは高価だった。
貧乏な僕はそんなにも買えない。
本当に聴きたいもの、手元に残しておきたいものを吟味して買っていた。

暇があるとレンタルレコード店に行って
聴いてみたいものを何枚か借りてカセットテープに録音。
カセットテープは山のように増えて行った覚えがある。
1回しか聴かなかったものもあれば、テープが擦り切れるぐらい聴いたものもあった。
大瀧詠一さんのカセットテープは後者である。

昭和はレコード、カセットテープが主流。
平成はCD,そしてすでに無くなってしまったMD。
令和はユーチューブ、そして配信。

何か音楽の重さが軽くなったような気もする。
音楽の使い捨てを感じる。

最近の歌は、あまり記憶に残らない。
青春時代に聴いたあの頃の歌は、今でもしっかりと覚えている。
レコードやカセットを大切して聴いていたから覚えているのだろう。

ちゃんちゃこの『空飛ぶ鯨』のブログを書いていて
大瀧詠一さんの『空飛ぶくじら』を思い出した。
だから今日は大瀧詠一さんなんです。

空飛ぶくじら [Single Version] - 大滝詠一
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする