四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

中沢厚子 『いつかある日』

2021-02-11 11:18:04 | 音楽
今日の中日新聞1面 “中日春秋”
登山家たちの愛唱歌『いつかある日』について書かれている。
この歌は多くの方が歌っていたかと思う。

自分がこの歌を知ったのは中学か高校のころ、ラジオからである。
歌っているのは中沢厚子さん。澄み切った声が心に響く。

中沢厚子さん。
本格的にデビューする前に吉田拓郎さんとデュエットをしている。
拓郎さんの1stアルバム「青春の詩」に収録されている「男の子・女の子(灰色の世界II)」
この歌で中沢厚子さんを知った。
さわやかな清純そうな声。
この歌は僕のお気に入りの1曲になった。

中沢厚子さんのソロの曲『いつかある日』がラジオから流れてきたときは何か感動した覚えがある。
うれしくって即、レコードを買いに行った。
よく聴いていたなぁ。

山登りの好きな友人がいた。
彼が飲み会の時にこの歌を歌っていた。
中沢厚子さんのイメージがあった僕は、
彼の生歌を聴いた時、違和感を感じてしまった。

中沢厚子 - いつかある日

吉田拓郎 : 男の子・女の子(灰色の世界II)
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チューリップ 『心の旅』   

2021-02-10 10:45:36 | 音楽
今日の中日新聞の生活面「認知症ケア手帳」
“音楽聴くと脳活性化” について書かれている。
読んでいてものすごく納得する記事である。

※以下記事の抜粋
 懐かしい曲を聴いたことをきっかけに、当時を思い出すという体験をしたことがあると思います。
 音楽には、私たちの記憶や感情を刺激する効果があるのです。
 音楽を聴くという行為は、音とリズムを感じることだけでなく、歌詞の内容に反応することも含めて、
 私たちの脳の多くの領域を活性化させるのです。

あの頃の音楽を聴くとやはり元気がでる。
あの頃の思い出が蘇る。
音楽は心の栄養剤だ。

先日NHKBSで「伝説のコンサート チューリップ in 武道館」が放送された。
懐かしい歌、ヒット曲、名曲満載の1時間半だった。
チューリップもよく聴いていた。
なかでも一番の思い出の歌は『心の旅』かもしれない。
この歌が流行ったのは中学3年生の時。
修学旅行のバスの中でみんなで歌った。
あの頃の友の顔が浮かび上がる。

『心の旅』=中学の修学旅行
新聞にも書いてあるが「一つ一つの曲に思い出が結びついているはずです」
本当にそう思う。

心の旅    チューリップ
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山崎ハコ 『ざんげの値打ちもない』

2021-02-09 13:35:17 | 音楽
北原ミレイさんの『ざんげの値打ちもない』
作詞:阿久悠さん 作曲:村井邦彦さん

この歌が流行ったのは僕が小学生の頃。
テレビの歌番組から耳に入ってきた。
まだ小学生の身分。当然この歌の意味など分からないし興味もなかった。
でも大人になって懐メロなどの番組でこの歌を聴いた時、ジーンとくるものがあった。

そしてこの歌をフォークシンガーの山崎ハコさんがカヴァーされた。
ハコさんの歌を聴いて衝撃だった。
個人的に北原ミレイさんよりもいい。
ハコさんの歌声にぴったりの歌詞。

♪あれは二月の寒い夜
 やっと十四になった頃
 窓にちらちら雪が降り
 部屋はひえびえ暗かった
 愛と云うのじゃないけれど
 私は抱かれてみたかった

 あれは五月の雨の夜
 今日で十五という時に
 安い指輪を贈られて
 花を一輪かざられて
 愛と云うのじゃないけれど
 私は捧げてみたかった

 あれは八月暑い夜
 すねて十九を越えた頃
 細いナイフを光らせて
 にくい男を待っていた
 愛と云うのじゃないけれど
 私は捨てられつらかった

 あれは何月、風の夜
 とうに二十も過ぎた頃
 鉄の格子の空を見て
 月の姿がさみしくて
 愛と云うのじゃないけれど
 私は誰がほしかった

 そうしてこうして暗い夜
 年も忘れた今日のこと
 街にゆらゆら灯りつき
 みんな祈りをする時に
 ざんげの値打ちもないけれど
 私は話してみたかった

何度聴いても心に沁みる。
この歌はもうハコさんのオリジナルといってもいいだろう。

山崎ハコさん「ざんげの値打ちもない(Live ver.)」 
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円広志 『越冬つばめ』

2021-02-08 13:16:30 | 音楽
「越冬つばめ」
 作詞:石原信一さん、作曲:篠原義彦さん

作曲の篠原義彦さんとは、『夢想花』がヒットした円広志さんの本名。
この歌でポプコンおよび世界歌謡祭でグランプリを受賞。

♪飛んで 飛んで 飛んで 飛んで
 まわって まわって まわって まわる

ものすごくインパクトのあった歌だった。
そんな円広志さんが森昌子さんに楽曲提供した『越冬つばめ』
森昌子さんの歌もいいけど、作曲した円広志さんの歌もいい。
ものすごく心に沁みる。

♪娘盛りを 無駄にするなと 時雨の宿で 背を向ける人
 報われないと 知りつつ抱かれ 飛び立つ鳥を 見送る私
 季節そむいた 冬のつばめよ 吹雪に打たれりゃ 寒かろに

 ヒュルリ~ ヒュルリララ ついておいでと啼いてます
 ヒュルリ~ ヒュルリララ ききわけのない 女です

作詞は石原信一さん。
主に演歌の人たちに詩を書いているけど、
吉田拓郎さんにも何曲か詩を書いている。
拓郎さんの「夕映え」という歌は僕は気に入っている。
そして著書には、『吉田拓郎挽歌を撃て』 や『俺たちが愛した拓郎』 
『あの日フォークが流れていた - ぼくらの時代に輝いていた25曲』などがある。

ここまで書いてくるとこの『越冬つばめ』はフォークか。
フォークか演歌か。
『襟裳岬』森進一さんが歌えば演歌。吉田拓郎さんが歌えばフォーク。
そんな論争があった。
でも僕はそんなことはどうでもいいと思っている。
別にジャンル分けしなくてもいいじゃないか。
歌は聴く人の感性でどのようにも解釈できるのだから。

寒い冬に聴く『越冬つばめ』
心に残る名曲だと思う。

円広志「越冬つばめ」
コメント (2)
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ザ・ムッシュ『はじめての駅』

2021-02-07 13:38:57 | 音楽
昨日、よく行く中古レコード店でみつけたシングル盤。
ザ・ムッシュの『はじめての駅』

高校生のころ、深夜放送でよく聴いていた。
メンバーの一人がDJをしていた番組だったかと思う。
今ではすっかり自分の脳裏から忘れていた。

店内でレコードを聴かせてもらった。
何か懐かしい人に会ったそんな感じがした。

この歌、全国的にはあまりヒットしなかったみたいだが、
関西の方では売れていたらしい。
あの頃の関西のフォークグループといえば、
うめまつり、バンバン、そしてアリス。
ザ・ムッシュが全国区になれなかったのは、ちょっと寂しい気がする。

ザ・ムッシュ 『はじめての駅』 1976年 LIVEより
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