四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

チューリップ 『私の小さな人生』

2021-12-16 10:03:25 | 音楽
昨日、刈谷市総合文化センターで行われた
『財津和夫 「トークと歌のプレゼント」 in 刈谷』
このボランティアスタッフとして参加しました。

朝一番からの準備。
夕方からは来場者の応対。
一段落して始まると客席で鑑賞。
終わるとすぐに出口で来場者のお見送り。
そして片づけ。
あっというまに一日が過ぎました。

今朝は疲れて眠いです。

今回はライブではなく講演会形式のトークがメーン。
詳しい内容はネタバレになってしまいますので、
感動したお話を少しだけ紹介します。

第3回全日本ライト・ミュージック・コンテスト出場から
レコードデビューの話しはおもしろかった。
そして貴重な当時の音源を聴かせてくれたこと。
これは一フォークファンにとっては涙がぐらいうれしかった。

まぼろしのデビュー曲『私の小さな人生』
今回来場者に配布したライナーノーツに僕が書かさせていただきました。
財津和夫さんの想いと歌についてを。
その文面に少しだけ『私の小さな人生』の歌詞も入れました。

♪私が今日まで 生きてきて 
 何がこの手に 残ったろう
 生まれて死ぬまで 私は何をする
 お金をもらって 何に使おう
 歩いても 歩いても いつも一人だった
 人はおかしな男と言うけれど
 私の小さな人生は これからどんなに変わるのか

事前に財津さん側からどんな話しをするかは聞いていません。
まさか、『私の小さな人生』について少し話しをされるとは・・・。
ライナーノーツを書いた僕にとってはものすごくうれしかったです。

今回の財津さんのトークからエネルギーをもらったような気がします。
今後の僕の人生、大切に生きていきたいですね。

私の小さな人生
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

森田童子 『ぼくと観光バスに乗ってみませんか』

2021-12-14 14:28:22 | 音楽
新春のバスツアーのチラシ。
伊勢神宮と○○○○ 
刈谷からの日帰りバスツアーだとやはり伊勢神宮。
それにどこかをプラスしてコースを設定している。

チラシを見ていて行ってみたいところがある。
伊勢神宮初詣でと、今話題のVISON。
野菜に魚にパンにスイーツ。
新しく多気町にできた商業施設である。

ここは車でないと行けれない。
最近は長距離運転が嫌になってきた。

だから観光バスに乗って、伊勢神宮でお詣りして
いろんなものをVISONで食べたいのです。

バスツアーのチラシを見ていたら
いつのまにかこの歌を口ずさんでいた。

♪もしも君が 疲れてしまったのなら 
 ぼくと観光バスに乗ってみませんか 
 色あざやかな 新しいシャツを着て 
 季節はずれの ぼくの街は 
 なんにもないけれど 君に 
 話ぐらいはしてあげられる  

  ぼくの 小さな海辺の観光地に もうすぐ冬がきます  
  君も一度気がむいたら たずねて下さい 
                        雅兄 
 もしも君が すべていやになったのなら 
 ぼくと観光バスに乗ってみませんか 
 君と 今夜が最後なら 
 トランジスターラジオから流れる 
 あのドゥーユワナダンスで 
 昔みたいに うかれてみたい 
 あのドゥーユワナダンスで 
 昔みたいに うかれてみたい

ちょっと今は疲れ気味。
新しい年の初めは、
美味しいものを食べてエネルギーを蓄えたい。
観光バスに乗ってVISONに行きたいですね。

森田童子/02 ぼくと観光バスに乗ってみませんか
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

古時計『ロードショー』

2021-12-13 16:12:57 | 音楽
好きな女性と初めてデートするなら。
やっぱり映画だろう。

青春時代、憧れの女性(ひと)と初デート。
待ち合わせは映画館の前。
約束時間よりも少し早めに。
本当に彼女は来てくれるだろうか。
ワクワクドキドキしながら待つ。

自分が観たい映画よりも彼女の観たい映画を。
あの頃はシネコンではなく映画館。
事前に上映している映画館を調べなければならなかった。

二人で映画を観る。
それだけで良かった。
映画の内容などドキドキして覚えていない。
映画を観ながらこのあとどこへ行こうかそんなことを考えていた。
青春時代の思い出である。

一人で映画を観ることもあった。
廻りを見るとアベック。
寂しさを感じた孤独な時間だった。

古時計の『ロードショー』
あの頃のフォークソング。
ストーリーがあった。
この歌にも聴いていると脳裏にストーリーが浮かぶ。
似たような体験。
自分にとっての失恋の思い出の歌でもある。

古時計 『ロードショー』 1976年
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大滝詠一 『空飛ぶくじら』

2021-12-12 11:18:17 | 音楽
前回は “ちゃんちゃこ” の『空飛ぶ鯨』
今回は大瀧詠一さんの『空飛ぶくじら』

♪街角に ぼくは ひとり
 ぽつんと 佇み
 ビルとビルの隙間の
 空を見てたら
 空飛ぶくじらが ぼくを見ながら
 灰色の街の空を 横切っていくんです
 
 そこで ぼくは ふと
 きみのことを思い出して
 急ぎ足の通りを
 渡るところ
 空飛ぶくじらが ぼくを見ながら
 灰色の街の空を 横切っていくんです

大瀧詠一さんの歌を聴き始めたのはあの名盤「A  LONG V・A・C・A・T・I・O・N」から。
はっぴえぃえんどやソロになってからの曲はこの頃から聴きはじめた。
ちょうどこの頃にレンタルレコード店が世に出てきた。

これはうれしかった。
レコードは高価だった。
貧乏な僕はそんなにも買えない。
本当に聴きたいもの、手元に残しておきたいものを吟味して買っていた。

暇があるとレンタルレコード店に行って
聴いてみたいものを何枚か借りてカセットテープに録音。
カセットテープは山のように増えて行った覚えがある。
1回しか聴かなかったものもあれば、テープが擦り切れるぐらい聴いたものもあった。
大瀧詠一さんのカセットテープは後者である。

昭和はレコード、カセットテープが主流。
平成はCD,そしてすでに無くなってしまったMD。
令和はユーチューブ、そして配信。

何か音楽の重さが軽くなったような気もする。
音楽の使い捨てを感じる。

最近の歌は、あまり記憶に残らない。
青春時代に聴いたあの頃の歌は、今でもしっかりと覚えている。
レコードやカセットを大切して聴いていたから覚えているのだろう。

ちゃんちゃこの『空飛ぶ鯨』のブログを書いていて
大瀧詠一さんの『空飛ぶくじら』を思い出した。
だから今日は大瀧詠一さんなんです。

空飛ぶくじら [Single Version] - 大滝詠一
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちゃんちゃこ『空飛ぶ鯨』

2021-12-10 16:06:17 | 音楽
今から約50年前、フォークデュオ “ちゃんちゃこ” の『空飛ぶ鯨』が流行った。
自分の記憶だとテレビ番組「ヤングおー!おー!」の今月の歌だったような気がする。

♪ある朝ある町で 鯨が空を飛んでた 
 海よりも広い大空 夢を求めて飛び立った 
 昔の森の中には 鯨が暮していた 
 しあわせの花の咲いていた 森で楽しく遊んでた 
 いつか時代の流れに 押し流されて 
 海に沈んだ かわいそうな鯨 
 今では海でさえ 鯨は暮せなくて 
 せっせと羽根を作って 狭い波間をとび出した 

聴いていると絵本の世界のようだ。
どちらかというと女性受けしそうな歌。

なにげなく先日この歌を聴いていた。
あの頃、何も思わなかった2番の歌詞が突き刺さった。

♪話は五十年 経った後の出来事
 宇宙には夢が広がる だけど地上は荒れはてる
 皆んなはある町の 窓から鯨を見た
 大空が暗くなるほど 鯨で空は埋った
 いつか人の流れに 押し流されて
 空に飛び立つ かわいそうな鯨
 その日の昼過ぎに あわれな鯨の群は
 次々に撃落されて 魂だけが飛んで行った

約50年前の歌。
歌詞の中にでてくる
♪話は五十年 経った後の出来事
 宇宙には夢が広がる だけど地上は荒れはてる

今日の自然破壊などを予言している歌詞に聴こえる。
最近は「SDGs(持続可能な開発目標)」という言葉を聞く。
  1. 貧困をなくそう
  2. 飢餓をゼロに
  3. すべての人に健康と福祉を
  4. 質の高い教育をみんなに
  5. ジェンダー平等を実現しよう
  6. 安全な水とトイレを世界中に
  7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  8. 働きがいも経済成長も
  9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
  10. 人や国の不平等をなくそう
  11. 住み続けられるまちづくりを
  12. つくる責任 つかう責任
  13. 気候変動に具体的な対策を
  14. 海の豊かさを守ろう
  15. 陸の豊かさも守ろう
  16. 平和と公正をすべての人に
  17. パートナーシップで目標を達成しよう
まさにSDGsの17の目標に合致したような歌に聴こえるのです。
作詞・作曲はみなみらんぼうさん。

未来を予言した歌『空飛ぶ鯨』
自然破壊を予想した歌『空飛ぶ鯨』
SDGsにふさわしい歌『空飛ぶ鯨』

今のこの時代だからこそ注目してほしい歌かなと思っています。

ちゃんちゃこ 『空飛ぶ鯨』 1974年
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする