ようちゃん@ちばらき

ちばらきは千葉県と茨城県の県境地域。利根川と地平線の向こうに見える筑波山が郷愁を誘う今日この頃。

スローボート

2005年09月02日 | いがっぺや~
私は20歳代のおよそ半分を「スローボート」という名のバーと関わりました。
そのお店は、札幌の繁華街にしては人通りの少ない道に面したビルの中に
ありました。
「スローボート」は村上春樹の短編小説「中国行きのスローボート」から
名づけた名前だとKママから教えていただきました。
私はそのお店を「僕のサンクチュアリ」だと勝手に名前を付けて通っていました。

お店には真鍮でできた太いパイプ(bar)がカウンター沿いに取り付けてあり、
そのbarを掴んだり、肘を掛けたりしながらお酒を飲んでいました。
barの太さがちょうどよく手持ち無沙汰を解消してくれていたんです。

おしゃべりの相手はオーナーのKママかピアニストのMさんでした。
Kママは声が大きく陽気でおしゃべりな方でした。
Mさんは年齢よりも若い顔立ちで、時々ピアノを弾いて下さいました。

若造の私はたまにKママから「出世払いだぞ。」と高価なウイスキーをご馳走に
なったり、飲み代を浮かせていただいたりしました。
大人のマナーについて教えられたのもこのお店でした。

お店の常連客はKママとMさんの人柄か、女性の方が多かった気がします。
それもバリバリのキャリアウーマンばかりでした。
札幌とニューヨークを行き来するバイヤー、某テレビ局のディレクター、小説家、
クラブのママ、某銀行員・・・
男性も一級建築士、歯科医・・・
そのようなお客さんの中で私は一番若造で普通の会社員でした。
でも皆さんは一番若い常連客なんだぞと可愛がって下さいました。

そのお店に私は父を連れて行ったことがあります。
父が北海道に遊びに来てくれたので、サンクチュアリへぜひ連れて行きたいと
前から考えていたことでした。
Mさんがプレゼントにとサン・トワ・マミーを弾いて下さいました。
barのカウンターで父とロックグラスを傾けたのはこの時が初めてでした。

つづく


デリバリー・チャイナフーズ

2005年09月02日 | ちばらきボーノ
昨日は1日内勤業務でした。お昼ご飯は店屋物にしました。
飲茶坊 なかいちの出前を頼みました。0298-51-3327
よく注文するんですけど量が多いんですよ。これで一人前って言うくらい多い。
私は写真手前のジャージャー麺 850円にしました。
どう見ても2人前~3人前はあります。
半分残して夕ご飯にとっておきました。