辺野古埋め立て承認の取り消し

　昨日、翁長沖縄県知事が仲井真前知事時代に承認した辺野古沿岸部の埋め立て承認を取り消しました。

　仲井真前知事の承認には「重大な瑕疵がある」という理由での取り消しでした。

　これに対して「沖縄防衛局」は、即座に対抗処置として行政不服審査法に基づく審査請求と効力停止を石井啓一国土交通相に申し立てました。

　翁長知事の「承認取り消し」について中谷防衛相がコメントを出したのですが、その内容に「この政権はいったい何を考えているんだ」という感想をじいちゃんは持ってしまいました。

　じいちゃんの不満は、中谷氏が言う「このような違法な承認取り消しは認められない」ということに尽きます。

　「違法な・・・」というからには、自分たちがきちんと法律を守って日々の政権運営をしているということです。

　ホンマかいな！

　というのが、じいちゃんの思いです。

　先に、衆参両議院で強行採決した「防衛関連法」なんて、多くの学者が最高法規の「日本国憲法に違反している」と大反対しました（一応法学部で憲法を学んだじいちゃんも絶対に憲法違反だと思う！）。

　これに比べれば、翁長知事の違法行為（もしあるなら）なんて「爪の垢」より小さなもんじゃないでしょうか？

　国を預かる自分たちは、最高法規の憲法さえ無視し、国民の声を聞かずに、強行に政策を押し進めているのに、アメリカ政府の言うことなら何でも聞いちゃう安倍政権は、沖縄県民のことを無視し続けているんですね。

　「俺たちのやる事は、憲法解釈を捻じ曲げてでも推し進める。すべて日本の国政は俺たちだけで決めるんじゃ！」という恐ろしく独裁的な政権になってしまいました。

　誰がこんな奴らを国会議員にしたんじゃい！

　自民・公明に投票したのは、国民のたった２５％ぐらい…。

　それなのにこんな諸行が許されていいもんでしょうか？

　一億総活躍社会とか安倍さんがブチ上げてるけど、じいちゃんみたいに、これまで頑張って貯金したお金でゴルフばっかして、税金をお支払いしているバカもんは、どうやってこれから活躍すればいいんでしょう？

　ハッキリ言って「もう働きたくないもんね！」

　後は、３０年間もお国にお納めしてきた年金の原資をチャンとお返しいたたければ言うことはありません。

　利子をつけて返せとは言わないから

　しかし、国民から分捕った年金の原資を一杯集まったからといって、訳の分らん保養施設なんかを全国に作って、それが立ち行かなくなったら安値で売りさばいたり、年金名簿の不備があって「消えた年金事件」に発展し、その確認のために多額の予算を使ったり、原資を多額の投資に回して大穴をあけたりしてます。

　これじゃ「一億（死ぬまで）総活躍社会」という一大キャンペーンで、できれば死ぬまで高齢者に働いてもらって、年金を支給しないというのが奴らの狙いなんじゃないかと思ってしまいます。

　何にせよ「違法行為だ」という前に、自分たちが「今やってること」は憲法違反じゃないのか、違法行為はしてないのかということを自民党のバカ議員たちに認識して欲しいと思います。