花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

イチョウ

2014年05月16日 | 小石川植物園


このイチョウの木が精子発見の元になった木だそうです!説明板が光って読みにくいです。
明治29年に平瀬作五郎氏はこの雌木において精子を発見したとあります。
それまで種子植物はすべて花粉管が伸長し造卵器に達して受精するものと思われていたので、
この発見は世界の学界に大きな反響を起こしたという説明がされています。




今年になってイチョウに興味を持ったきっかけはイチョウの雄花からでした。
落ちている白いものは一体・・・上を見たらイチョウの木がありそこから落ちていたのでした。


なあんだ これはイチョウの雄花だったのか~




サギゴケの向こうの池は水面いっぱいイチョウの雄花におおわれています。








こうなると雌花も見てみたくなって!!!後日見ることができました。
枯れた銀杏が落ちている木を探してみればよかったのです。採集禁止の立札が立っていました。
低い位置にはあまりなく撮りにくいことこの上なし





雌花といっても雄花からの花粉はもう取りこまれていると思います。
ちょっと突き出たように見える小さな口(始めは液を出している)から花粉が吸い込まれるのだそうです。
「精子が泳ぐイチョウの不思議」  NHKのミクロワールド  
http://www2.nhk.or.jp/school/movie/bangumi.cgi?das_id=D0005100132_00000  
植物とは思えない生きているイチョウでした!



イチョウの仲間の シダレイチョウというのがありました。おしゃれな葉をしています♪



次の年まで持ち越し?と思っていたのに今年のうちにイチョウの雄花と雌花の両方を見られて
やっと落ち着きました。欲を言えば雌花のてっぺんにある水滴のような液の玉を見てみたいです!