花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

チャボタイゲキ

2014年05月24日 | 小石川植物園
2月の終わりごろからチャボタイゲキを見てきました。この頃は赤くてとってもきれい!
いたるところで一面チャボタイゲキの世界になっていました♪




上のほうでよく分岐しています。


トウダイグサ科の花って造りが独特! 「杯状花序」といわれていますがこの意味はなんでしょう・・・
※杯状花序はひとつの雌花と多数の雄花が2枚の苞(総苞)に抱かれるように付くものです※
と記述されていました。


苞葉2枚 あります! コロンとした形の雌花1つ
雄花はどれ?ってはっきり見えないのですが黄色い花粉を出しているのは分かりました。
角を出しているように見える黄色の部分は腺体といって蜜があるところで4コです。  
アリの頭みたいにも見える腺体を目当てに昆虫がやってくるのです!


上の写真は下の写真の一部(右側)を切り取ったものです。
ひとつの杯状花序がいくつもつながって咲いていました


ごちゃごちゃ、ごちゃごちゃと花が咲いているのです


始めに雌花が咲いて下にコロンと倒れる


熟してくると上向きになりました。こうなるとすぐに種子を飛ばすそうです。


種子を飛ばした後はこんな風になっていました。果柄は随分長くなっていたのです。



4月終わりごろのチャボタイゲキは緑が深くなっているようでした。



2月ごろ見たのとは少し趣が変わって見えましたが茎の赤い色は相変わらず目立っています。



トウダイグサも生えているのです! 見た目は丸いのでチャボタイゲキより優しそうに見えます。



調べたことはこれでよかったのかな・・・おかしなことがあったら教えてくださいね。
冬の間はどのようになっているのでしょうか・・・枯れてなくなる? 今度の冬には見てこようと思います。