花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

大町自然観察園

2009年10月07日 | 近辺の花
市川市の大町(おおまち)自然観察園
谷津と斜面林の説明でいきなり「谷津」の意味が分かりません。
http://www.chuogakuin-h.ed.jp/bio/insectp/yatukwsk.html
千葉県内の公園や植物園の説明に多く「谷津」という言葉が使われます。
千葉県北部に特有な地形のことでした。
左から入って一周してきました。



入り口は何ヶ所かありますが大町駅に一番近い入り口から入りました。
東松戸から北総線に乗って印旛(いんば)方面へ二つ目の駅が大町(おおまち)です。
ここまでの道筋には「梨」で財を成した「梨御殿」が並んでいます。
途中左に曲がって梨街道を歩いていくうちに駐車場と入り口が見えてきます。

石段を下りてすぐの池  気になる緑色はなんでしょうか・・・



ず~っと寄ってみると  オオフサモかもしれないです。


<「大町自然観察園」>
<「入り口1」> < 「ここから下りていきます2」 ><「遊歩道3」>< 「高い木があるところは日陰になるので涼しい4」 ><「ツユクサもこんなに元気5」 ><「ユウガギクのような・・・6」 >

アスレチックコースや鑑賞植物園・動物園もあります。
植生も豊かなようです。まだ見たことのない花を追い求めて散策してみることにします。

千葉大園芸学部構内

2009年10月05日 | 近辺の花
千葉大学園芸学部は今年創立100周年を迎え記念の行事が予定されています。
資料によると
 * 植物学者の牧野富太郎博士はこの大学の先生をされていました。
 * 歌人の与謝野晶子は庭園を訪れて文学を製作しました。
 * 樹林地は5haあり特別保全樹林地区に指定されています。
学生さんたちの研究のための園芸品なんかあるかもしれないと思いましたが
そういったものは特になく花壇がほんのちょっと見られただけでした。
キャンパス内には自由に出入りできるので樹林内の自然を探しに
折々に散策してみるのもいいかもしれないと思いました。
<「千葉大園芸学部」>
<「林の中1」> < 「木の下のミズヒキ2」 ><「木の下のヒヨドリジョウゴ3」>< 「寂しいフランス庭園4」 ><「ヤブミョウガ5」 ><「アゲハチョウ6」 >


気になる小さな白い花を見つけました。調べてみたら「ハシカグサ」
名前の由来も面白いです。
葉が乾くと赤褐色に変化するためその様子がはしかの症状に似ているからだって。
5,6番はイヌコウジュでいいのかな!
ダンドロボロギクも近くで見るときれいです。アップの写真はボツになって悔しい

<「千葉大園芸学部構内」>
<「ハシカグサ1」> < 「ハシカグサ2」 ><「ツルボ3」>< 「ダンドロボロギク4」 ><「イヌコウジュ?5」 ><「イヌコウジュ?6」 >


この次は市川の大町自然観察園を紹介する予定です。  

戸定邸(とじょうてい)

2009年10月02日 | 近辺の花
常磐線の松戸駅から歩いても近い距離にある戸定邸を訪ねてみました。
かねてからここには一度足を運んでみたいと思っていました。
坂を上りきった先にあります。周りは住宅街です。
「戸定」とは中世に起源をもつ地名だと説明にありました。




あたり一帯は公園になっていて緑が多いです。


徳川慶喜の実の弟 徳川昭武(あきたけ) が建てた邸です。
後に昭武の子武定から敷地と戸定邸が松戸市に寄贈されました。
現在は国の重要文化財に指定されています。
建物は当時のもので特に窓ガラスは空気の入った空洞が入っていたり景色が
ゆがんで見えたりしてとても趣があります。もし壊れたら再現はできないそうです。
随所に紋章である「双葉葵」が使われています。

<「戸定邸」>
<「1」> < 「2」 ><「3」>< 「4」 ><「5」 ><「6」 >

昭武はわずか13歳でフランスに渡り留学を続けました。
大政奉還の知らせを受けたのもフランスの地だったそうです。
フランス語で書かれた達筆で美しい日記が残されていました。
彼の趣味のカメラを駆使した作品が歴史館に展示されています。
徳川慶喜の姿も写っているので興味深かったです。

公園内は花の種類も多く散策するのも楽しいです。
ギンミズヒキは大きな鉢に植えられていたものです。
滅多に見られないのでどうしても写さないわけにはいきませんでした。

<「戸定邸の周りの花」>
<「ギンミズヒキ1」> < 「ギンミズヒキ2」 ><「ミズヒキ3」>< 「ミズヒキ4」 ><「ハギ5」 ><「ヤブミョウガの実6」 >

やぶ蚊が多いので早めに退散して戸定邸に隣接している千葉大学園芸学部の構内を
散策してみることにしました。