花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

畑の周り

2016年10月21日 | 松戸周辺
2016.10.12 晴れた日の散歩♪ 秋の日の青い空をようやく見ることができました。





特に何も作っていない畑の中にポツンと咲いて♪  これはなにかしら・・・名前は分かりません。





すごく大きな声でうるさいくらいに鳴いて・・・どこにいるのかちっとも分からず・・・
そしたらこんな電柱の上で鳴きまくっていたんです。 これがモズなんですか!






ヌルデに実ができたかどうか確かめてきました。あんまり出来は良くないみたい
近くになくてがっかりでした。虫こぶはどうかなと・・・これも全くできていなかったです。





てっぺんにはまだつぼみがあるように見えます


チョウたちとも色々出会いがありました♪   ツバメシジミ


ウラナミシジミ


ウラギンシジミ  ソックスはいて♪ 

目と目の間には天狗みたいにつ~んと長いものが見えました。
こいもちゃんが撮ってきたチョウにもこれに似たものが写っていてなにかな~って聞いてみたのです。
器官の名前もちゃんとついていました。後で記入することにします!

こいもちゃんが見てきたキタテハやウラナミシジミの下唇髭

※可愛いお鼻のように見えるこの突起は下唇髭(かしんひげ:パルピ)と呼ばれる器官らしいです。
下唇髭はどの様な役割?…良くわかっていないらしいですよ~でも・・・
下唇髭の先端には触角と同じようなにおいを感じ取る感覚器官があったり
下唇髭で眼や口吻をクリーニングする行動などが観察されているのだとか・・・※
   こいもちゃんが熱心に調べてくださったことをそのまま借りています


これがツマグロキンバエなの~って! このときはもしかしてって思いながら撮っていました。
最初の出会いはそれとは知らずに写っただけでしたが今度はこれ!って思いながら撮ったので
このときが初めての出会いといっていいでしょう。 口吻を見るとそれとなく分かりそう すごく興奮~
大きさは5~7ミリくらいしかなくこんなに小さいなんて思わなかったです。
花粉を食べるハエ 可愛らしかったです。  複眼がくっついているから「オス」


ツマグロキンバエに恋している人のハンパない思い入れようはこっちにも降りそそいで!
いつの間にか私にも乗り移ったのかと・・・   
実際に自分の目で見ると確かに愛しく思えてまた会いたい(*^^*)



引いて撮るとこんな感じでとっても小さなハエ  セイタカアワダチソウの花1こ分くらい


キゴシハナアブも近くにいました!  複眼がくっついているから「オス」・・・しつこい

ツルドクダミ

2016年10月20日 | 小石川植物園
ツルドクダミの花が今年も咲くころに♪  そして果実も見られるようになりました。
タデ科 ツルドクダミ属  日本全土の山野に広く分布して自生する帰化植物と記載されています。 
小石川では毎年ツルがよくからみ花もたくさん咲く様子を見ることができます。




ツルドクダミという名前は葉の形がドクダミに似ていることから!


梅の木に居座っているツルドクダミ





花はごちゃごちゃいっぱいつくのでどれがなになのかまるでよくわかりません。
雄花と雌花と混ざって咲く



つぼみと花と!!!左下の1輪は子房が少しふくらんでいるように見えるので雌花かもしれない


トリミングしてみた下の写真で見ると・・・丸い形をしたつぼみも多く見えます。
右下に2つ並んだ花で比較してみると
右は雌花 左は雄花(雌しべはあっても短く子房はふくらんでいないみたい)・・・と推測しています。
毎年よく分かるように試みるものの・・・相変わらず分かりにくいです。



雄花のほうがたくさん咲くと載っていましたが雌花もずいぶんいっぱい咲いたんだ!そう思えました。




果実がいっぱいできた様子がまた見ごたえあるので好きです♪






サンパワーもらって遊んでいます~





痩果の枯れ色がいいと思うのでその頃にも行ってみたいです!

花から実へ(フクロミモクゲンジ)

2016年10月19日 | 小石川植物園
9月下旬の散歩のとき まだ花盛りのフクロミモクゲンジがありました。


この花盛りの木から落ちた花がらが地面を彩って!



同じ日なのに果実に変わっている木も!見た目は黄色からうすピンク色に変わったよう
同じ園内でもすごく差が大きいです。



微妙に変わる果実の色  遠目にはまるで花が咲いているみたい










10月に入ったら果実の殻が大分地面に落ちていました。



きれいに見える袋の中は小粒の艶のある種子

今になって気がついたこと  
ナナコカとフクロミモクゲンジ 共に花の頃やその後の見頃が同じような時期に当たるということです。
これを踏まえて次に生かせばいいかなと!

晴れた日に♪

2016年10月18日 | 小石川植物園
とっても明るくいいお天気の日に! まぶしいほどの陽射しをたっぷり浴びてきました。
陽に透かされた葉の美しいこと♪



果実ができています!


美しく見えた葉はコクサギでした!


お天気よくなるとみんなうれしそうで行動も活発!
このあたりを歩くとたいてい目にするこのチョウはコミスジ?  翅が傷んでいるのに頑張ってる




トネアザミがいっぱい咲いているのでチョウの舞いが華やかでした。きれいなナミアゲハ








左下にはツマグロヒョウモン  右のほうではナミアゲハが仲良く!



林の中に入っていくと・・・でっかい目玉!!!


トチの実は今年も大豊作みたいです。


あらっ、これはなんでしょう・・・


葉の形から ムサシアブミ! ここにあるなんて思わなかったです。
赤くなるのを楽しみにしたいです




ベニバナボロギク

2016年10月17日 | 小石川植物園
2016 9/28
ベニバナボロギクはあまり見る機会が少なく不満なんですがちょっとだけ咲いていました。









総苞の部分の紫色が見えたのでもっとよく見えないかと後日行ってみたものの
花はほとんどなくこんなのが写っただけ・・・先にちょっと紫色見えるような・・・
 ※総苞外片はごく小さく、頭花基部の花床(花托ともいう)辺りに17個ほどついています。
大きさは長さ2~4㎜、幅約0.5㎜で、先は外片と同じように尖り、濃い紅紫色になっています※
ということが書かれているサイトがありました。
来年覚えていたら咲き始めの花でもっとよく写してみたい!




またしても面白い変形菌が・・・




なにから出てきたのかというと  木の切り株から生えていました。



濃紅色のゲンノショウコがありました! この色はすごく久しぶり







葯と花粉の色がすてきです! 
もっとよく撮りたくてその後行ってみたらもう草刈りに遭って消えていました。
こんなことがすごく多くていつも嘆きがちになって・・・お天気のせいにしています


ヤブマメ ヤブサンザシ

2016年10月16日 | 小石川植物園
やぶ蚊がうるさい中撮っておいたヤブマメ








ヤブサンザシのところにも行ってきました!


アオクサカメムシはここが好きなのでしょうか・・・




可愛らしく見えるヤブサンザシの葉です



エゴマかレモンエゴマ 小っちゃくて撮りにくい・・・・ほとんど失敗でした。
こんなの初めて見たので宿題にしていずれゆっくり考えることにします。













これも初めて!・・・ショウキズイセン?  周りを明るくしてくれるような色で咲いていました!







ナナコカの花

2016年10月15日 | 小石川植物園
2016 9月下旬~10月始め
去年はナナコカが咲き終わったときのガクの美しさにひたっていたのです。
その花をどうしても見たいと思って行ってきました。
始めはその場所へストレートに行かれるとタカをくくっていたところ分からなくなってしまって・・・
何度か足を運んでやっと見つかりほっとしました。自分で思っていた場所よりずっと奥 
ハクサンボク同様にうろ覚え状態を悲しく思うこの頃なのです。
今度は忘れないようにしようと木の生えているあたりを写真に撮っておきました。
左に何本かまとまって生えているような木がナナコカで 右は超高木のユーカリだと思います。



花は真っ白でとても清楚な感じに見えました。小花が集まって咲いていました。
ナナコカ あるいは ナナコバナ スイカズラ科   スイカズラに似た花です♪
お天気のいい日がもっと早かったら・・・と恨めしく思いつつ撮っていました (半月くらい遅かった)








高いところに咲いているので目いっぱいのズームでようやく写る!






まだつぼみも見えます!花がらがクモの巣にかかって落ちずにそのままに!


ぷくっとしたところからガクが伸びて色づくころ 第2の見頃になるでしょう♪
子房のように見えるぷくぷくの部分から7つくらいの花が咲くからナナコカになったのだそうです。




少し桃色になったガクが伸び始めているのも見えます



去年初めて見たときのナナコカ
花のとき  花が終わったとき 二度は楽しめるナナコカ 次はどんな姿を見せてくれるのか
期待したいです!

ハクサンボクの果実

2016年10月14日 | 小石川植物園
ハクサンボクはどこにあったのかどうしても思い出せなくて入り口で聞いてやっと見つかりました。
近くを何度もウロウロしてからたどりついたのですが「ここで見たの?」と実物を見ても
この場所は全く記憶になく悲しくなりました。 前にはなかった名札が立っていました。
科名がレンプクソウ科になっているので新しく立てたのだと思われます。(旧スイカズラ科)
次に行くときはスイスイここへ来ることができると信じています。



ガマズミに似た果実ですが付き方がまばらでがっかり・・・
まだ木が大きくないからだと自分に言い聞かせて!
後日行ってみたところ熟す前に実は落ちて残念でなりません。食べられるそうです。別名 イセビ







若草色の新芽が大きく太く伸びていました。


ちなみに4/19に見ていたハクサンボクの花 まだフォルダに残っていました。(前にアップしたのと同じ)
ハクサンボクという名前の響きがよく花の姿も葉の光沢も美しいと絶賛したくなります!






ハクサンボクを見ることができ安心したのでいつものシュウメイギクのところへいそいそと♪
なんだか待っている日にちがすごく長かったような気がします。
つぼみから大分過ぎてやっと咲いてくれました。9月下旬でした。




アンバランスな美しさ




モンシロチョウのペア  何組もいてラッキー! 一緒に飛んだり止まったりでした。






タイワンホトトギスでは  シンプル♪

試してみると・・・

2016年10月13日 | 小石川植物園
マルバチシャノキの実の味見♪ 写真がうまく撮れなくて・・・
実を割って中を見ました。スポンジのような感触 甘みはごく薄く美味しくもなかったです。
だいたい完熟する前にほとんど落ちてしまうみたい 
もっとオレンジ色が濃くなるまで落ちずについていたら甘みも増してきそう







もうひとつはガビハナミズキ 実を触ってみるとふかふかで中味はまるでないような感じ
これも舌で味わってみたところ甘みはごく薄かったです。



トチュウの木にも果実ができました!




トチュウの葉で試してみることは!!!葉をちぎって引っ張ってみること♪
生の葉で試してみるとよいと言われそうしたところなんとか切れずに糸を引きました。






その後はオオバコで試してみることに!写し方が悪くて・・・オオバコはかなりよく伸びるようです。
これはすごくやりやすくていくつも引っ張ってみて楽しかった♪




※維管束というそうです。
「役割としては液体(主に水や養分)の運搬と植物体の機械的な支持である」とWikipediaに
載っています。要は養分の通り道でいいでしょうか。 人でいえば血管に当たる
「やってみるとよい」と教えていただいて真似をしてみたのです。
実力不足を露呈する結果になったのですがもっとよく分かりやすく撮れるよう練習できれば・・・
「練習する」といえばいいのにあいまいなニュアンスで済ませてる

ノブキ

2016年10月12日 | 小石川植物園
長年求め続けていた野草  ついに出会うことができて最高! 始めに目についた一株


こんな形の果実がついていたのです!
この独特な姿を見てもしかして・・・やっぱりそうでした!見たかった「ノブキ」でした。







ノブキの葉の様子  葉には翼がつきフキの葉に似て少し大きめ


花が咲いているのはないのかしら・・・そう思って歩いていると!花もまだ咲いていました。

しかも花つきの株もまだ多く間に合ってよかった♪


薄暗い林の中にあるのでうまく写らなくて歯がゆい思いをします・・・裏腹な思いばかり
花の咲き方がとっても面白い!  真ん中は両性花が咲いてその周りに咲くのが雌花
咲き始めの花は探しても見つからずこのように雌花にすでに果実ができているものばかりでした。
真ん中の両性花は結実しないのだそうです。



初めての出会いなので興奮気味 写真もつい撮りすぎて・・・この美しい花に魅せられてきました。










真ん中の両性花が枯れ始めているのも見つかりました。


果実も終わりかけているようです



果実の先端のべとべとした腺点 これがひっつき虫となって運ばれる
確かにちょっとでも衣類に触れるとすぐにくっついてきました。
果柄にも腺点があるそうですが写してきた画像では分からず残念です。




紫色になってくるときがきれいだと思いました。


どんどん歩いて行くうちに群生した場所が目に入りびっくりでした。
始めはちょっとだけしかないのでずっと残っているか心配したのに・・・
これを見たら多すぎる~なんてことになりました。見える範囲内すべてノブキが幅を利かせています!


キク科ノブキ属
今まではこのあたりの隅っこは通ることがなく気がつかなかったのでしょう
今後もここでノブキを見られそうで楽しみが増えました。花の咲き始めのノブキをどうしても見たいです。