時に4コマブログ 『この世はパラダイス』

世の中いろいろありますが、ココロはいつも夢幻郷。

勝負!

2007-08-15 16:47:48 | 4コママンガ

 

 


子は親を乗り越えて...

 

 

 

 

 

 子供らの小さい頃は当然ながらトランプ、ゲーム(TVゲームでなくゲーム盤の類)等、横を向いてTVを観ながら余裕で楽勝でした。しかしだんだん気を抜けなくなり、ついにはオセロや将棋で初めて負けた時のショックは極めて大きなものがありましたね。

 私の父親は囲碁が得意で、つい最近まで近所の公民館の囲碁教室でボランティアの先生をやっていたくらいなのですが、息子の私は囲碁将棋を含めたゲームの類はからっきしダメです。

 私が子供の頃に父は何回か囲碁の手ほどきをしてくれたのですが、初歩の初歩レベルで飽きてしまい、結局その後人と対局を楽しめるまでにはいたっていません。父は寂しそうでしたが、向いてないものは仕方ないですね。将棋も子供の頃は回り将棋と駒崩しくらいしかしたことがなく、子供が物心ついてから買った安い将棋版と駒に付いていた解説書を見て始めた程度です。

 とは言え、それでも子供に負けるとやはりプライドの基盤が大きく揺らぎます。オレも早くももうろくしたか...という思いと、こいつらもそれなりに脳の発達はしているのだな...という安心感とが入り混じった複雑な心境でしたね。

 しかしTVゲームは最初から張り合う気もありませんでしたね。そもそもTVゲームはどうも子供の脳の発育上いいはずはない、と買わずにいました。

 しかしある年の夏休みに新聞屋がくれたただ券で行った近所の多摩テック(当時は入場、乗り物、プール、抽選会付き。今は入場券ぐらいしかくれませんが)で2等のスーパーファミコン(マリオのソフト付き)が当たってしまい、それ以来息子3人の誕生日やクリスマスの度にゲームソフトや新型機を買わされる羽目になってしまいました。

 私もものめずらしさで始めにちょっとだけ「マリオの何とか」をやってみたのですが、操作方法をマスターする前に飽きてしまい、結局ほとんど面白みを見出せずじまいでした。昔のインベーダーやパックマンのような単純なのはそれなりに楽しめたのですがねえ。

 DSの脳年齢何とかも3分で飽きてしまいましたし、やはり私の頭はもともと複雑なものには不向きなようです。家電、パソコン、ケータイ等、身の回りのものはどんどん複雑になり、次第に浦島化していく自分の姿を思い描いてしまいます。

 これではいかん、とは思うのですが、一方で「それでもいいじゃん」と言うもう一人の自分がいて、心揺れるこのごろです。