時に4コマブログ 『この世はパラダイス』

世の中いろいろありますが、ココロはいつも夢幻郷。

感謝の気持ちで...?

2008-07-20 22:42:04 | 4コママンガ

 

 


梅雨も明けて夏本番ですねー。

 

 

 

 

 

 今年の梅雨はあんまり梅雨らしくなく、湿度による不快度はそれほどではなかったように感じましたが、暑さはしばらく前から本格的になっていましたねー。

 先週は木曜日に大阪に日帰り出張でしたが、新大阪で新幹線を降りたとたん、「おわっ、何じゃこりゃ!」というような熱風が渦巻いていました。地下鉄で淀屋橋まで行って、そこから15分ほど歩いて午後からの業界のセミナーの会場まで行ったのですが、フライパンの上を歩いているようでした。

 大阪から単身赴任していて毎週大阪に帰っている同僚から、「大阪は暑い」とは聞いていましたが、やはり東京とはだいぶ気候が違うようですねー。

 大阪市役所前の歩道ではディズニーランドのようなミスト散布装置が霧を噴き出していましたが、その下を通っても全く効果はなく、通りがかりの人達は皆、「全然涼しくないやん!(だったかどうか、大阪弁は良く分かりませんが)」と不満を言いながら歩いていました。

 セミナーは13:30からで時間は十分余裕があったので、昼飯は淀屋橋まで行ってからそば屋でゆっくり好物のもりそばを食べようと楽しみにしていました。しかし駅を出てから周りを見渡してもそば屋は見当たりませんでした。

 東京にいると、駅周辺や繁華街、オフィス街には必ずそば屋があるもんだ、との常識が頭にあるので、「大阪の人達はそばが嫌いなんだろうか?」と、不思議に感じました。

 焼けるような日差しの中、「これだけの街でそばが食えるところがないはずはない」と思いながら会場まで歩きましたが、結局そば屋は見当たりませんでした。会場の中は良くクーラーが効いていて、地下には食堂もありましたが、そこにもそばはありませんでした。東京なら必ずメニューにあるものですが。

 いったん食べたいと思ったものが見つからないとなると、益々食べたくなるのが人情。「こんなはずはない。まだもう少し先まで行けば必ずそば屋があるはずだ」、との期待を胸に、またうだるような外に出て、周囲を歩いてそば屋を探しました。

 しかし結局そば屋は見つからず、暑さでさすがにまいったので、とうとうそばはあきらめました。他に特にこれと言って食べたいものはありませんでしたが、途中うなぎ屋の看板の「サービスうな丼800円」、が目に付いたので、「まあいいか」とうなぎにしました。

 しかしこのサービスうな丼、大はずれでした。出てきたどんぶりのふたを開けてみると、ご飯の上には尻尾の先の10数センチくらいを半分にしたふた切れがちょこんと乗っているだけでした。


サービスうな丼800円
(漬物がたくあんでなく奈良漬なのが関西風です)

 東京の1000円以下の並うな丼の相場から考えて、「いくら800円のサービスうな丼でもこれはないだろ」と思いつつ、「もしかしたらうなぎ自体は上等で味はいいのかも知れない」とのかすかな期待を持って一口口に運びました。

 しかし、味の方も「??」で、しかも隣の席のオジサンがタバコを吸い始めるし、急いでかっ込んで早々に店を出ました。

 食文化の違いはあるのかもしれませんが、ちょっと(大いに)不満の残る出張でした。今度大阪に行く時はたとえ昼飯と言えどもよく調べてから行きたいと思います。関西はやはりうどんの方が主流なんでしょうかね。

 マンガと全然関係ない不満の話になってしまいました。高尚な「感謝の気持ち」のテーマで書こうと思ったのですが...。たとえ小さなうなぎのしっぽでも、感謝の気持ちを持って食べれば、...でもやっぱりくやしいですね。大阪にもうまくて良心的なうなぎ屋はきっとあるはずですが。まだまだ人間修行が足りません。