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春も読書にはいい季節ですねー。
昨日はちょっと用事があって休みを取って東京駅まで行ったので、ついでに丸の内オアゾの丸善本店に行ってきました。この時期は新学期及び年度初めということもあり、何となく本の購買意欲をそそられる季節です。
時間に余裕があったのであちこちゆっくりと見てまわり、結局ペーパーバック2冊、英語リスニング本2冊、文庫3冊、及び子供用(&自分用)にホーキング博士親子の書いた本「宇宙への秘密の鍵」を買いましたが、総額約1万円近くになってしまいました。
新学期は子供達の学費で何かと大変ですが、まあ本は食い物と同じくらい重要な栄養分ということでケチらないように心がけてます。
代金を払った後、セロテープで止められた袋の中をのぞくと、チラシは入っていないようでした。しかし家に帰って開けてみると、見慣れないタイプのA5サイズのチラシが入っていました。
単行本(腰巻つき)の表紙と同じ体裁で、「何だこれは」と見てみると、“ヤマハ携帯小説 「視線の先に」 著作 花村萬月”とのこと。ヤマハ(楽器でなく発動機の方)の新手の広告のようで、裏には小説の出だしの一ページとともにQRコードとURLがありました。
どんなもんかとサイトを見てみたところ、上の小説の他に別の小説やマンガなどが載っていました。中身をざっと見てみると、中年オヤジをターゲットにした“もう一度バイクに乗ろうぜ”広告でした。
私はまさにメインターゲット層だったということのようです。昔は自転車よりもバイクに興味のあった時期もありましたが、今は全く興味はないので、残念ながら無駄広告でしたが。しかしいろいろ考えるものですね。
久しぶりに本屋でゆったりと時間を過ごスことができましたが、こういう時間は貴重ですね。いつもは会社帰りの閉店間際で蛍の光のメロディに急かされながら、また土日は食料品の買い物ついでで嫁さんの「まあだあ~!、早くしてよー!」 の声に急かされながら品定めをすることが多いので。
おとといは中央線でとんでもない目にあったので、いいリフレッシュになりました。
<おまけ(中央線大混乱顛末)>
事故当日の4/10もいつもの八王子始発の電車に乗っていましたが、本を読みながらうとうとして、ふと目が覚めるとなぜか駅でないところで停車していて、社内の電気が消えてモーター音もせず異様な雰囲気でした。
しばらくして社内アナウンスでようやく事態を知りました。その日は9時過ぎから海外のお客さんが来て大事な交渉の会議があったのですが、この分じゃ間に合いそうにないな、と電話でその旨伝えました(厄介な購入価格交渉だったので内心ちょっとほっとして)。
いつものように座席は確保していたので、まあ長くて30分くらいかな、とのんびり構えていましたが、電車から降りられたのは結局2時間後でした。ずっと立っていた人達の中には、座席にへたり込んで降りる気力もない、という人達が大勢いました。
(中央線に閉じ込められて参ったの図)
はしごで降ろされて国立まで歩き、延々待ってようやく振り替え切符を受け取りました。駅員さんの「南口のバス乗り場から谷保まで行って、南武線で分倍河原に出て京王線で新宿に行ってください」との指示に従い南口に行ってみると、案の定さらに長蛇の列でした。
南口の駅員さんが「歩いた方が早いですよー」と言うので、結局駅前通を端から端まで歩いて谷保まで行き、南武線に乗りました。もうちょっと早い時期だったら桜がきれいだったんでしょうが。
でも道沿いの一橋大学や国立高校などを実際に見るのは初めてだったので、まあこんなことでもなければ歩くことはなかったところを歩くことができて良かったと思えばいいか、と自分に無理に思い込ませました。
ところが南武線で分倍河原まで行ったら、ホームから階段の上まで満員電車並みに人で溢れていました。京王線も満員とのことで、「この先の登戸からの小田急線もご考慮ください」とのアナウンスに従い、いったん降りた電車に再び乗って、小田急回りで新宿まで出ました。
こんなとんでもない回り道をして、会社に着いたのは結局12時半でした。こんな時に限って1時からはまた別の会議が入っていましたが、私は時間がなくても昼食はゆったり食べないと気が済まない方なので、かまわず外に食べに行ってしまいました。
昼食から帰ってきたらもう1時を15分ほど過ぎていました。「会議があるんだからコンビニ弁当かおにぎり程度にしろよ!」と言いたげな白い視線を感じながらも、「いやー、すみませんすみません」と言いながらようやく席に着きました。
事故は仕方ないにしても、その後のJRの対応はあまり手際良いとは言えませんでしたねー。お上からも注意を受けたようですが、今後はもう少し迅速な対応をして欲しいものです。
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