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お見舞いは気を使いますねー。
幸い手術も成功し、しばらくリハビリを続ければまあ大丈夫でしょうとのことで、一安心です。というわけでここしばらく週末は面会に病院通いでした。
家族や身内の場合はあまり気は使わなくて良いのですが、誰か他人のお見舞いに行く時は、何を持っていくか悩みますよねー。花やお菓子等迷惑にならないで、しかも心の安らぐようなようなものを、と思うのですが、これがなかなか難しいですね。
花にしても鉢植えは根付くからだめだとか、香りの強いものやとげのあるバラもだめとか、いろいろ厄介です。
先週末も嫁さんと息子の病院に行きましたが、病室に入ったところ、脇のキャビネットの上にお菓子の箱と小さめの花束の包みが置いてありました。誰か来たのかと聞くと、学校のクラブ(天文部)の仲間が三人で見舞いに来たのだとのことでした。
まあ学生にしては一応常識はあるなと思いましたが、花束は花瓶がないと困るというところまでは思い至らなかったようです。
で、何かに生けなきゃと思って花束を手にとって嫁さんと2人で包みの中を覗いてみたところ、思わず顔を見合わせてしまいました。
中身は紫の菊でした。『これってもしかして、仏壇か墓参り用...』、と嫁さんと私はお互いの思っていることを察知しつつ、しかし同室の皆さんの手前何も言えませんでした。
さすがに病室に飾るわけにもいかないので、結局家に持って帰って花瓶に生けました(写真下)。
どうもお菓子と一緒にそばのディスカウントストアの花屋に置いてあった花束を買ってきたようです。まあ気持ちの問題ですので本人は単純にありがたく思っていたようでしたが。
帰ってから下の息子達に、見舞いの花を持って行く時はちゃんと店の人に用途を言うんだぞ、としっかり伝えました。
常識が薄れていく世の中とは言えさすがに上のマンガのようなものを持って行く人はいないでしょうが、この秋また復活したようでなつかしいですね。
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