「最近、時間が経つのが早く感じる!」
このような話、最近良く聞きませんか?。
同時にいくつもの事を進める日本人。
効率を求めるあまり、終わればすぐに次が待っています。
当然、早く感じます。
そういった社会の構造の中にある私達にとって、「休憩」は大切な時間なのですが、この休憩の中にも時間が早く感じてしまう構造があります。
この水筒、先日買ってきたのですが、左は昔からある蓋がコップになるタイプ。
右は直飲みタイプ。
最近は、ペットボトルを直飲みする事に慣れている人が多いので、蓋がコップになるタイプの水筒がほとんどありません。
でも、実際に使ってみると解るのですが、休憩の安息感があるのは圧倒的にコップタイプ。
飲み物を注ぐという行為(手間)は、フッとひと息付きたくなる感覚が強くなります。
手間があるから落ち着ける。
ひと手間さえ省く「効率化」は、人の気持ちの落ち着きを奪ってしまいます。
物事、手間があるから良い物が生まれ、愛情が湧くことを忘れてはいけません。
効率も大切だが、もっと大事なものを捨ててませんか?。