「腹診」という診察方法が東洋医学にはあります。
お腹を触り、コンディションや日頃の様子を伺う方法なのです。
例えばお臍の横に「天枢/てんすう」というツボが」ありますが、左に硬さを感じると「精神疲労」、右に感じると「胃」の調子が落ちているなどの体調が解ります。
さらに、わき腹にある「章門/しょうもん」というツボを押さえて、「こり」を感じる場合、日頃座っている時間が長いか、座り仕事をされている可能性が高いと思われます。
昔の西洋医学のお医者さんも、よくお腹を触ってましたよね。
「腹は口ほどものを言う」
冷やさない、入れる量はほどほどにしましょう！。
健康に関するノウハウが、実に多く発表されていますが、「これは自分に合う！」と思ったものでも、時間の経過と共に身体は変化していきます。
生活環境が変わったり、様々な変化が「内的/外的」に変化します。
それらの変化に適応していく事が最も必要な能力なのです。
適応する為に、それまでおこなっていた健康法を続けたり、止めるする事が必要になってきます。
その判断力を付けるには、日頃から自分の身体と向き合っているか？がポイントになります。
これを私は身体の感知力と呼んでいます。
身体から発せられる様々な情報を元に、自分がどのように行動するのか？。
この「感知力」を付けることが、最上級の健康維持法だと断言できます！。
・身体を動かす
・飲食の追求
・心の追求
どれもマニアになってはいけません！。
真実を追究する「ヨギ」的感覚が無ければ、１つの行為に縛られてしまう可能性があります。
他人、ノウハウに縛られては１つの事に依存しかねません。
健康の追求は、もっと広い感性が必要なのです。
「健康産業」が繁栄する日本。
捉われないように、自分の健康を追求していきましょう！。
