田舎主婦の日日是好日

今日も生きてることに感謝かな。

『幻滅と別れ話だけでは終わらないライフストーリーの紡ぎ方』

2020年01月29日 | 趣味・本

きたやまおさむさんよしもとばななさんの、

『幻滅と別れ話だけでは終わらないライフストーリーの紡ぎ方』

ブログ巡りで出会った本である。

 

 

著者のきたやまおさむさんって、

私が知ってるお医者さんでミュージシャンだった北山修さん?

「ザ・フォーク・クルセダーズ」というグループが、

『帰ってきた酔っ払い』を歌っていたけど、

そこにいた人?

 

きたやまおさむさんには、

いくつか名前があって、

ザ・フォーク・クルセダーズの北山修さんと同一人物だった。

 

現在73歳だそうで、

2010年3月に、

1991年から勤務されてた九州大学を定年退職されたそうだ。

専門は精神分析とのこと。

 

ずっと昔(1965年)の、

「帰ってきた酔っ払い」の歌は楽しかったな~

55年も前のこと!

おらは死んじまっただ~

おらは死んじまっただ~

天国へいっただ

~~~略~~~

天国良いとこ一度はおいで

酒はうまいし、ねえちゃんはきれいだ・・・

 

こんな歌を彼は医学生時代に歌っていた。

 

かたや、

よしもとばななさんは1964年の生まれの55歳。

ばななさんの本は全く読んでないけれど、

父親の吉本隆明さんの本は高校生のころ読んでいる。

(読んだというだけで理解したわけではない)

 

この本は、

まずきたやまさんの講義があり、

そのあと、

ばななさんとの対話が始まるという形式である。

 

抽象的なので具体的に。

総論的なので各論的に。

どういうところ?どういう時?

〇〇って、どういう意味?

おお~なかなか本質ついてきますね。

秘儀ってなによ。

どっちが中途開眼したのか知らないけれど。

どうですかね。そうですかね。

なるほど、なるほど、わかってきた。

ねっ、やっぱりそうじゃん。

教えて、教えて、面白い、面白い。

 

上記のように、きたやまさんが、

ばななさんに聞いたり相槌をうたれるのだが

話の中で、

私の子供のころの最大ヒーローだった月光仮面まで登場する(笑)

(10歳にもならない頃見たんだから強烈な印象を受けた)

 

また、

喜多川歌麿・鈴木春信・葛飾北斎らの絵が取り上げられ、

日本人の特性について、

古事記まで引き合いに出されている。

 

ばななさんの少し混沌としているような話を暖かくほぐしながら、

対話をしていく精神科医のきたやまさん。

 

だが、

面白く読めても、

<幻滅と別れ話だけでは終わらないライフストーリーの紡ぎ方>とは、

いったいどういうものなんだろうかと説明しようにも、

できない。

 

ライフストーリーの紡ぎ方なんて皆違うんだし、

普通がいいかと言うとそうでもなく、

普通の人になっちゃうといけなくて(笑)

(普通の学校でなく、いい学校へとかいわれたりして)

でも精神科医は普通の人が向いていると言われる。

 

いいと悪いとの真ん中にある普通。

普通って何さ(笑)

ちょうど真ん中にはなくてあちこち動いていくのだから、

もう説明不能。

 

ふたりの対話もわかりあえるところと、

理解不能なところが生じる。

 

きたやまさんが対談最後に、

ばななさんに言う、

「やはり千回くらい会わなきゃだめだったね」

 

人生って、

そんなに一統にはいかないんだものね。

人って、

そんなに簡単にはわかりあえないんだものね。

ちょっと心の琴線がふるえただけで、

わかったつもりになったり。

たくさんの歌を作詞したきたやまさんには、

風』という歌もあって、

青春時代に私はよく口ずさんでいた♪

 

人は誰もただ一人 旅に出て 

人は誰もふるさとを振り返る

ちょっぴりさみしくて 振り返っても

そこにはただ風が吹いてるだけ

人は誰も人生につまづいて

 人は誰も夢破れ振り返る

♪♪♪

 

何だか、

少し年上のお兄様と懐かしい再会をしたような本だった。

(実兄より年上)

 

どさんこじーじさん、

本の紹介有難うございました。

 

 

 

コメント (18)
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