一本53000円で落札した288Cが到着した
う~ん
びみょーに塗装が違う
ALTECの文字の大きさも違う
でもシリアルナンバーはそんなに離れていないのでいいや
安く買ったのだからガマンがまん!
もう一本の288Cは15年くらい前に一本しかない後家さんだから安くするよと言われて
805のホーンつけて5万円で購入したもの
激安だから多少の事は気にしない
しかし新旧288を比べてみると大きさがかなり違うものだ
この大きさの違いで当時は
288Cをなんだ小さくて貧弱なドライバーだと見下した気がする
でも今よく見るとホンものって感じがする
眺めていたら
このドライバーは何だか気持ち良く歌う気がしてきた!
この気持ちの納得が私の一つの儀式なのだ
つないでみると
やっぱり古い音
ではなかった
不思議なもので最初の音の出し始めは、ぱっとしなかったのは事実だが
しばらく聞いていると
いい!
聴き易いと言えば簡単だが、それだけではない
音の角が取れているだけでなく奥行き感と言えば良いのだろうか
彫の深い音に聞こえる
今まで刺激的で、エッジの利いた私好みのパンチのある
どっピンシャーンな音が大好きで
これぞALTECと思っていたが
この288Cにしたら彫が深く、特に声が生々しい
優しい良い声だ
そう言えば真中のA5の横には英語でボイス・オブ・ザ・シアター
と書かれているが
この言葉の意味がようやくわかった気がする
やっぱりアルテックはこうでなくちゃ
ボイス・オブ・ザ・シアターなんだよなALTECは
何よりも声が響き渡り、気持ち良く歌わなくちゃ!