
正面を向けてセッティングされたスピーカーだと
ステージ感は出るのだが
エネルギー感は多少失せてしまう
この辺はかなり微妙なセッティングになる
WE755とL220は正面を向けたセッティングで問題無いが
ALTECはスピーカーの間隔が空きすぎているせいか
正面セッティングだとかなりエネルギーが物足りない
やはりオーディオマニアだな俺は
内振りにセッティングを変えよう
このALTEC-817の箱が奥行きがあるためになかなか内側に
向けるのが難しい
スクリーンに当たらないように内側に振るが、どうしても視聴位置に向けることが
無理だ
ウーハーの箱とドライバーのホーンの向きを同じにしてやや内振りセッティング
で聴いてみる
エネルギー感は多少上がったが何だか音のピントがぼけている
ボーカルもやや大口で音に締まりがない
817の箱はこれ以上は内側を向かないのでドライバーの311-90ホーンを
内側に振りセットし、視聴位置に向ける
目で見てもホーンの仕切りの中央が一本線になるようにセット
おっ!、ホーンの向きだけなのになぜか低音も力感が増した
中高域はやはりこのセッティングのほうが好きだ
よく音楽マニアの方はスピーカーは正面を向けて
オーディオマニアは内振りに自分にスピーカーを向けて鳴らされる方が多い
これは好みの問題で良いんじゃないかな、
それとスピーカーの左右の間隔が離れていると内振りにセットしたほうがいいようだ

これだけスピーカーがあると違ったセッティングがあっても仕方ない
この中央に鎮座しているA5センタースピーカー
バカなセンタースピーカをセットしたものだ
だがこの今はアンプに接続されていないA5が、なかなかいい仕事をしている
モノラルやスタジオ録音のボーカルは見事にこのA5から音が出てくる
我が家に訪れた数人の方は「この真中のスピーカーは良い音しますね~」
いや、真中は接続していないので音は出ていないんですよ
えーほんとに
こんな会話がよく聞かれる
見た目とは大切なものです
私が聴いていてもこのA5良い音するなーと思ってしまう事がある
使っていない邪魔なA5だが視覚上は良い仕事している
スピーカーのセッティングは音だけではなく見た目も重要なポイントなのであろう