
見つけた!0.01のWEコンデンサー
マグネットフロートの報告に、Tオーディオショップに出かけて
ダメもとで、今度はコンデンサーが無いか尋ねてみた、
「0.01か~、あまり使い道が無いからなー」
ガサごそがさごそ、スピーカーの上に転がっているコンデンサーをいくつか持ちだして調べてみる
「あ、あったよほら一個」
お~流石~、ならばもう一個探そう、だが探しても探しても.01は見つからない
壊れているのは一個だから最悪一個でもいいかと思っていたら
通路の床に数多く転がっている、コンデンサーやガラクタ部品と思われる中からT氏が手に取り
「あ、これがもうひとつだ」
なんで床に落ちてるの?、の問いに、
T氏は
「いや、床に置いてあるんだよ」、・・・
あっそう(商品は床に転がして置くなよ・・)
まあいいや、流石Tオーディオ無い物は無い!
前とは違うタイプだがとりあえず、これでやっと修理ができる
ずいぶん長い間我慢して使ったものだ、壊れたかけたWEコンデンサーを

設置はちょっとめんどくさい
パネルに穴をあけて上に置きたかったが、もう上部に置くスペースが無い
中にステーを折り曲げて配置、310のウエスタン配線が邪魔になるので少し斜めになってしまった
310以外の配線もそうだが、ウエスタンの配線は部品近くでゆとりを持たせて
無駄に余るように半円を描いて配線されている
聞いた話だと、部品交換の時間を短縮するために一つ一つハンダをはずして
部品交換するのではなく、切ってしまうとのこと、そのために最初から
配線にはゆとりを持って配線してあるそうだ
この配線の仕方が気に入り、我が91Bもウエスタンぽく配線したので
310の配線の単線も上に意味無く持ち上がっているので
このように斜めに配置となってしまった、でもこのウエスタンぽい配線カッコイイよなー
我がなんちゃってWE91Bも今となっては無駄でしかない、この配線方法でかなりゆとりを持って全て配線しているので気分的には満足している
自己満足の配置はともかく電源を入れてみると、
例のボソボソ音がしない、やっぱり.01のコンデンサーが故障の原因だった
音を出すと、うーん?ビミョ~
音の張り出しは以前より確実に強くなった、圧的にも、量的にも
だがその分、音の粒子が少し塗りつぶられたような傾向にある
ふくよかになった分
音が雑になる?、いや滲む?、柔らかくなる?
そんな違いだ
また違う魅力でこれはこれで楽しいが
あのビシッとした滲みない音も懐かしい
やっぱりこの0.01のコンデンサーは重要、真空管以上に音の変化がある
もともと使っていたコンデンサーは測定機から取り出したもので

その筋の方からは「音が硬くなるからオーディオには向かない」
と言う人もいるくらいのもので、好き嫌いが分かれる
でも俺はやっぱりあの測定器のコンデンサーが好きだな~
また出会える日も来るだろう、ゆっくり探そう