オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

ガラードにフローティングは似合わない?

2013年12月13日 09時19分00秒 | オーディオ

とんでもないマグネットがあった

大型ネオジュウムのマグネットだが


ここまで大型になると流石に取扱要注意になってくる


見つけたのは何といつものTオーディオショップ


ウエスタンだけじゃないマグネットまでもが半端じゃない物が揃っていた



以前に大型プレーヤーをフロートしようとして特注したものらしい


相変わらず危険なものが好きな方らしい、
置いてあるものが何でも半端じゃない、ヤバいものがたくさん出てくる
頼めば○○や△△何かも出て来るかもしれない


ともかく予想外に強力なマグネットが手に入った

このマグネットを例のボードの中央部分に置いた、フェライトマグネットの真ん中の空いた穴に入れてみる


ちょっと穴が大きいのでスぺーサーを入れて、中央にセット、下に2枚合わせたもの、上側が一枚


このマグネット少しでも気を抜こうものなら大変だ!
うっかりくっ付いたら最後もう人力では剥がせない


で、張り付いたまま剥がせないので止むを得ずそのまま2枚くっ付けて使用した


その凄まじい吸着力で見てのとおりすでに指は血豆ができている、本当に痛い、

とんでもない代物だ

激痛と恐怖に耐え苦労の末

やったー!、浮いた、今度こそ完全に浮いた


前後左右の重量バランスを取り、水平を摂り、上下の動きは実にスムース、これで準備完了!


いよいよ努力の思いがつまったマグネットフロートボードの音出し



あれ?


なんで?


そんなはずは・・



好みの問題もあるのだろうが私はわりと”エッジの利いた”音が好きなほうだ


柔らかいのはまだ良いが、ぼやけた音はあまり好きではない


フロートすると音の角が取れる


そんなことはトーレンスも使っているので、重々承知

でもトーレンスとは違う音の違和感

柔らかいのとは違う

実在感が薄れる、


今まではそこで人がバイオリンを弾いていた様に聞こえていたのが、

フロートすると、ふわっと漂ったような音になり人が消える


弦を弾く音がしない、ボディーが奏でる音しかしない気がする



うーん、


でもこちらのほうが良いのかな~?



角が取れ、漂うように浮いた、聴き易い音



ふ~ん


ジャンルを変えてみよう

交響曲にしてみるが結果は同じ

ジャズにしてみても同じ、スティックがドラムに当たる感じがしない



音楽性はフロートしたほうが良いのかもしれないが


むずかしい


なんとかこのフロートボードの良い所を探さなくては、
あんなに痛い思いと苦労をしたのだから




でも、

レコードを針がトレースして、溝を引っ掻いたときに


ターンテーブルが引いてしまって、溝が逃げる、

だから少しトレース力が不足するような感じにも聞こえる


ダイナミックバランスのトーンアームだからしっかり針圧はかかっているのだが


溝が逃げるような気がする


試しにコインでスぺーサーを入れてリジッドにセットしてみると

とたんに響きの良い、テンポも良い、官能的な音に早変わり



やっぱだめだ!!マグネフロートは


ガラードの良さを殺してしまう


でもせっかく作った台だからそのまま使います


台のおかげで多少は床の音も拾わなくなってきたし、ソルボセインを使っていないので


あのダンプされた、音が消えたように感じる事が無いのでそれだけでも使える



それから不思議な話だが、スぺーサーにかましている


コインの枚数によっても音が違う


音の傾向は同じだが何かが違う、おもしろいもんだ


でもこの微妙な調整がすきだ、完全に浮かすことも簡単だ

三か所のコインをはずせば簡単にフロートする


これもたのしい


またレコードの楽しみが増えた!楽しもう