レコードとカートリッジね組み合わせを楽しんでいて
ひさびさに聴いたデッカMK Ⅴ
往年のデッカファンの方々に言わせれば
MK 1、MKⅡ、が本物で・・・、その後は駄物と言われるだろうが
駄物だろうがなんだろうが、Ⅰ〜Ⅳを持って無い私にとっては、これが最高のデッカ
もう一つ、セブンも持っているが、
私はMK Ⅴの方が、音に力があって好きです
セブンの良さはレンジが広いことですが、このレンジが広いのが曲者で
仮にだが、音圧の量が一定の量だと仮定して
その一定量を高域、低域の上下に伸ばすと、美味しい真ん中が薄くなっちゃう
圧倒的な中域の音の厚みと、音の張りが魅力のデッカMK V
そのデッカMK V、とデッカレコードを組み合わせると魅力倍増
中域の厚みのある音は聞きごたえ十分です
音の厚みはバリレラにもよく似ていますが、
バリレラのようにどんどん前に出てくるのではなく、
陰影が出て堀も深くクラシックにはこちらが向いています。
ただこのデッカ・カートリッジは神経質!
ちゃんと鳴らすのが大変
当たり前だがターンテーブルの水平、アームの調整がちゃんとできていないとスグ歪む
調整ができてもノイズを盛大に拾う、バチバチノイズを拾う
しかもデッカはボディーが盛大になく、
普通のカートリッジはヘッドシェルにねじ止めされて多少鳴きが抑えられるが
このカートリッジはカートリッジ本体はシェルにネジ止めされておらず
盛大にボディーが鳴く
拾うは、鳴くは、で結構さわがしいカートリッジだ
昔は鉛を張ったり、ブチルゴムを張ったりして鳴きを抑え静かにさせた、が
それもいつからか不自然に感じ始めて
今は盛大に鳴かせている、
このほうが中域の厚みが増し、このカートリッジの魅力も増します
組み合わせるフォノイコは
WE141改CR型、NCR型、MLAS-JC2、・・・・ゴウケン
なぜだろう・・・ゴウケンが合う・・・・・
まだまだ若いのかな?
フレッシュな張りのある音が好きなんです・・・・・・・、