オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

ホーレー社コーン紙の音を求めて

2022年09月27日 12時17分44秒 | オーディオ

ホーレー社の音の秘密とは・・・・、

 

古いALTECなどのコーン型スピーカーを好む方々は

昔のALTECはキレが良くクリアーで「圧倒的に音が良かった」

と言われます

 

 

その、音が良かったとされるユニットの見極めには、皆さん口をそろえて

コーン紙が「ホーレー社製であるかどうか」これが重要なポイントと言われています

 

その音の良いコーン紙が、ある時から同じホーレー社でも、音が悪くなった物もあるそうですが

その語、新しパルプ会社に変わってからは・・音が・・・た、と言われます

 

確かに新製品と音の良さはイコールの関係ではないものが多いですね

最高の音質を求め金銭を度外視して、物量を投じられ開発されたある時期(ベル研などの黄金期)

 

この時代のWE等の製品は販売せずに、アンプなどと一緒にメンテナンス付きでリースしていた時代

その後、一般市場に販売される「市販製品」となってからは、様々な変化があったと思います

 

重要視されたのは「コストの安さ」「作り易さ」「使い易さ」「メンテナンスフリー」「長期使用」・・・等、

音質とは関係しない改良が多く行われたと思っています

 

その他のオーディオの部品にしても、増幅素子やコンデンサー等、

様々な部品が同じような状況で変わってきたと思っています

 

スピーカーを見ても

励磁型から、アルニコマグネット、フェライトマグネット等々

新製品とは、音の良さではない、新製品となった物も多くあったと思います

 

話を戻してホーレー社製のパルプを使った、

昔のコーン紙の音の良さの秘密はいろいろな説がありました

 

よく言われるのが、昔のは

 

紙が薄かった

紙が硬かった

 

等々

 

それが、パルプの産地のが変わったためとも云われていましたが

紙が厚くなり、硬さもなくなり

 

そのため音が鈍くなり、音が悪くなった

 

と、言われていますが

私は例によってコストや作る手間だけの問題と思っていました

 

市販の量産製品ではコイルを巻き電源を必要とする

励磁型マグネットや

高価なアルニコマグネットでは

採算が取れずに安価なフェライトになった現状もありますので

 

ホーレー社の音の秘密も同じようだと思っていましたが、最近知った情報では、

 

一番の違いは、「コーン紙の繊維質の方向」だったとも云われています

 

繊維が一方方向の縦にのみに使われていたとのことで

しかもこれを薄く硬くして使っていたので

 

ある程度使うとヒビ割れがおきてしまい、どうしても対応年数が短くなってしまい

そのため製品として使うには、一方方向の繊維を使うのを止めるしかなかったのだろう

とのこと

 

その後の、改良されたコーン紙は

スプリング上に巻かれた繊維が斜め横に入っていて

厚みも増して、圧倒的に強度が増したそうです

 

が、音はハッキリわかるほど「悪くなった」、と云われています

 

なるほど、自社でメンテナンスできるリース品であれば交換も頻繁にでき、

良い音を保つことが出来たが

 

手を離れ販売する製品となれば、音質よりもクレームが出ない製品にするのは当たり前でしょうね

 

最近の強度の強いケブラーや、対応年数が極端に長い素材の製品の音は・・・て・・・・ですよね

 

 

音質最重視の製品から、利益を生む市販製品へ

 

そんな音質重視だけの目的で作られた、WE等の「当時の製品」を

メンテナンスは大変だと思いますが、大切に使われている方々のサウンドは

 

本当に素晴らしいです

昔の製品から学ぶことは多いです

 

 

さてさて本題ですが

私のLansing415ウーハーはレプリカ品ですので当然ながら音の良いホーレー社製品ではありません

励磁コイル、FIXエッジ、超ダンパーでオリジナルとお同じように復元されていますが

 

コーン紙は見るからにある程度厚のみのある素材ですね

ホーレーのような軽やかで響きが良さそうには見えませんね、

 

他のウーハーと比べれば桁違いの音を奏でますが、オリジナルに・・・・・

 

無い物ねだりしても仕方がないので、

 

このユニットを使って軽やかに弾む方法を考えるしかありません

 

 

レプリカコーン紙でホーレーサウンドを響かせる!

期待してくださ~い